人間関係にも色々あります。
職場、学校、趣味の仲間、ご近所、ママ友など。
それぞれ付き合い方にグラデーションがあると思いますが、共通するのは距離感でしょう。
よほど親しくなって、自分のことを話せる間柄になっているのなら別ですが、そこまで深い付き合いを求めていないけれど、トラブルなく上手くやっていくためには適度な距離感はとても大切ですね。
距離感を詰めすぎると
トラブル起こりやすいのは
たしかにあるあるですね
仲良くなったと思っても
相手はどう思ってるのか
わからないこともあるし
それもあるね
探り合っていると
結局いつまでも
仲良くなれないか・・
たしかにそういうことも考えられますが、本当に信頼できる人かどうか確かめることは簡単ではありません。
時間をかけて関係性をつくることしかないでしょう。
しかし、人付き合いがあまり上手くできない人や、人見知りで友達が少ない人に限って、少し親しくなると前のめりになりがちです。
あ~~~
あ~~~
もしかしたら、思い当たる方もいるかも知れません。
自分のことを話して、早く自分を知ってもらい、仲良くなりたいという気持ちが先走ると関係性を悪化させる要因を作ることがあります。
そのひとつに、実家のことをどこまで話すのか・・という問題があります。
これについて詳しくご説明しましょう。
実家の情報とは
実家の情報というのは、あなたの育ってきた環境そのものです。
例えば、両親の職業や家族構成や資産状況なども、実家のことを何気なく話していると知られてしまう情報です。
裕福な家庭で育ったことがわかれば、そこには妬みが生じることがあります。
もしも実家が裕福だったことがわかれば、相続のことなども根掘り葉掘り聞かれたり、勝手な憶測で噂を流されることもあるかも知れません。
逆に貧困とまではいかなくても、厳しい生活状況の中で育ったことがわかると、見下す相手として認識するような人もいます。
知られても別に構わないことだと思っていても、世の中には自分と自分以外の人間のことを勝手に比べて妬んだり、馬鹿にしたりする人が存在するのです。
親しくなるきっかけになる
そうは言っても、
自分の地元の話や
子ども時代の話は
親しくなるきっかけに
なりやすいですよね
ずっと実家の話題を
避け続けるのも
不自然な気もしますね
それはそうなのですが、親しくなりたい人であれば、実家の話をしなくても親しくなるような話題に困らないのではないでしょうか。
実家の話をわざわざ聞き出す必要もないですし、実家の話をわざわざ話さなくても、会話は弾むと思うのです。
もしもあなたが実家の話をしていないのに、自分の実家の話を話して「あなたのお家は?」などと聞き出すような人には気を付けた方が良いかも知れませんね。
実家の話題をかわす方法
ここからは具体的な対策についてです。
もしも自分の実家のことをガンガン話して「あなたのご実家は?」などと聞かれた場合のやり過ごし方です。
自慢気に自分の実家の話をする人には「すごいですね」だけで終わらせます。
間違ってもここで「うちとは大違いです」なんてきっかけになるようなことを言わないようにしましょう。
逆に、苦労して育ってきたというような話には「大変でしたね」だけで終わらせます。
ここで「うちも同じようなもんですよ」というのも、それ以上の話のきっかけになるのでやめましょう。
まとめ
今回の実家のことについては、とくにご近所付き合いでは気を付けた方が良いと思います。
年末年始やお盆休みなど、帰省するときなどに家を空けることになると、その話題になりがちです。
実家の所在地都道府県くらいは問題ないと思いますが、それ以上の情報の扱いには慎重になりましょう。