恋人として交際している間に彼氏に浮気されたとしたら、浮気が発覚したラ即刻別れる女性もいますが、彼氏の態度を見てからしばらく考えて、そのまま交際を続ける人もいます。
そのまま交際を続けていると、彼氏の方が許してもらったと思っているのか、結婚の話が出てくることもあるでしょう。
そこで考えるのが、結婚してからの浮気です。
恋愛期間中に浮気されたとしても、別れてしまえば済むことです。
心の傷は残りますが、結婚してから浮気されるよりもダメージは少ないでしょう。
だとすれば、恋人期間中に浮気をした彼氏とは結婚しない方が
浮気したことがある彼氏との結婚はアリなのか、ナシなのか考えてみましょう。
浮気した前歴がある彼との結婚
そもそも論になってしまいますが、恋愛期間中に彼女以外の女性と浮気した男と結婚することが信じられないという考えの女性はかなり存在します。
たしかに、彼女がいるのに浮気する男なんて、結婚してからも同じことを繰り返すに決まっていると思ってしまいますよね。
ですが、恋愛期間中の浮気と結婚してからの浮気では、重さが違うという考え方をする女性もいます。
結婚してから旦那さんに浮気されても、離婚しないまま夫婦を続けるのと、恋愛期間中に彼氏に浮気されても別れないまま付き合い続けるのでは、同じレベルではないという考え方もあります。
果たしてどの選択が正解なのでしょう。
ハッキリ言ってしまえば、正解なんてありません。
どれほどひどい裏切りをされても、どうしても別れたくない人もいますし、一回だけの火遊びでも、絶対に許さない人もいます。
結局のところ、浮気された相手と結婚するのは、別れを決断できなかったからです。
【別れられない=許した】というわけではないとしても、相手にはそう思われてしまう確率は高いので、その点は仕方ないのではないでしょうか。
浮気を許せる?許せない?
浮気されたら言い訳も聞かずにすぐに別れることを選ぶ人は、浮気を許すなんて考えられないでしょう。
でも本心では許せないけど、好きな気持ちの方が強いから別れたくなくて許してしまう人もいます。
全く浮気を気にも留めずに許せるなんてことはないので、彼氏が浮気しても許してしまう人は、きっと許せない気持ちよりも好きな気持ちが勝ってしまっただけではないでしょうか。
もしもそれが彼氏に見抜かれていると、今後も浮気を繰り返す可能性が高いです。
「こいつは俺に惚れているから、浮気くらいじゃ別れられないだろう」と調子に乗ってしまう可能性が高いからです。
その点を考えると、いくら好きな気持ちが強くても、二度と浮気されたくないのなら、一度はキッパリと別れを突きつけて、ナメられないようにすることが大切です。
大好きな彼氏だから絶対に別れたくないという気持ちが強いのなら、きっと他の女性と浮気されるのはものすごくツラいことのはずです。
もう二度とそんな悲しい経験をしないためにも、彼氏を調子に乗らせるような許し方はしないことです。
浮気しない約束を信じられるのか
浮気された彼氏と別れられずに付き合い続けたとして、そのまま結婚するのはアリなのか?という点を考えてみましょう。
交際期間中に浮気が発覚した時に、二度と浮気しないことを誓ってくれたとしても、その約束を信じることができるかどかが問題です。
結婚しても浮気する男は山ほどいますから、浮気も経験がある男性が夫になるので、結婚しても浮気される確率はかなり高いと思います。
交際期間中に浮気された経験があるのに結婚したという女性は、夫を信用できるから結婚したわけじゃなく、どんな人と結婚しても浮気される心配は無くならないと諦めているようです。
浮気された時の対応
付き合っている時に浮気された経験は、その後の結婚生活に生かさないとただ悲しい記憶になるだけです。
彼氏の方は魔が差しただけの浮気で、彼女と別れるつもりはなかったとしても、簡単に許した人と、浮気することの罪の深さを見せつけることができた人とではその後の結婚にも影響します。
彼氏の浮気が発覚した時、あなたならどうなりますか?
