「ずっと大切にするよ」と言われて胸がキュンキュンしたのもつかの間、彼氏はどんどん態度を変えてしまい、大切にされているなんて思えなくなってしまった・・。
こんな悩みを持つ女性は、世の中に溢れていますよね。
付き合い始めの頃は、彼女のことをお姫様のように扱って大切にしてくれたのに、長く付き合っていくうちに彼氏の態度が変化して、大切にされていると感じることもなくなってしまった。
長く付き合っているカップルや夫婦によくある不満です。
ですが、最初の頃は大切にしてくれたのに、なぜ態度が変わってしまうのか、その原因を理解できれば納得できることもあるのではないでしょうか。
今回は、ずっと大切にしてくれる彼氏の見分け方と、ずっと大切にされる彼女になるための秘訣をご紹介します。
付き合い始めた頃は大切にする人の心理
まずは、付き合う前や付き合い始めた頃のは、とても大切にしてくれた人が変わってしまう原因を知ることから始めましょう。
そもそも、付き合い始めの頃に相手を大切にするのは、男性に限ったことではなく、女性側にも同じことが言えますよね。
ですが、男性の方が変化のふり幅が大きいことが多いので、「昔と全然違う」とか「変わってしまった」と言われることがあるのです。
よく言われることですが、男性は野生の本能として狩猟していたDNAがあるので、恋愛に関しても「狩る」という段階にテンションが上がるというのも、態度が変わる要因だと考えられます。
自分が手に入れた獲物は、逃げないようにしておけばそれでOKみたいな感じになるのでしょうね。
また、付き合い始めた時に好きな人を大切にするのは、ストレートな愛情表現ができる素直な人だからというのも理由の1つです。
愛情を包み隠さず表現して、精いっぱいの愛情で包もうとすることができる男性に好かれると、とても幸せを感じると思います。
ですが、その素直な愛情表現の裏側には、自分を愛してもらいたいから相手に尽くして大切にするという目的も隠れています。
つまり、自分を愛して欲しいという願望が強いので、愛されるために相手に尽くすわけです。
そうなると、相手が自分の方に向いてくれて、愛情を注いでくれるようになれば、尽くす必要がなくなります。
最初は彼からグイグイと押されて付き合い始めたけど、いつのまにか自分の方が彼に夢中になっていて、気が付けば立場逆転・・・なんてケースでは、態度が変わる男性が多いと思います。
自己愛の強い人ほど、付き合い始めは相手を大切にする傾向が強いのです。
ずっと大切にしてくれる彼氏の見分け方
好きになった人を大切にする男性を見分けるためには、いくつかの特徴をチェックしてみましょう。
誰にでも同じように接している
どんな人にでも、分け隔ての無い態度で接することができる男性は、長く一緒にいても態度が変わることは考えにくいですね。
たとえば、あなたとの食事で入ったレストランでの態度をよく見てください。
店員さんは、お客を敬わなければいけない立場なので、まったく知らない人でも丁寧に接することが求められます。
それに対して、上からモノを言うような男性は今はやさしくても、いつかきっと変わります。
他にも、彼の友達や後輩などを紹介された時などに、どんな接し方をしているのか見るのも参考になります。
彼女の前だから、少し強がっていつもよりも大きな態度をとってしまうこともあるので、その点を見極めることも重要だと思います。
ポイントは、彼にとって何の利害関係もない人への態度です。
自分の損得によって態度がコロコロ変わる人は、あなたへの態度も変わるでしょう。
自分より弱い人に思いやりがある
赤ちゃん連れの人や、高齢者、身体に障害のある人などを街中で見たけた時に邪魔そうな態度をしたり、舌打ちするような男性は、長く付き合うと変わってしまうでしょう。
前述の「誰にでも同じ態度」と重なる部分もありますが、とくに弱い人に対して冷たい気持ちになれる人間には注意してください。
社会的に弱い立場の人に冷たい態度をとれる人間は、自分が好きになった相手でも興味を失えば大切にするわけありません。
今はあなたのことが好きだからやさしいだけで、少しでも愛情が冷めるとわかりやすく突き放すと思います。
