高速道路は旅行や帰省など、自分自身が車を運転しないとしても利用する機会はあるでしょう。
年代を問わず、高速道路の夢を見る可能性はあると思います。
高速道路の夢には、様々なシーンがあるでしょうから、夢の中の状況ごとに心理を紐解いてみましょう。
高速道路の夢の意味
高速道路の夢は、変化へのスピードというのが基本の意味です。
新幹線や飛行機などの乗り物を使って移動する夢とは違い、高速道路は自分自身が運転することもあるでしょうし、乗り物移動としてはリアルに感じるものです。
そういう意味で、自分の生活や環境などの変化のスピードと考えられるのです。
夜の高速道路を運転している夢
夜の高速道路を運転している夢は、あなたが自分の進むべき道への迷いが反映していると考えられます。
夜の高速道路は、周りを走る車のテールランプや対向車線のヘッドライトなどの光などを見ながら進みますが、交通量が少ないと心細く感じるほど暗く見えるものです。
自分だけで進むべき道を決めることに自信がなくなったり、不安を感じているのではないでしょうか。
そういう心の揺れ動きが夜の高速道路を運転する夢になったと考えられるのです。
高速道路に合流する夢
高速道路の本線に合流する夢には、かなり精神的な疲れがあらわれていると考えられます。
スムーズに合流できるとホッとするでしょうが、それは自分だけの意思や考えを貫くことに疲れたり、一人で頑張ることに疲れていて、みんなの意見に流されたいという願望が心の中にあるのではないでしょうか。
無理して疲れ切ってしまうよりも、たまには人に流れに任せてみるのも良いのかも知れませんね。
高速道路で車線変更する夢
高速道路は基本的には片側2車線以上ありますから、走行車線と追越車線を車線変更しながら走ります。
車線変更をするときには、後方をバックミラーやドアミラーで確認しながら行いますが、高速で運転をしながら後方左右を確認して車線変更するのはなかなか難易度が高いと感じている方もいます。
あなたが車線変更が苦手だったとしたら、夢の中の車線変更は苦手意識を克服することへの意欲のあらわれです。
前向きな気持ちになっていると言えるでしょう。
しかし、普段から運転が得意であり、高速道路の車線変更もスムーズにできるという自覚がある人がこのような夢を見たのであれば、それは自分本位になっているかも知れません。
自分だけが上手くやっていると思うだけで、周りはそう思っていないかも知れないので、少し気を付けて行動されてみてはいかがでしょう。
高速道路で検問される夢
高速道路で検問が行われることは滅多にないでしょう。
しかし夢の中ですから、そういう夢を見ることもあるかも知れませんね。
高速道路で検問される夢は、あなたが危険やリスクを顧みずに突っ走ることをあらわしています。
行動力があることを評価されるばかりではなく、もう少し慎重に考える方が良いと言われることもたまにはあるのではないでしょうか。
そういう人からの忠告やアドバイスが脳裏に少し残っているとしたら、自分をコントロールするのによい夢になりますね。
高速道路で渋滞する夢
高速道路も帰省ラッシュ時や行楽シーズンには渋滞します。
ニュースなどで○○SA付近上り〇〇㎞の渋滞という情報が流れるので、とくに珍しいことではないので、高速道路の渋滞を経験したことがある方は多いでしょう。
夢で見るのは、かなり焦りを感じているからです。
高速道路は一般道のように迂回することは簡単にできません。
渋滞にハマってしまえば、出口までガマンするか、解消されるまでノロノロに耐えるしかありません。
自分のチカラだけではどうしようもない状況に身を置くと、諦めてドンと構えるか、焦って右往左往するかに分かれるでしょう。
高速道路が渋滞する夢を見たあなたは、どんな心境だったのか、それが今の自分をあらわしていると考えられます。
高速道路の出口がない夢
高速道路を延々と走り続けているのに、出口が見つけられない夢は、自分がどこに向かって進んでいるのかわからなくなっていると考えられます。
これは人生においてもよくあることで、勢いよく進んでいると、その勢いに押されて、本当は何がしたかったのかわからなくなってしまうことがあります。
一度立ち止まって、ゆっくりと考えることも必要なのかも知れませんね。
高速道路の料金所の夢
高速道路の料金所は、現在はほとんどが無人化されていますが、一昔前は料金所に人がいて、現金の受け渡しをしたり、クレジットカードや回数券などの対応をしていました。
高速道路を走る夢で、有人の料金所に出くわしたのは、お金の関係で何か気になることがあると考えられます。
お金のトラブルのような大げさな事じゃなくても、支払いが迫っていることや、清算しなければならないことがあるのかも知れません。
お金にきちんとしている証ともいえるのではないでしょうか。
ETCシステムの料金所でバーが開かないなどのトラブルに見舞われる夢は、金銭に関するトラブルを反映しているので、大ごとになる前にきちんとした方が良いと考えられます。
高速道路SAの夢
高速道路を使って外出するときの一つの楽しみと感じる人が多いのが、サービスエリアです。
トイレ休憩や飲食だけじゃなく、最近ではアクティビティも揃っているサービスエリアがありますね。
高速道路の夢でサービスエリアに入る夢は、少し休憩しなければ自分が壊れてしまうような危機感を持っていることをあらわしています。
楽しむことも後回しにして、頑張りすぎて壊れてしまうという経験が今までにもあったのであれば、今後は休むことも大切にしながら進むと良いのではないでしょうか。
高速道路で運転交代する夢
高速道路を運転していて、途中で同乗者に運転手交代する。もしくはその反対の夢を見る時は、あなたが自分ひとりでは限界を感じていることをあらわしています。
ひとりでは成し遂げられないことも、誰かと協力し合えば成し遂げられることを悟っているからでしょう。
協力し合うことの大切さを理解しているということですね。
まとめ
高速道路の夢には、あなたの現在の心理が反映することが多いのではないでしょうか。
とくに今が何かの変化の時だったり、進むべきことへの分かれ道だったりするのであれば、夢の中にヒントがあるのかも知れませんね。