女同士にはよくあることですが、恋人のいない者同士がいつも一緒に遊んでいると、誰かに恋人ができた途端に寂しさがこみ上げてしまうことがあります。
恋人ができて幸せそうにしている友達に対して、素直に喜ぶ気持ちもあるのに、寂しさの方が大きくなってしまい、何だか急に関係性が悪くなることもあるのです。

所詮、女同士の友情なんて
そんなもんだよ

なぜ素直に喜べないんだろう
そこに生まれる感情は何なのでしょうね。
でも、寂しく感じてしまい、よそよそしい態度をとってしまったりするのも素直な感情です。
それでダメになってしまう友情なら、その程度のものだと思って割り切ればいいのでしょうか。
寂しさをどう対処するのか、その問題について考えてみました。
寂しさの原因
友達に恋人ができると素直に喜べず、寂しさからぎこちない態度をとったりして微妙な空気になってしまう。
その原因を突き止めてましょう。
置いていかれた感
友達に恋人ができたときに、真っ先に「良かったね」と喜ぶ気持ちになったとしても、そのあとに何となく置いていかれたような気持ちになってしまう理由は・・・。
それは、今まで友達と過ごしてきた楽しい時間はもうなくなってしまうのだろうという寂しさですよね。
友達の気持ちを考えれば、恋人と過ごす時間が最優先になるのは当たり前のことだと頭ではわかっていても、自分の存在が忘れ去られるような気持ちになって寂しくなるのです。
自分だけに変化がないのが、置いていかれた感を生むのでしょうね。
フリー同盟の錯覚
恋人のいない数人のグループが自然発生的に生まれると、いつの間にかそれは恋人を作らない同盟のように考えてしまうことがあります。
別に「恋人作らないのがルールね」なんて約束したわけでもないのに、恋人がいなくても寂しくないし、友達同士が楽しいので、いつまでもその時間が続くと思い込んでしまうのもあるでしょうね。
変わらない自分に劣等感
友達に恋人ができたときに感じる寂しさの正体は、複雑な感情が入り混じるのですが、じっくりと考えてみると見えてくるのは「私は何も変わらないのに」という気持ちが劣等感に変わるからではないでしょうか。
誰がどう考えても、恋人を作ることが悪いはずありません。
たとえば、

彼氏なんて欲しくないよね

女同士のが全然楽しいよ♪
こんな会話をいつもしていたとしても、だからといって「恋人を作らない」という約束をしているわけではありません。
裏切ったわけでもないのですから、恋人ができた友達に対して裏切られたと思ってしまう自分が嫌になり、それはある種の劣等感につながるのです。
さて、このやり場のない寂しさや劣等感をどこに向ければいいのか。
そこが問題なのです。
でも、意外と答えは簡単なのですよ。
結局、自分は友達との変わらない関係を望んだのに、友達はそうではなかった・・。
そこに複雑な感情が生まれるのですから、自分が変わる努力をすれば気持ちも切り替わるはずです。
自分が同じ場所にずっと動けずにいるのは、自分が望んだことであれば、新しい場所に進んでいく友達に対する劣等感は感じるはずありません。
変わる努力を始めれば、その劣等感も消滅するのではないでしょうか。
まとめ
彼氏作らない同盟、彼氏欲しくない同盟のような見えない同盟ルールを自分の思い込みで作ってしまわないように、気を付けたいですよね。
しかし、それほど友達との時間が楽しいことの証明です。
そんな大切な友達を失わないように、喜んであげたいですね。