20代ですでにバツイチになり、30代~40代で再婚するというケースは、今の時代では珍しいわけでもありませんよね。
ただ、早く結婚してバツイチになった人が出会う相手は初婚かも知れません。
30代ではまだ未婚の人も男女ともに多いので、自分は再婚でも相手は初婚のケースも大いに考えられると思うのです。
そうなると・・・色々厄介な問題がありそうです。
初婚の息子がバツありの女性と結婚したいって聞かされると、親はきっと混乱するよ
反対するのはある程度は予想できる
挨拶に行くのは、ものすごく怖いと思う
あなたはバツあり、相手は初婚のケースでは、相手の親に反対されるのではないか・・と不安もあるでしょう。
まずは初対面でどのような印象を与えられるのか、大切ですよね。
今回は、再婚する相手が初婚の場合の親への挨拶に焦点を当ててみました。
再婚相手の家へ初訪問
女性側が離婚歴があり、初婚の男性と再婚するケースでは、相手の親から反対されることも想定されます。
すでに印象的にはマイナスからのスタートになると思うと、怖くなってしまいます。
ですが、今の時代では珍しいケースでもなくなっているので、想定外に歓迎されることもあるので、あまりネガティブに考えないようにして欲しいと思います。
とりあえずは第一印象はどんな時でも重要です。
再婚かどうかにかかわらず、初対面の印象は大切ですよね。
訪問の日時を決めて訪問するのは、やはり結婚を意識させるので、お互いに緊張感もあるはず。
相手の親との初対面を上手く乗り切るポイントをご紹介しましょう。
初対面時の注意点
結婚を考えている人と親との初顔合わせの日までに、準備しておくべきことをチェックしておきましょう。
相手の家族についてのリサーチの窓口は彼しかいないので、しっかり話し合って準備します。
再婚であることを先に伝える
自分が再婚で相手が初婚の場合は、親への挨拶の前にある程度のことは伝えておくべきです。
何も話さずにいきなり結婚歴のある人が相手だと聞かされれば、親も驚くでしょう。
反対することはないとしても、驚きから喜びの感情が後回しになってしまう可能性があります。
再婚であること、子供の有無など、お相手の家族を驚かせないためにも、前もって伝えてらいましょう。
もしもその事実を前もって伝えたことで、会うことを拒まれた場合は、また改めて対策を考えなければいけません。
そうなるのが怖いから、何も言わずに初対面の挨拶でいきなり再婚の事実を話した方が、すんなり受け入れられてくれそうだと彼が判断した場合は、任せても良いと思います。
ですが、親に反対されるのが怖くて言えなくて、当日になって「当たって砕けろ」的な感じで伝えるのはリスクが高いと思います。
彼が親に伝えているのかどうか、そこは事前に確かめるのは重要なポイントです。
家族構成をおぼえておく
再婚すれば、自分にとっても家族になるので、親だけじゃなく少なくとも兄弟姉妹など家族構成は頭に入れておきます。
スムーズに会話するためには、家族構成を知っていた方が良いです。
兄弟姉妹の年齢や職業などを話の糸口にできれば、相手の親も話しやすいと思います。
人間だけじゃなく、犬や猫などのペットのことも頭に入れておくと会話がはずむきっけかになるかも知れません。
親の情報を聞いておく
相手の親のことはできるだけ細かく情報を知っていた方が良いでしょう。
どんな仕事をしているのか、どんな趣味があるのか、好きな食べ物など、知り得る情報が多い方が準備できます。
もしかして、相手が再婚という事実を知って反対しているかも知れません。
そういうことも知っていた方が対策を考えられます。
反対されているとしても、直接会えば変わるかも知れません。
知らないまま会って、いきなり反対されるよりも心の準備もできますよね。
どんなに反対されたとしても、二人の気持ちが固まっていることを見せれば、親の反対する気持ちも薄れる可能性は十分にあります。
訪問時のマナー
相手の実家への訪問時のマナーは基本的なポイントさえ押さえておけば問題ありません。
・好みを聞いて喜ばれそうなお菓子などの手土産
・食事時を避けて、相手の都合の良い時間に訪問
以上の3つのポイントに加えて、訪問時のマナーもチェックしておきます。
自信がないのなら、マナーBookなどを見て勉強するといいですね。
知っておいて損はないですから。
簡単に訪問時のマナーを見てみましょう。
・玄関でフルネームを名乗り挨拶をする
・脱いだ靴を揃えて上る
・部屋に通されたら手土産を渡す(外袋から出して)
・「どうぞ」と促されてから座る
この後は世間話をしながら、相手の親の質問などに答えます。
