片思いといえば、何となく10代の甘酸っぱい恋を連想してしまいます。
好きな人がいるのに、告白できないまま卒業してしまった・・・なんて思春期の記憶として残っている方もいるでしょうね。
ですが、人間関係が複雑化して、社会的な責任も大きくなるので、社会人になってからの方が好きになっても簡単に告白できないケースも増えてしまうのではないでしょうか。
だから大人になってからの方が、表に出せない片思いになりやすいのではないのかと。
大人だからこその片思いは、10代の甘酸っぱい片思いよりも、もっと切ないのかも知れません。
ずっと自分の心の中だけに秘めておくだけの恋はツラいですよね。
大人の片思いを実らせるために、おさえておきたいポイントをまとめてみましょう。
大人の片思いを実らせるポイント
大人になると、片思いのまま恋が終わる割合は低くなります。
片思いが実るのか、それとも片思いを諦めるのかハッキリするまでの期間が思春期の頃よりも短くなる傾向があるのです。
それは大人がいつまでも片思いをしているなんて・・・という気持ちになってしまうからではないでしょうか。
そのせいで、急いで告白して玉砕したり、早々と諦めて自己解決してしまうのだと思うのです。
大人の片思いを成功させるためには、「大人なのに」という思い込みを捨てて、シンプルな気持ちになることが必要です。
いくつかのポイントにまとめてみましたので、一緒にチェックしてみましょう。
恋心をアピールしない
大人が片思いするのは、仕事関係が多いと思います。
同じ職場で、毎日のように顔を会わせる相手に片思いすると、どうしても「好き」という気持ちを無意識にアピールしてしまいがちです。
気持ちが自然に出てしまうだけなので、仕方ないことですが、職場での恋愛にはリスクもあるので、拒絶する人もいるのです。
もしも好きになった相手が、職場恋愛はNGだという価値観だとすれば、恋している気持ちをアピールするだけで避けられるかも知れません。
職場では片思いが表に出ないように気を付けることは大前提です。
好意を持たれていると思わない相手だと思えば、気軽に話せる可能性も生まれやすいと思います。
好かれていることを意識させるのは、職場では逆効果になることがあるので控えましょう。
相手と対等な関係になる
大人の片思いは、年齢や立場が邪魔することも少なくありません。
年下の後輩同僚の男性を好きになったとか、10歳以上も年上の上司を好きになったなど。
ですが、年齢差や立場の違いは恋愛とは無関係です。
それを気にしてしまうと、片思いはずっと片思いのままで終わります。
大人の片思いを実らせるためには、年齢差や立場の違いを取り除き、対等な気持ちになれるように心構えすることが大切です。
片思いの相手とプライベートで話す機会が訪れた時には、年齢や立場の違いを気にして消極的にならず、対等な気持ちになれるように、柔軟性のある考え方ができるようになることが大切です。
そのためには、色んな世代の人の話を聞くことや、様々なジャンルの本を読むなどして見識を深めておくことが求められると思います。
距離感を保つ
距離感とは、物理的な距離感のことでもありますが、心の距離感のことでもあります。
好きになると、どうしても親しくなりたい気持ちが先行して、相手の気持ちも考えずに距離をつめてしまうことがあります。
ですが、相手はまだ恋愛の意識がまったくない段階だとすれば、急に距離感をつめられると驚いてしまいます。
自分が同じようなことをされれば、少し恐怖すら感じるかも知れません。
そこまでじゃないとしても、「何この人?」と思われてしまうと、どんどん近寄りにくくなってしまうので、距離感は他の人と同じように保ちましょう。
好きにさせたいだけ男に注意
あなたの好きになった人は違うかも知れませんが、世の中には好きでもない相手でも、とにかく沢山の人から好かれてチヤホヤされたい人がいるのです。
そういうタイプの人は、好意もないのに思わせぶりな態度をとったりします。
もしもそのような人に片思いしているとすれば、幸せな両思いになる可能性はとても低いでしょう。
しかも、誰にでも好かれたいタイプの男性は、思わせぶりな態度で好きにさせて、体の関係に持ち込もうとするパターンもあります。
大人の片思いには、その点に注意しなければいけません。
好きになってしまった相手に求められれば、嬉しくなるのは自然なことです。
