恋愛感情のない二人が夫婦になる恋なし婚はパートナーの新たなカタチ?

結婚・再婚

結婚する相手を自分で決められるのが当然のことになってからまだ100年も経っていません。

驚くことに、親が決めた人と、顔も知らないままに結婚することが昭和の初め頃には普通でした。
とくにお金持ちの名家の話しではなく、普通の家庭でも親や親戚同士が決めて恋愛もしないまま結婚するなんて普通にあったそうです。

そんな時代のことを知らない世代は、たまに恋愛結婚じゃない人がいると驚きます。
いわゆるお見合い結婚でさえ、珍しくなっているのです。

それほど結婚する相手とは恋愛から始まるのが当たり前だと思われていますが、そんな思い込みが時代錯誤だと言われる流れが始まっています。

恋愛感情の無い二人が夫婦になるという「恋なし婚」について解説します。

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恋なし婚が増えている背景

恋なし婚とは、恋なし愛なしの二人が夫婦として共同生活をするという結婚のカタチです。

結婚という契約の条件には、恋や愛といった目で見えず、カタチとして表せないものを条件にしているわけじゃないので、恋なし婚が増えたって全く問題はありません。

ですが、なぜ恋なし愛なしの二人がわざわざ夫婦というカタチにこだわるのでしょうか。

そこには、現代ならではの背景があるようです。

周囲からのプレッシャーをブロック

結婚願望がなく、独身のまま自由気ままに暮らしていくつもりなのに、親や周りの友達などがうるさく「結婚はまだなの?」とプレッシャーをかけてくることから逃れるために恋なし婚を選ぶ人がいます。

同じ目的を持っている人が二人揃えば、恋なし婚は可能です。

私の友人は、独身を通すために同性愛者だと親に思い込ませて、独身の同性の友達と事実婚状態になって暮らしています。

最初は親もショックを受けて勘当状態でしたが、そのうち孤独なまま子供を残していく不安から解放されて二人を温かく見守っています。

独居老人になる不安

独身のままでも若いうちは不安にならないと思いますが、仕事もできなくなった老後になって一人暮らしは不安もあります。

もしもカラダが思うようにならなくなった時に一人でも大丈夫なのか・・。
もしも痴呆症などの症状が出ても一人暮らしでは、気が付かないまま進行してしまうのではないか・・。

老後への不安が大きくなってくると、独身同士で一緒に暮らして支え合うカタチの結婚を考える人が増えてくるのでしょう。

孤独死への不安

一人暮らしの時でも、病気すると急に心細くなりますよね。
高熱が出るようなインフルエンザにかかったりすると、一人で生きていけると自信を持てるのは、健康な身体じゃないと無理だと気が付き始めます。

孤独死で亡くなった後も何か月も発見されなかったなんてニュースを見かけると、恋愛感情がなくても、気の合う独身の友達と恋なし婚してもいいのかも・・。と思うきっかけになるでしょう。

恋愛に振り回されない

結婚したくない人たちは、結婚前も結婚後も、恋愛感情に振り回されることを時間の無駄と感じる人が少なくありません。

「浮気しているのかも?」とか、「もう愛情が冷めてしまったのかも」なんて余計な心配するくらいなら恋愛も結婚もしない方が精神的な安定が保てると考える傾向があります。

恋愛感情を持たない者同士の恋なし婚なら、不要な感情を省いて、共同生活者として心地の良い人と過ごせると考えるわけです。

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恋なし婚のデメリット

恋なし婚は双方が納得の上で夫婦というカタチの共同生活をするわけですから、お互いにメリットがなければ成り立ちません。

しかしデメリットもあります。

恋なし婚の場合は、戸籍上は夫婦として入籍しない事実婚を選択することも多いため、事実上は夫婦のように生活していても
簡単に共同生活を解消することも可能です。

恋なし婚というよりも、ただの同居、同棲のようなものになってしまいがちです。

恋なし婚というのは、カジュアルでハードルが低いように感じられてしまうので、コロコロと相手が変わってしまうような不安定な状態になることがあるので注意が必要です。

恋なし婚はルールが大切

恋なし婚というカジュアルなネーミングから、軽く考えられてしまう恐れがありますが、別の呼び方では共生婚とも言います。

共に生きるパートナーとして、恋愛感情が根底にある結婚ではないけれど、二人で支え合って生きるためのパートナーシップ協定を結ぶための結婚です。

これはある意味、恋愛感情が付きまとわないだけに、シンプルに人間として相手を選んだはずです。

それでも人間同士なので、恋愛感情がなくても一緒に生活するのが苦しくなる時もあるでしょう。

ですから、恋なし婚(共生婚)は事前に契約の内容を書面にして残しておくことが重要です。

少し前に大ヒットしたドラマの「逃げるは恥だが役に立つ」では、親や周囲の人たち知られないように夫婦を演じながらも、ホントは雇用主と家政婦という関係で同居するという設定でした。

あのドラマ(逃げ恥)では、結果的に双方に恋愛感情が生まれて、普通の夫婦になっていく様子が見られました。

恋なし婚(共生婚)でも、一緒に暮らしている間にどんなことが起こるかわかりません。

もしもどちらかに恋人ができた時や、どちらかに恋愛感情が生まれて本物の夫婦になりたいと思うようになった場合など、細かい設定を考えて書面にしておきましょう。

逃げ恥でも雇用契約というカタチで、様々な想定をしてルールを作っていました。

契約を解除する時のことも含めて、恋なし婚こそ結婚の細かい契約をルールとして残すようにすることが大切ではないでしょうか。

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まとめ

恋なし婚とか共生婚は、晩婚化が進み、生涯未婚率がこれからも上昇すると想定される世の中では、もっと増えるような気がします。

従来の結婚のカタチにとらわれない恋なし婚や共生婚なら、結婚願望の無い人も興味が持てるのではないでしょうか。

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