逆に言えば、いつもはあまり彼女に対して愛情を表現しないタイプの人でも、弱い立場の人に対してあたたかい気持ちを持っている人は、豹変するとは考えにくいと思います。
それほど彼女のことを大切にしない彼氏でも、ハンディのある方や困っている人にやさしく手を差し伸べらる人なら、きっと変わらない態度で接してくれるはずですよ。
ただ、弱い人へさりげなく手を差し伸べるのは、なかなかできないことです。
心の中では「何かできるかも」と思ったとしても、それをすぐに行動にうつせる人はあまりいないと思うのです。
たとえば、困っている人への寄付なども、積極的に呼びかけられないと、なかなかできない人が多いのではないでしょうか。
でも、嫌だと思っているわけじゃないのです。
積極的に手助けできないとしても、冷たい態度をとらなければ救いはあると思います。
彼女を対等に見ている
男性は、自分が好きになった女性のことを「守ってあげたい」と思うのは自然なことだと思います。
それもまた遺伝子がそうさせる部分なのでしょう。
ですが、女性に対して「守ってやる」という心理が根底にある人は、彼女を対等な人として見ていません。
このタイプの男性は、強くて男らしくて、魅力的に見えると思います。
ですが、彼女にしたい女性を保護する対象として見ているので、大切に守る必要性を感じている間はやさしく扱うけれど、守る必要を感じなくなれば変わります。
つまり、女性に対して弱さ、脆さ、儚さを求めています。
少しでも女性に強さが見えると、急に気持ちが萎えてしまうので、まるで別人のように変化してしまうこともあるのでしょう。
ずっと大切にされる彼女になる秘訣
付き合い始めた頃のように、彼にずっと大切にされるためには、自分自身も大切にされる人にならないといけませんよね。
相手が「変わってしまった」と嘆くだけじゃなく、変わらせてしまう原因を作らない努力もしないといけないのでしょう。
どうすればずっと大切にされる彼女になることができるのか、いくつかの方法をご紹介します。
尽くすことに見返りを求めない
長く付き合っているのに、彼氏にずっと大切にされている女性は、見返りを求めずに尽くしているはずです。
何の見返りも求めずに、尽くしてくれる彼女だから、自分も相手を大切にしようと思えるのでしょう。
お互いが見返りを求めない愛情を持てれば、ずっと大切に愛を育めます。
そう言っても、無償の愛なんて難しいのですが、そうできる人になる努力は無駄にならないと思います。
変わらないように努力している
彼氏の態度の変化ばかりを責める前に、自分も変わらない努力をしているのかどうか考えてみてください。
容姿が変わるのは年月が過ぎれば当たり前です。
それは男性にも同じ時間の流れがあります。
ですが、出会った頃よりもキレイになるくらいの努力をしている人なら、容姿の変化で愛情が冷めることもないでしょう。
女性が恋をしてどんどん美しくなるのは、そばにいる彼も幸せです。
自分磨きが結果的に彼を幸せにすると思って頑張れる女性は、大切にされるはずですよ。
当たり前だと思わない
彼氏が大切にしてくれるのを、当たり前のことのように受け入れて、それに甘えてしまっては、気持ちも冷めてしまうかも知れません。
彼が愛情を伝えようとしている時には、それをしっかり受け止められるようにしなければ、いつか愛情を伝えるのをやめてしまいます。
愛されているという過信、油断が愛情を失わせてしまう原因になります。
彼に対して、「ありがとう」や「嬉しい」という言葉を言える人は、長く付き合っていても大切にされると思います。
でも、これは恋人同士だけじゃなく、人間関係の基本でもありますよね。
感謝の気持ちや喜びの気持ちをきちんと伝えられる人が好かれるのは、当たり前のことではないでしょうか。
まとめ
愛情表現として相手を大切にしているのは、意識的にするわけじゃなく、自然なことです。
大切にしてくれなくなったのは、愛情が冷めてしまうのも大きな原因です。
ですが、その前に大切にされる資格があるのかどうか、自分のことも振り返ってみないといけませんよね。
どちらかが一方的に大切にするわけじゃなく、双方が大切に考えられるような関係が理想ではないでしょうか。
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