回覧板とは、町内会などの狭い地域の自治体が連絡目的として使うツールです。
日本独自のツールであり、発祥も戦時中と言われています。
今でも残っている地域がかなりあるので、回覧板というアナログな連絡ツールは賛否はあるものの、それなりに役に立つことがあるのかも知れませんね。
現在は回覧板を使っていない地域に暮らしている人でも、子供の頃には回覧板を見た記憶はあるのではないでしょうか。
今回は回覧板の夢の意味について解説します。
回覧板の夢の意味
回覧板の夢の基本の意味は情報です。
回覧板とは、その地域に暮らす人たちへの情報伝達のために使われるツールですから、夢の意味はズバリそのまま情報に関する心理の反映と考えられます。
回覧板が来る夢
回覧板は長い間、直接手渡しするものでした。
しかし、現在では日中に不在の家も増えているため、ほとんどがポストに入れられたり、ドアにかけられています。
夢の中ではどうだったでしょう。
もしも誰かが回覧板を手渡すために訪ねてきたのであれば、あなたは何か今情報を待っている状態ではないでしょうか。
どのようなかたちだったとしても、回覧板が回ってくる夢は、何らかの情報や連絡を待つ気持ちがあるものと考えられます。
回覧板を届ける夢
回覧板を持って次の家へ届ける夢には、あなたが確かに伝えなくてはいけない事柄があるので、その意識が強く表れたと考えられます。
例えば、電話連絡しなくてはいけないとか、メールを送らなければならないような重要なことを控えているなどです。
翌日に済ませられることではないのなら、忘れないような対策をするためにも良いきっかけになる夢ではないでしょうか。
回覧板を失くす夢
回覧板を失くしてしまう夢には、大きく2つの意味があると考えられます。
1つは、周囲とのしがらみに負担を感じるような心の中にある感情です。
回覧板と言えば近隣住民とつながるためにも必要な連絡手段ですが、そういうつながりが負担になっているのではないでしょうか。
もう1つは責任の重さから逃れたい気持ちのあらわれとも考えられます。
回覧板を止める夢
回覧板を回さずに自分のところで止める夢の意味は、連絡しなければならないことに気がすすまない、もしくは気が重くなるような事柄を連絡しなければならないなど、言いづらくなるようなことを胸に抱えているからだと考えられます。
あまり一人で抱え込まないように、周りの人を頼ることも必要ではないでしょうか。
回覧板の中が何もない夢
回覧板を開いても、そこに見るべき情報が何もなく、ただ空の回覧板が手元にあるというような夢は、あなたが情報に対して不信感を持っていることをあらわしています。
自分がさまざまな情報に惑わられたり、流されたり、苦しめられたりすることに疲れている状態なのではないでしょうか。
今はあまり情報過多にならないように心がける必要があるのかも知れませんね。
回覧板で驚く夢
回覧板のなかにある情報を見て驚く夢は、思いがけない情報を待っていると考えられます。
しかもそれは、近い人から届く情報ではないでしょうか。
つながりのツールとして続いている回覧板ですから、自分にとってかなり近い存在から驚くような連絡が来ることを予感しているのかも知れませんね。
まとめ
回覧板のような連絡方法を使っている先進国はほとんどありません。
なぜこのようなツールが残っているのか考えると、日本人の国民性なのではないかと思わずにいられません。
良いのか悪いのかわかりませんが、いまだに残っているのは真面目で几帳面な国民性をあらわしているのではないでしょうか。