・激怒して彼氏を責める
・なぜ浮気したのか懇々と問い詰める
・もう二度としないと約束させる
・好きだから許してしまう
・自分も浮気する
・ただただ泣き続ける
この6つのうち、彼氏に一番キツイことは「ただただ泣き続ける」ではないでしょうか。
次が「自分も浮気する」でしょう。
怒ったり、問い詰めたり、浮気しないと約束させたりするのは、一瞬のことですぐに忘れてしまいます。
ホントに彼氏が彼女のことが好きで、失いたくない存在なら、悲しませることはしないはずです。
でも魔が差してしまった・・。
それが彼女をこんなに悲しませるなんて・・。
そう深く後悔させるためには、怒って責めて問い詰めるよりも、ひたすら悲しんで泣き続けることが一番のお灸になります。
ただ、そのお灸が効くのは、彼氏が彼女のことをほんとに好きな場合です。
浮気がバレて泣き続けられることが「重いな・・」と思ってしまう程度の気持ちなら彼氏の方から離れていくでしょう。
怒ってもわめいても泣いても浮気した事実は消えませんが、彼氏の心に深く刻まれて、「もう悲しませたくない」という気持ちを呼び起こすのは、ただただ泣き続けて悲しむ姿を見せることです。
許すことは過去を消すのではない
恋人がいるのに他の女性と浮気をしてしまった男性としては、バレた後も別れなければ「許してもらえた」と思うはずです。
言葉に出して「許してくれたよね?」とか「もう忘れよう」とは言わないとしても、別れないという事実が「許された」と思わせるのは仕方ないことなのでしょう。
そういう本音は言葉や行動の端々に見えるようなら、結婚の話が出た時にはハッキリさせた方が良いと思います。
「浮気されたことは一生忘れない」と釘を刺しておきます。
そして、そういう心の傷を抱えて結婚するからには、その傷を消すつもりで夫婦にならないとまた傷を深くする結果になる恐れがあります。
言葉に出さずに無言のプレッシャーを感じてくれる男性は少ないので、結婚=許されたと思わせないためのケジメの言葉は必要かも知れませんね。
償わせるための結婚はダメ
許したわけじゃないのに結婚する人の心の中には、少なからず「償わせたい」という気持ちがあるのではないでしょうか。
浮気されても別れなかったことで、パワーバランスが優位になったと感じていて、その優位な立場のまま結婚すれば、自分の望みが通りやすい結婚生活になるのではないか・・。
そんな気持ちも、償わせることと同じです。
一度の過ちをずっと許さずに、それを材料にして相手を思うように操りたいと考えて結婚するのは、幸福とは程遠いのではないでしょうか。
償わせるために結婚するのは、自分のためにもなりません。
浮気されても動じない存在になる
彼氏に浮気された過去があるのに、その彼氏と結婚するのは、結婚しても浮気される覚悟はある程度できているから、少々のことではビクともしない存在になれます。
これは自分の経験上のことですが、彼氏の浮気現場を目撃するような経験をすると、そのトラウマは一生消えません。
だからどんなに真面目な男性と付き合っても浮気されると思ってしまうのです。
それが浮気に対するアンテナの感度を鋭くして、ちょっとした怪しい行動も見抜いてしまうようになると、些細な怪しい行動も浮気と結びつけて、自分を苦しめるだけです。
そんなトラウマに苦しみぬいた結果、浮気は見て見ぬ振りが一番の解決策だという域に達しました。
もちろんやりたい放題はダメですが、怪しいところを自分から探すようなことはやめて、もし浮気されてもビクともしない大きな存在になると心に決めました。
自分の覚悟ができると、夫の行動を偵察するようなことから解放されてラクになりますよ。
まとめ
浮気された彼氏との結婚がアリなのかナシなのか。
これは簡単に答えの出せる問題ではありません。
一度はハッキリ別れることをおすすめしますが、どうしても好きな人で別れられないのなら、彼氏が調子に乗らないように、簡単に許すのはやめた方が良いでしょう。
彼氏の心に「大切な人を悲しませた」という傷を残して二度と同じ過ちを繰り返させないようにしてくださいね。
好きな人を悲しませても平気な人だとしたら、どんなに好きでも幸せになれないと思います。