とくに意識しなくても、自分を取り巻く人たちとの人間関係が上手くまわるという人には不要な情報だと思うので、そういう方は必要のないことだと思います。
でも、そういう人ってごくわずかですよね。
みんな何か色々と悩みを抱えている。
相手があることなので、人間関係は一筋縄ではいかないのです。
たとえば学歴です。
学歴が問題なの?
学歴が人間関係を壊すってイメージできない
たしかに学的は自己紹介で伝えることもありますし、仕事上では隠すことは難しい情報です。
ですから、頑なに秘密にしなければいけないわけではないのですが、世の中には学歴に強いコンプレックスを持っている人が少なからずいます。
そういう人が周囲に一人も存在しないのであれば、さほど問題にはならないのですが、どんな人がどんなコンプレックスを抱えているのかなんて、簡単にわからないのです。
注意すべき理由と対策についてご説明します。
学歴至上主義者は存在する
団塊の世代、団塊ジュニア、ベビーブームなど、子供の数が多かった時代は受験戦争なんて言葉が生まれるほど競争が激しく、学歴が人生を左右すると考えられてきました。
しかし、詰込み学習や厳しい受験競争によって子どもの心が荒み、未成年が起こす事件や騒動が社会問題になったこともありました。
そういう時代を経て、学歴が全てを左右するという価値観は薄れつつあるように思います。
ですが、あからさまな学歴社会ではなくなったとしても、学歴が全てだと思っている人は確実に存在しますし、学歴に対する強いコンプレックスを持っている人も存在します。
学歴コンプレックスは、高学歴の人にもあるので、とても複雑なのです。
表面には見えない人の心に潜むコンプレックスは、人間関係に影響を及ぼすことがあるのでしょう。
学歴情報の影響
さて、具体的に学歴情報がどのように人間関係に影響するのか見ていきましょう。
言い訳の理由にされる
あなたが高学歴だと知っている人が、その学歴を理由に「わたしには無理ですから~」と逃げる言い訳にされることがあります。
捻くれて考えると、学歴を理由に押し付けられることになるわけですね。
素直に受け止めると、高学歴の人に任せた方が上手くいくはずだからと遠慮されるとも言えます。
その事柄が学歴の高低には関係なかったとすれば、あなたに押し付ける人は学歴コンプレックスがあると考えられます。
あえて学歴を話したわけじゃなくても、どこかからの情報で知られていることもあるので、情報の取り扱いには注意した方が良いのでしょう。
攻撃材料になる
学歴が攻撃の理由になることも考えられます。
「高学歴なのに・・・」
「さすが学歴の高い人は・・」
などなど、学歴が高いことを理由にネチネチと嫌味を言われるのは職場などで起こりがちなことです。
その逆のパターンもあります。
さほど高学歴でもなくてコンプレックスを抱えている人は、自分よりも低学歴の人を見つけるとマウント取れる相手として認識します。
ことあるごとに見下したり嫌味を言われてはたまらないですね。
学歴を聞かれたときの対処法
学歴は社会では隠しきれないこともあります。
面と向かって質問されたときに秘密にするのもオカシイし変な空気になってしまうでしょう。
そういう時は簡潔に答えて、それ以上を広げないことがポイントです。
学生時代の思い出などが話題になっていたとしても、聞き役に徹することで学歴コンプレックスのある人から攻撃対象にされるのを防ぐことができます。
頑なに秘密にすることが難しい状況を作りたがる人には注意した方が良いのでしょうね。
まとめ
さほど親しくない人に学歴を聞く人はあまりいないはずです。
なぜ人の学歴を知りたがるのか考えて、余計なネタを提供しないように気を付けましょう。
これは家族の学歴も含むので、配偶者や子供の学歴などもできる限りぼかせるといいですね。