男の人に求めることは、人それぞれ違いますから、甘えん坊な男性が大好きな女性がいても不思議なことじゃありません。
甘えられると嬉しいと感じるのは、女性の中にある母性本能をくすぐられますからね。
でも、男の人に甘えられるよりも、自分が甘えたいタイプの女性もいるので、そういう人は、甘えん坊なところを見せられるとがっかりしてしまうかも知れませんね。
ですが、ここで断言しておきましょう。
男はみんな甘えん坊です。
表向きには甘えん坊の顔はまったく見せない人でも、彼女の前では甘えん坊が微かに見えているのではないでしょうか。
だから、甘えん坊が好きじゃない人も、甘えん坊彼氏とうまく付き合う方法を知っておいた方が良いですよ。
それはきっとこれからの恋愛に役に立つと思うのです。
まずは甘えん坊からただのわがままなダメ男にしてしまう付き合い方から見てみましょう。
甘えん坊彼氏との付き合い方
女性は付き合う男性によって変わるって言われることがありますよね。
選ぶ男が悪ければ、不幸な人生になるとか・・。
でも、それは女性側からの考え方です。
男性がダメだったわけじゃなく、付き合う女性にダメにされることだってあります。
それが甘えん坊彼氏との付き合い方の失敗です。
甘えられて、母性本能をくすぐられて、キュンとして、甘い顔を見せ続けてしまえば、どうなるのか想像つきますよね。
彼女を頼って、自分で考えて行動することもできなくなることも考えられます。
男はみんな甘えん坊の素質を持っているとすれば、付き合う女性の影響は大きいのではないでしょうか。
母親が可愛い子供をわがままに育てて苦労するのと似ていますね。
母親のような気持ちで彼氏と付き合うのは、自分が苦労する道に進む可能性が高いのです。
何年も連れ添った夫婦でも、妻が母親化してしまうケースがあります。
ですが、恋人同士の段階からすでにお母さんみたいになるのは、これから先もずっと母親的な彼女を求められてしまうので気を付けなければいけませんね。
典型的な年下タイプの甘えん坊
典型的な甘えん坊タイプは、年上の女性を好きになる傾向があります。
そして、甘えん坊が好きな女性も年下男性を好きになる傾向があります。
お互いに求めていることが合致しているので、このパターンのカップルなら、彼氏が甘えん坊でも上手くいくでしょう。
ですが、それが度が過ぎてしまうと女性もイライラします。
まるで、母親に甘えるようにされてしまうと、年下の可愛さだけでは徐々にガマンできなくなってしまいます。
「私はあなたの母親じゃない」と口に出したくなるほどイライラしてしまうようになると、破局も近いかも知れません。
もしも彼氏の甘えん坊が度が過ぎていて、疲れてしまったのなら、彼女はストレートにそれを見せましょう。
本物の母親でも、育児に疲れてしまう時があるように、甘えん坊の年下彼氏に疲れることもあります。
それを無理するのは、甘えさせられないと嫌われるなんて考えてしまうからではないでしょうか。
母親のように彼女に甘えているとすれば、時には母親だって誰かに甘えたくなるし、疲れてしまう普通の人間なんだとわからせないといけません。
それに、彼女は母親じゃないのですから、母親のような愛情を求めるのは無理なんですよ。
「私も時には誰かに思い切り甘えたいな」
「お母さんみたいに甘えさせてあげられなくてごめんね」
こんなフレーズで甘えん坊の彼氏の心をザワつかせてみましょう。
それでダメな場合は、覚悟して徹底的に甘えん坊させてあげるか、別れるしかないでしょう。
甘えん坊な顔を隠しているタイプ
わかりやすい甘えん坊彼氏とは違い、甘えん坊な顔を見せないタイプは、正直なところめんどくさいです。
「男だから」とか「男のくせに」とか、男らしさをアピールしがちなのに、甘えん坊な顔を隠しているタイプです。
最初は時折見せる甘えん坊な顔にギャップ萌えしたでしょう。
自分にだけ甘えん坊な顔を見せてくれることが嬉しくて、つい甘えさせてしまうのです。
でも、それが当たり前になると、彼女だけが自分の本当の顔を見せられる存在となり、執着心が強くなります。
人前では強がっていたり、弱い部分を見せないようにしている甘えん坊さんには、定期的に一定に距離を保つようにします。
四六時中そばにいる人だと思われないように、仕事や趣味など彼氏と過ごす以外の時間を削らないように心がけます。
相手のペースに合わせると、どんどん甘えが強くなるので、注意してください。
末っ子タイプの彼氏との付き合い方についてはこちらで詳しく書いているので、参考にしてください。
自己中心的な甘えん坊
寂しがり屋とか、精神的なプレッシャーに弱いとか、どちらかと言えば守ってあげたくなり、母性本能をくすぐられるタイプの甘えん坊は、可愛いと感じることも多いのですが・・。
自己中心的な甘えん坊は、彼女の意識のど真ん中に自分がいないと我慢できないタイプです。
わがままなタイプの甘えん坊です。
プライドも高く、とても付き合いにくいタイプの甘えん坊です。
どこかに魅力を感じて好きになったのなら、わがままな甘えも受け入れてあげないといけませんが、程々にしないと図に乗ります。
彼女にならどんなことをしても大丈夫だなんて甘えてしまえば、モラハラ男になるかもしれません。
嫌いになって別れを切り出すと、ストーカーに豹変する危険性もあります。
自己中心的で、自分に注目を集めていないとダメなタイプのわがままな甘えん坊に対しては、時折揺さぶりをかけます。
自己中心的な甘えに対しては、上から否定しても強く反発するだけなので、下から攻めます。
「私じゃあなたにはふさわしくないんじゃないの?」と、彼氏の自尊心を傷つけないように、距離を置く準備をして見せましょう。
離れていくかも知れないという焦りが、自己中心的な甘えに歯止めをきかせると思います。
ただ、すぐに戻ると思うので、定期的にお灸をすえるような作戦を考えないと付き合うのは難しいでしょう。
甘えられる喜びを教えてあげる
甘えん坊の彼氏にいつも甘えさせていると、自分が甘えることを忘れてしまいます。
「甘えるって、どうするんだったっけ?」とか・・。
甘えん坊な男性と付き合う女性は、甘え下手な傾向があるので、もともと得意ではないので、さらに甘えることを忘れてしまうのです。
でも、彼はもしかしたら甘えられるのを待っているのかも知れません。
好きな人に甘えられる喜びをあなたは知っているけれど、彼は知らないのでは。
そんなバランスの悪い関係では、どちらも幸せを感じる機会が少なくなるので勿体ないですよ。
彼氏に素直に甘えることができるように、あなたも変われるように意識してみてください。
まとめ
甘えん坊の彼氏だとわかっていても、ずっと甘えられるのは疲れてしまいますよね。
大人の男性だと思っていても、男の人の方が精神年齢は低いので、いつしか逆転して甘えん坊になるパターンもあります。
それを受け止める心の広さを持てる女性は、甘えん坊な男性にはたまらなく魅力的に見えるでしょう。
あなたは甘えん坊な男性を受け入れてあげられますか?
無理して甘えさせないように、自分を大切にしてくださいね。