初対面からあまり深い話はしないと思いますが、前の結婚のことなど質問された場合にどの程度まで話すのか二人で話し合って決めておきましょう。
結婚の話を切り出すタイミング
本題である結婚の話は、30分から1時間程度の世間話が落ち着いた頃を見計らいます。
言い出すタイミングとしては、会話の途切れたところを目安にしますが、思いがけず話が弾むといタイミングを逃してしまうかも知れません。
楽しく会話が弾んだのなら、1時間くらいの目安はあまり気にすることはないでしょう。
結婚の話を切り出す時は、座布団を外します。
ソファーなどに座っている場合は、2人揃って立ってから話します。
そして、結婚の意志を伝えた後は、揃って頭を下げましょう。
反対された場合の対応
結婚したい旨を親に報告した反応が喜ばしいものではなく、反対されるかも知れません。
反対されるとは思っていなかったのなら、どうしていいのかわからなくなると思います。
ある程度は予想できたとしても、動揺はするでしょう。
もしも相手の親に反対された場合は、しつこく食い下がるよりも改めて出直す方が良いと思います。
冷静に考える時間と、親子で話し合う時間が必要だからです。
その場で賛成してもらえるまで長々と説得したりするのは控えて、時間を置いてからもう一度お話する機会を作ってもらう方が良いですね。
反対された理由と解決策
再婚相手の親から、結婚を反対されたのなら、祝福してもらえるように解決策を考えなければいけませんよね。
反対する理由をきちんと話してくれたのなら、解決策を考えやすいと思います。
誰が考えても反対されるであろうとわかるような原因があるのなら、それは解決しないと前に進めません。
たとえば多額の借金があるとか。
ですが、大抵の場合はハッキリした理由もなく反対されることが多いのです。
とくに自分の娘や息子が初婚であり、相手が再婚となれば、それだけで反対されることがあります。
もしも結婚歴があることが反対された理由だとすれば、その事実を消すことはできません。
連れ子がいることや、家族のことなどを反対の理由とされた場合は、とにかく自分自身の人間性を認めてもらう以外に方法はないのです。
挨拶のために訪問した時に喜んでもらえなかった場合は、その日は早々に帰ります。
そして、時間を割いてもらったことへの感謝の気持ちと、結婚に向けてどれほど真剣に考えているのか正直な気持ちを手紙に書いて送ってみてください。
○○さんとの結婚について、心配されるのは当然のことと思っております。
今はまだ安心できるところが見えないと思いますが、これから二人で努力をして、祝福していただけるように頑張っていきたいと思っています。
もう一度、話を聞いてもらえる機会を作るためにも、お礼の手紙は重要だと思います。
形式的な礼状よりも、素直な言葉で綴った手紙の方が伝わりやすいと思うので、あまり形式にこだわらずに書いてみてください。
賛成してもらった時の会話
結婚の意志を伝えて、相手のご家族に賛成してもらった場合は、打ち解けておしゃべりするのも良いですし、すすめられたら食事をご馳走になっても良いです。
ただし、結婚式や新婚旅行、新居のことなど、細かいことについてはこの日に全て報告するのは控えた方が良いでしょう。
2人で話し合って決めていることがあっても、親の気持ちはまた別かも知れません。
再婚する側の親はこだわらないかも知れませんが、相手が初婚の場合は結婚式を挙げて欲しいと願っているかも知れません。
その点のすり合わせを事前にしないまま、2人だけで決めてしまうとトラブルを生むかも知れないからです。
初対面の時に何もかも話を進めずに、一歩ずつ前進してください。
「結婚式はどうするの?」とか「結婚したらどこに住むの?」など、相手の親がどんどん先走って質問した場合は「2人で話し合ってゆっくり決めたいと思います」と答えておきましょう。
まとめ
離婚している人が世の中に溢れているような時代です。
60代以上の親でも、バツイチに対する偏見はほとんどないでしょう。
もしも反対されたとしても、簡単にあきらめずに説得する熱意を持ち続けてください。
筆者である私も、再婚する時に相手の親に大反対されたという経験があります。
初対面は、まともに話も聞いてもらえませんでした。
粘り強い説得も必要ですが、反対されたとしても、2人の気持ちだけで結婚は成立するので、あまり深く考えずに過ごすことも大切だと思います。
どれほどバツイチが増えたとしても、再婚のハードルはそれほど低いわけじゃないということを忘れないで気を引き締めましょうね。