結婚前提の交際相手の収入を管理!婚約者でもないのにやり過ぎでは?

結婚・再婚

男女の問題は、他人に相談しても解決しないことが多いのですが、女性の気持ちが理解できずに悩んでいる男性が、女性に相談すると霧が晴れたように解決することもあります。

今回はそんなにスッキリ解決するのは難しい問題です。

知人の男性から相談されたことですが、女性の私でも理解し難いこともあって、どう考えればいいのか迷いました。

その内容とは、

結婚相談所でお見合いをして交際が始まった相手が、2人の将来のために、お金を管理したいと言い出した。

という相談でした。

この問題について、結婚前提の交際とはどういうものなのか考えてみました。

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結婚前提の交際と婚約の違い

交際を申し込む時に「結婚を前提にお付き合いしてください」と言われると、結婚の約束をした相手と思ってしまう人がいます。

しかし、結婚前提は婚約ではないので、結婚の約束とまで考えるのは先走り過ぎです。

結婚前提の付き合いとは、まず交際してみて、お互いに結婚したい相手だと思えたなら、結婚しようという意味です。

つまり、真面目に結婚を考えている人同士が、結婚相手として相応しいかどうか判断するための交際期間という考え方が適当ではないでしょうか。

とくに婚活サイトや結婚相談所で知り合った人同士は、そういうサービスを利用する時点で、結婚を意識して交際相手を探しています。

そういうサービスを利用して知り合った人と交際が始まったのなら、結婚前提と考えるのは自然でしょう。

しかし、あくまでも婚約ではないので、お付き合いしてみて、結婚相手として相応しくない人だと感じてしまえば、交際を解消しても婚約破棄とはなりません。

そこを勘違いすると、トラブルが起こりやすいのでしょうね。

相談を受けたカップルは結婚する相手を探す目的で知り合った2人です。

交際するにあたって、結婚を前提の交際をスタートしましたが、まだ正式な婚約者でもないので、少しお互いの価値観にズレがあったのだと思います。

結婚前提と互いの収入について

さて、相談された件です。

婚活サイトで知り合った女性と付き合い始めたら、収入を聞かれたことに驚いてしまったという男性。

ですが、婚活サイトや結婚相談所は、職業や収入などのデータを登録するはずなので、わざわざ聞かなくてもザックリしたことはわかるはずです。

しかし、その女性は総支給額、賞与など細かく知りたがったので、彼は違和感を持ったのでしょう。

たしかに結婚前提の交際とはいえ、そこまで聞くのは失礼な感じもしますが、女性側の立場で考えると、細かく収入を把握しておくことは大切なことです。

家計の管理をするつもりで、しっかりと考えたいからこそ、細かく知りたがったのだと思います。

ですが、独身生活の間に自分のお給料を好き勝手に使っていた男性は、いきなり財布を取り上げられそうな恐怖を感じてしまったのではないでしょうか。

どちらの気持ちもわかりますが、好きな気持ちが大きくなり過ぎると、多少のお金の問題もスルーしてしまい、後になってから「こんなことになるなんて」と後悔するのも困ります。

まだ気持ちが深入りする前に、ほんとに結婚に向けて交際しても大丈夫なのか早めに知りたいというのは、それほど悪いことではないと思うのですが、どうでしょう。

収入を知っていても、じつは借金があって、結婚後の生活が苦しくて妻の収入をあてにするような男性もいます。

結婚前の夫の借金問題について!はこちら。

言い難いことを自分からすすんで話してくれる可能性は低いと思います。

女性が細かくお金のことを聞いてくることに驚いたとしても、それは結婚後の生活を現実的に考えているということなので、「お金への欲求が強い」と思い込むのは失礼な気がしますが、どうでしょうか。

ただ、相手の立場になれば、まだ結婚すると決めてもいない相手に給料明細の全てを見せるようなことはしたくないのもわかります。

お金のことを質問した時に、相手がどんな表情をしていたのか、察することができないと、違和感を持たれて急激に相手が引いてしまうこともありますよね。

結婚前からお金を管理するのは?

結婚を前提にした交際相手の女性が、給料が振り込まれる口座を管理して、そこからおこずかいを渡されるのに納得する男性ってどのくらいいるでしょうね。

同棲していてもお金のことはそれぞれで管理するカップルが多いと思いますから、まだ婚約もしていないし、同棲しているわけでもないのにお金を全て管理されるのはちょっと危ない気がします。

ですが、世の中を見渡すと、お金の管理は女性の方が上手で、男性がお金の管理をすると散財してしまい、計画的にお金を貯められないというケースが多いのは間違いないです。

もちろん、男性の中にもお金の管理がしっかりできる人もいるので、一概には言えませんが、女性の多くは「男の人にお金を持たせるとろくなことがない」と思い込んでいるのです。

もしも本気で結婚を考える相手として付き合うのなら、結婚資金のこと、新居のこと、結婚後の生活設計のことなどもすでに頭の中にあり、一日でも早く二人のためにお金の管理を始めたいと思う女性がいるのでしょう。

でも、やはりそれは先走り過ぎです。

彼氏から「俺は貯金できないタイプだから、頼むよ」と申し出られたのなら話は別ですが、そんなこともないのに「お金の管理は私にさせて」と交際中から言い出す女性は「俺のことを好きになったんじゃなくて、お金目当てなのか」と思われても仕方ありません。

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結婚する相手へ求める金銭面の価値観

男性にも経済的にしっかりと考えられる人はいますし、女性にもお金にルーズな人もいます。

夫婦になるなら財布は妻に管理させた方が良いという考え方をする人が多いのですが、それが正解ではありません。

交際中から彼の収入を細かく知りたがり、結婚を前提にしているという理由からお金の管理までしたがる女性は、「男はお金にルーズな生き物」という先入観を持っていると思います。

もしもそれが図星ならば、結婚相手がしっかりとお金の管理をしてくれなければ、行き当たりばったりの人生になってしまうでしょう。

自分でしっかりと管理をして、計画的に貯蓄もできるような男性であれば、「心配は要らないから」とキッパリ言えるはずです。

そして自由にお金を使える生活が終わってしまうという不安を感じさせるようなことを言い出す女性は、デリカシーに欠けると思うので、繊細な男性とは合わないと思います。

結婚前にそういう違和感を持ったのなら、結婚しても上手くいかないのではないか・・というのが私の感想だったのです。

まとめ

結婚すれば、財布は1つになるという考え方をする人もいますが、共働きが増えているので、お互いの財布は別々で、生活費として負担し合う夫婦も増加傾向です。

もしも結婚後もお金の管理は自分でしたいのなら、結婚前提の交際をしている間に、お互いの結婚観などをよく話し合い、わかり合えないのなら無理に結婚しない方が良いと思います。

小さな価値観の相違でも、深い溝になることの方が多いので、お金のことで違和感があるのなら、スルーしないことが大切ではないでしょうか。

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