駅のホームに立っている夢や電車から降りて駅を歩く夢など、駅という場所にいる夢を見るのはどんな意味があるのでしょう。
駅という場所があなたにとって特別なところじゃないのなら、あまり気にならないかも知れません。
ですが、駅のホームで立っていても自分が乗りたい電車がまったく来ないとか、電車になかなか乗れないというような内容の夢は気になりますよね。
駅の夢を見る心理状態を解説しましょう。
駅で電車を待つ夢
ホームに立ち、電車を待っている夢を見た時にあなたがどんな気持ちだったのかによって、意味が違います。
ワクワクした気持ちで待っていたのなら、今からあなたが進むべき行く先に待っているのは良い結果になる可能性が高いと思います。
自分が新たな出発をするために、万全の準備をしているからこそ、ワクワクとした気持ちで電車を待てるのです。
逆に不安な気持ちで駅のホームに立って待っているのなら、まだ準備不足なのに見切り発車してしまうのを怖がっている状態です。
もう少し、しっかり準備をした方が良いと思っているのではないでしょうか。
駅の改札を通れない夢
駅の改札を通ろうとしているのに、通れない夢。
この夢の意味は、あなたがなかなか行動できない心理が反映しています。
何かを始めようとしたときに、いつも出ばなをくじかれることが多いと感じているのではないでしょうか。
それは根回しが不十分なことを意味しています。
準備が整っていないのに、見切り発車しようとすると、いいスタートが切れないのでしょう。
乗りたい電車が来ない夢
駅のホームで待っているのに、自分が乗りたい電車が来ない夢は、あなたにこの先待っている出来事に対して、本心ではあまり乗り気ではないことを意味しています。
駅のホームまで来ているのに、乗りたい電車が来なければ困るはずです。
なのにただホームで電車を待っているだけであれば、あなたは心の奥底では、環境が変わったりするのを嫌がっているのではないでしょうか。
「電車が来なかったから仕方ない」という言い訳ができれば、自分が責められることもないので、そういう心理が反映したと思われます。
電車に乗り遅れる夢
目的の場所に予定時刻に着くために乗らなければいけない電車に乗り遅れてしまう夢は、嫌な気持ちで目がさめるでしょうね。
ですが、電車の発車時刻に間に合わなかったのは、あなたの足が進みたがっていないことを示しています。
何か不安があるのに仕事を任されていたり、自信はないのに無理しているのではないですか?
そういう心理が影響して、乗り遅れる夢になった可能性があります。
駅のホームから落ちてしまう夢
駅のホームから転落してしまう夢は、とても恐怖を感じますよね。
その恐怖心は、何か大きな失敗や問題にぶつかるのではないかという不安から生まれています。
時間の余裕は心の余裕とリンクします。
駅のホームでは、何度も何度も安全のためのアナウンスが流れますが、それすら耳に入らないほど余裕を失っているのです。
もう少し余裕を持って、心の準備を整えることが必要ではないでしょうか。
駅のホームで話しかけられる夢
駅にホームには、見ず知らずの人たちとすれ違います。
同じ方向に進む人、逆方向に進む人、その駅で降りる人など。
夢の中のあなたが駅で誰かに話しかけられたのは、これから進むべき道が孤独なのは嫌だと思っている気持ちの反映です。
仲間が欲しいと思っているけど、仲間を自分から探すことができないので、不特定多数の人が行き交う駅で誰かに話しかけられる夢を見たのでしょう。
待っているだけではなく、自分から仲間を探す行動力が必要なので、多くの人が集まる場所に積極的に参加してみるのも良いですね。
駅で誰かと待ち合わせる夢
駅で待ち合わせる夢は、その待ち合わせの相手によって意味が違います。
恋人と待ち合わせている夢は、その恋人との関係をもう一歩先に進めたいと願っているからです。
友達や知り合いと待ち合わせている夢は、人間関係に疲れていることを示しています。
気の合う友達でも、少し距離を置きたいと本心では思っているのではありませんか?
駅での待ち合わせは、別々の方向に進む電車に乗ることもできるので、人間関係を整理するという意味が反映されるからです。
駅の構内で迷う夢
都会の大きな駅は構内が複雑なので、慣れていなければ迷っても不思議ではありません。
もしもはじめて使う駅の構内で迷ってしまい、電車に乗れなかったり、目的地までたどり着けないなど、困っている夢を見たのなら、今は少し行動を控えて静かにしていた方が良いというサインです。
あなたの気持ちが整理できていないだけじゃなく、あなたを取り巻く周囲の人たちの心の準備もできていません。
出発するはずの駅の構内で迷子になったり、降り立った駅で迷子になるなど、現実に起これば焦ってしまいます。
困ったことになりそうな予感があなたの心の奥にあるのですから、今は無理に行動するべきではないのでしょう。
迷子の夢の心理についてはこちらからチェックできます。
駅に迎えに行く夢
駅に誰かを迎えに行く夢は、あなたが今とてもそばにいて欲しい人と心の距離が離れていることを意味しています。
近くにいて欲しい人を放したくない気持ちが強いのではないでしょうか。
もしも知らない人を迎えに行っていたり、誰を迎えに行くのはわからなかった夢であれば、そばにいて欲しい人が誰なのか自分でもわからないのです。
それでも駅に降り立つ誰かを迎えに行くのは、自分にとって必要な人を待っているのだと思います。
駅で見送る夢
駅は出会いの場でもありますが、別れの場でもあります。
もしも夢の中で旅立つ誰かを見送っていたのなら、あなたの周りの人たちとの別れを予感している時だと考えられます。
見送る人物が知らない人だったのなら、あなたが成長していることを表しています。
人を見送る時には、自分だけが置き去りにされたような寂しさを感じるものです。
晴れやかに旅立つ人でも、別れを惜しんで去っていく人でも、見送る立場は寂しいものですよね。
でも、そうして見送る夢は、あなた自身が人の旅立ちを受け入れられる心の準備ができているからではないでしょうか。
あなたの心が成長している兆しだと考えられます。
降りる駅を間違える夢
自分が降りるはずだった場所とは違う駅で降りてしまう夢は、何となく不安になると思います。
ですが、その間違いの夢は悪いことではありません。
目標とは違うことをしてみたくなっているのではないでしょうか。
本来の目標や目的とは違うことをするのは、寄り道になるのでダメだと思い込んでいるのかも知れません。
ですが、間違えて降りた駅で、もしかしたら新たな発見があるかも知れません。
可能性を秘めた夢だと思って、少しより道してみるのも良いのではないでしょうか。
誰もいない駅に降りた夢
あなたが電車から降りたホームには、誰の姿もなく、寂しい無人の駅に立っている夢は、どことなく孤独で心細さを感じますね。
そんな寂しい夢を見るのは、これから自分がたった一人で生きていかなくてはいけないのかも知れない・・なんて思ってしまうかも知れません。
ですが、誰もいない駅に降りる夢は、開拓心が膨らんでいる表れでもあります。
誰も仲間もいないし、迎えに来る人もいないことに心細さを感じてしまったとしても、自分だけの力を試してみたいという気持ちが心の中にあるのではないでしょうか。
まとめ
駅は旅立ちを象徴したり、別れや出会いなど人間関係の転換などを意味します。
多くの人たちが行き交う駅もあれば、誰もいない寂しい無人駅もありますから、あなたが夢に見た駅の様子をよく思い返しながら、心理を探ってみてください。
駅の夢があなたの心の中を読み取るサインになるといいですね。