恋愛をしていて楽しいことばかりならいいのですが、苦しいことも同じくらいあります。
恋愛の苦しみでは、やはり浮気による裏切りが一番ではないでしょうか。
恋人や配偶者の浮気によって、深く傷ついた経験があると、二度と恋ができなくなるケースもあります。
それほど人を深く傷つけることです。
浮気しない人もこの世にいると思いますが、絶対!はないです。
だからこそ、浮気されても許せる人になりたいと思うのですが、簡単じゃないですよね。
私は絶対に許せないので、浮気が発覚したらどんなに好きでも別れます。
このように、ハッキリ断言できる人も、許せる人になりたいと思う気持ちは少しはあるでしょう。
ただ、浮気を許すのはとても苦しそうです。
恋人や配偶者の浮気を許せる人は、苦しみをどう乗り越えているのか知りたいと思いませんか?
浮気を許せる人になるためには、どうすれば良いのか考えてみましょう。
浮気を許せる人とは
彼氏や旦那さんの浮気を友達に愚痴っているのに、結局は別れないまま一緒にいる人は、許していると判断されます。
許せないなら一緒にいるはずはないと思うのが、世間の一般的な考え方でしょう。
ですが、本心では許していないけれど、何か理由があって別れないまま一緒にいるケースの方が圧倒的に多いのです。
心の底から「浮気しても仕方ない」とか「浮気くらいで怒らない」なんて思っている人はごくわずかです。
理想を言えば、心の底から「浮気なんて大したことない」と思える人になりたいでしょうが、その境地に達するのはハードルが高すぎです。
そこまで浮気に対して受け止めるようになるには、恋愛感情よりも母性のような感情が大きくなる必要があると思います。
ほとんどのケースでは、「許す」=「諦める」ではないでしょうか。
さらに「諦める」のには理由があるはずです。
なぜ好きな人に浮気される苦しみを諦めることができるのか・・。
そこには必ず理由があるのです。
浮気を許す理由をあげてみる
浮気を許しているように見える人の心の中はわかりません。
ですが、許しているように振る舞う理由は必ずあるはずです。
イイ女だと思われたい
彼氏や旦那さんの浮気を知っても、大騒ぎせずに許せるのは、イイ女だという思い込みがあると、自分の気持ちに嘘をついてまでも許す女を演じます。
自分がイイ女だと陶酔したいだけの人もいますが、大半は彼氏や旦那さんに対して愛情が強いからです。
イイ女だと思われたい願望から許せるので、相手に好かれたい気持ちがあるからでしょう。
惚れ直させて復讐したい
浮気を知ってすぐに別れても、傷ついた心を引きずらないために、リベンジしたいと考える人がいます。
表面的には許しているように見せて、彼氏や旦那さんの愛情をしっかりと掴んでから、ゴミのように捨てるとか・・。
自分だけが傷ついて終わらせたくないという気持ちが強い人は、このような終わり方を考えることがあるのです。
別れて自由にさせたくない
浮気が発覚してさっさと別れてしまえば、浮気相手と楽しく過ごさせるだけだから、許したように見せかけて、自由にさせないという考え方をする人もいます。
浮気相手の方に気持ちが移っているのを感じると、許すことで別れる理由を作らせないのです。
本心から許しているわけじゃないのですが、自分を裏切った人をラクにさせたくない気持ちが強いので、自分の気持ちを偽れるのでしょう。
別れるまでの準備が必要
浮気を許しているわけじゃなく、別れるまでの準備期間が必要だから、それまでは許しているフリをする人もいますね。
恋人同士の場合でも、次に新しい彼氏を見つけるまで別れない人もいます。
結婚している夫婦の場合では、子供が成長するまでとか、別れた後の生活の準備ができるまでは、仮面を付けて過ごしている人もいるのです。
浮気が発覚してから、何年も経ってから急に離婚を切り出すケースがそれですね。
浮気を許す人の苦しみ
パートナーに浮気されても許せる人は、とても大きくて深い心の持ち主だと思っていたのなら、そうでもないことがわかったのではないでしょうか。
許す人には、許す理由があります。
しかも、心から許しているわけじゃなく、許しているように見せているだけなのです。
もしも「私は心から許せるわよ」と言える人でも、自分を無理やり納得させているだけで、心の奥底には浮気された苦しみが渦巻いていると思います。
別れたくないとか、復讐したいとか、イイ女に思われたいなど、理由は人それぞれ違うとしても、共通するのは「今は別れたくない」という点です。
別れたくない気持ちが強いからこそ、自分を偽って許したフリができるのですから、じつはとても苦しいはずなのです。
許せる人になりたい理由を考える
浮気を許せる人になりたいと考える理由は何なのか、正直な気持ちと向き合ってみてください。
本心では許すことなんて絶対に無理だとわかっているけど、今はとても好きな人なので、浮気が発覚しても別れたくないから、予防線を張っているのではないでしょうか。
もしくは、過去に浮気された時の心の傷がまたズキズキ痛むのがイヤだから、浮気されてもサラッと流して許した方が傷が痛まないと考えているのかも知れません。
いずれにしても、浮気を許す人になりたい理由は、相手のためではなく自分のためですよね。
それは間違いではないと思います。
自分を守れるのは自分だけですから。
でも、ほんとに自分のためを思うのなら、浮気を許さずに二度と浮気させない方法を考えた方が良いのではないでしょうか。
その自信が持てないから、許せる方法を探したくなるのです。
相手を許す心を持つのではなく、自分を守る手段として許すカタチに見せているだけだと割り切ってしまえば、あなたも許せる人になれると思いますよ。
まとめ
浮気された経験があれば、許すことがどれほど苦しいのか理解できますよね。
それでも許すのは、ただ愛情だけが理由ではないと思うのです。
許せる人になるのも、許さずに浮気させない人になるのも、きっぱり別れるのも、どの選択にも苦しみが伴います。
ただ、苦しみを早く消すためには、どの選択をすればいいのか。
決めるのはあなた自身です。