だから、結果的に本気じゃなくて遊びだったとしても、誰のせいでもなく自分の責任として泣き寝入りしなければいけません。
便利で都合の良い女になるつもりがないなら、他の女性への接し方などもよく観察してください。
仕事への影響を考え過ぎない
片思いの相手が同じ職場だった場合、もしも付き合うことになった後のことを考えてしまうと思います。
「今まで通りに仕事できるかな」とか「もしもバレたら迷惑かけるかも」など、色々心配なこともあるでしょうね。
たしかに、社会人として考えなければいけないことですが、あまり深く考え過ぎると逆にぎこちない態度になってしまい、怪しまれます。
先のことまで考え過ぎると、何もできなくなるので、今はその片思いが実ることだけを考えるようにしましょう。
特別な人という態度はしない
大人の片思いは、対象になる人よりも先に周囲の人に気付かれると厄介なことになります。
とくに周りに鋭い勘の持ち主がいるなら、よほど注意しないと気付かれてしまいます。
職場では、周りに気付かれることで、先に相手の耳に入ってしまうことも考えられます。
それで上手くいけばいいのですが、逆効果になる確率もゼロではありませんよね。
自分のタイミングで気持ちを伝えられなくなると困るので、他の人と同じ態度で接するように細心の注意を払いましょう。
周りが騒いだことで、上手くいかなくなるのを避けるためには、信頼できる人にも隠し通すくらいの用心深さが必要だと思います。
自然な駆け引きで引き寄せる
片思いを実らせるためには、やはり少しの駆け引きは必要です。
直球勝負で真正面からぶつかっても成功するかも知れませんが、それはかなり勇気が必要ですよね。
大人の片思いを実らせるための駆け引きのテーマは、手を伸ばせばすぐに手に入りそうなのに、なかなか届かない存在になることです。
具体的な方法の例をご紹介します。
・複数ならOKなのに2人きりだと断られる
・視線を感じるのに目を合わせてくれない
・他の人と会話している時の方がキラキラして楽しそう
このように、手に入れられそうなのに、なかなか届くところに居ない存在を目指します。
相手の視界に入るけれど、近寄り過ぎないことを意識してください。
気になる存在になった後の行動
「自分のことを好きなんじゃないかな?」という確信を持たせずに、気になる存在として相手があなたのことを目で追うようにするための小さな駆け引きの後は、向こうから距離を縮めたくなるような行動をします。
でも、大きなアクションは必要ありません。
ただ視線を数秒向けるだけでいいのです。
今まで、自分に視線を向けてくれなかった人と目が合うだけでドキッとするはずです。
そして、何度か目が合うことが続けば話しかけられる距離にまで近付きたいと思うものです。
グイグイと存在をアピールして引かれてしまえば、大人の片思いはリスタートが難しいので、もどかしいかも知れませんが、じっくり時間をかけることがカギとなるでしょう。
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片思いを楽しむ余裕を持つ
大人になれば、甘酸っぱい恋心を楽しむ時間よりも、相手の気持ちを掴むための恋の駆け引きに走ってしまう人もいると思います。
のんびり時間をかけるなんて、もどかしく感じるのもわかります。
ですが、これまでに恋愛の経験もあると思うので、急がずに思春期の頃のようなキュンとする甘酸っぱい時間を楽しんでみても良いのではないでしょうか。
恋は片思いしている時が一番幸せだったりしますよね。
両思いになった途端に、不安も始まります。
大人の経験を生かして、片思いを楽しむ余裕を持つと、恋の風向きも変わってくるかも知れませんよ。
大人の片思いの楽しみ方
大人の片思いを実らせるためのポイントを見てみましたが、大前提は「自然体」でいることです。
大人だから・・という気持ちで妙な駆け引きを考えずに、自分の気持ちを素直に見せて自然にいられることが、とても大切だと思います。
今までいくつもの恋愛を経験していても、片思いしている時は10代の女の子と同じような気持ちになるはずです。
その気持ちを大切にできる人は素敵だと思います。
まとめ
大人の片思いは、当たって砕けろ!というわけにはいかないので、実らせるまでには切ない日々が続きますね。
焦りは禁物なので、自分にダメージが及ばないためにも、時間をかけて相手の心を掴むように頑張りましょう。