嫌われ者になりたい人なんて、世の中にほとんどいないはず。
みんな好かれる人になりたいと心のどこかで思っているでしょう。
そこまで好かれたいとは
思わないけど・・・
でも本音を言えば
やっぱり好かれたいかな
そう思うのは自然なことでしょう。
でも、どんなに好かれようと思って頑張ったとしても、誰もが好かれる人になれるわけではありません。
好かれる人は
きっと天性の魅力があるのよ
そういうのも、もしかしたらあるのかも知れませんね。
もちろん、魅力的な人が好かれるのは当たり前なのですが、好かれようと頑張っているのに好かれない原因は天性のものだと言われてしまうとガッカリですよね。
生まれつきの性格の問題とか・・そんな風に考えてしまうと立ち直れません。
でも大丈夫です。
好かれようと頑張ってるのに好かれないと感じているのなら、必ず原因がありますから、その原因を改善すれば変わるはずです。
性格が悪いから好かれないんだ・・なんて落ち込む前に、一緒に考えてみましょう。
好かれない原因
人の悪口を言ったり、人を見下したり、人を苦しめたりするのは、性格が悪いので好かれないのはしょうがないですよね。
どんな人にもそういう一面はあるかも知れませんが、自分がよほど嫌いな人でもないのなら、そんなことをしないでしょう。
好かれたいと思って、人にはやさしくしようと努力しているのであれば、好かれないはずはないのです。
それなのに好かれないのであれば、これから2つの原因をご紹介しますので、思い当たることがないかチェックしてみてください。
自分のために好かれたい
好かれたいのに好かれない一番の原因は、相手のことを考えるより先に、自分が人に好かれてチヤホヤされたいという本音が見えてしまうからではないでしょうか。
人にやさしくするのも、人にやさしくしている自分を演出しているだけで、本心から人を救いたいとか、助けたいとか、喜んで欲しいとは思っていないのかも知れません。
自分のために人にやさしくするのは、決して悪いことではありません。
ですが、それがあまりに見えてしまうと、引いてしまいますよね。
「自分のためでなない」という思い込みも必要ではないでしょうか。
お願いができない
好かれる人と好かれない人の違いを比べてみると、周りの人に素直に頼れる人の方が好かれる傾向があります。
人を頼る方が好かれるの?
そうなんです。
意外かもしれませんが、「ちょっとお願いしたいのだけど」とか「お願い!手伝って欲しいの」と素直に言える人の方が好かれます。
人に頼るのは、迷惑をかけるかも知れないからできる限る自分だけで頑張ろうとする人の方が、好かれるような気もしますが、そうではないのです。
その理由は、人間の脳のシステムによるものです。
人間の脳は、行動と心理をリンクさせようとする機能があります。
つまり、頼まれた人を手伝うのは、その人が好きだから助けたのだと自然に思うようになっているのです。
嫌いな人を助けたいとは思わないはずですが、嫌いな人からでも「お願いします」と頼まれて断れずに何度か手伝っていると、次第にその人のことが嫌いではなくなり好感を持つようになります。
自分だけで何でも背負ってしまう人は、嫌われることはないとしても、好かれることも少ないのです。
なんとも納得できない話だと思うかも知れませんが、人間の心理とはそういう面があるのですね。
まとめ
好かれる人になりたいと頑張っているのに・・・なぜ?
そんな悩みを持っている方は、自分の性格が悪いからだなんてネガティブに考える必要はありません。
まずは素直に周りの人に頼みごとができるように、少しずつトライしてみましょう。
次第に変化が感じられる可能性があります。
自分がラクしたいための頼みごとばかりするのは良くないですが、何でも一人でやってしまおうとしないで、周囲の助けを素直に受けられるようになるとイイですよ。