大勢の人の前に立って、スピーチをするのが得意な人もいますが、苦手な人の方が多数派ではないでしょうか。
人前に立ってスピーチするのは、慣れていないとひどく緊張するものです。
あなたが人前に立ってスピーチする夢を見たのなら、その時の気持ちを思い出してみると、緊張感がよみがえってくるのではないでしょうか。
大勢の人の前でスピーチする夢を見て、とても気持ち良かったという人もいるかも知れませんね。
スピーチする夢には、どんな意味があるのか、状況ごとにみていきましょう。
人前でスピーチする夢の意味
人前でスピーチする夢の基本的な意味は、承認要求、自己顕示欲の高まりを表します。
多くの人から注目されたい、認めてもらいたい、評価されたいという気持ちが、いつもよりも少し強くなっているのではないかと考えられます。
スピーチする内容を忘れる夢
スピーチをしようとしているのに、話す内容を忘れてしまい、頭が真っ白になるという夢は、自分の考えがまとまっていない状態を意味します。
周囲の人から認めてもらいたいという気持ちだけが先走り、自分を表現するための考えまで至っていない状態なのでしょう。
見切り発車して失敗したり、後悔した経験がある方なら、身のおぼえがあると思います。
勢いで突っ走るタイプで成功する人もいますが、スピーチの内容を忘れて焦る夢を見る人は、どちらかと言えば慎重派でしょう。
しっかり準備した方が良いという自分自身へのアドバイスとも受け取れます。
スピーチを聞いてもらえない夢
あなたがスピーチしているのに、耳を傾けてもらえない夢は、心の中にいつもある不満の表れと考えられます。
あなたの意見や考えを聞き入れてくれる人が周りにいないのではないでしょうか。
または、あなたは人前で意見を堂々と言えないのかも知れません。
聞いてもらえないことへの不満が、大きくなっているのではないでしょうか。
人の意見を否定ばかりする人とは距離を置くことも、考えてみるといいですよ。
スピーチにヤジを飛ばされる夢
あなたが話しているのに、それに対してヤジを飛ばされる夢の意味は、自分の考えが受け入れらないことへの不安が大きく影響しています。
友達同士で会話している時や、職場で話している時など、複数人で話をすると、からかったり、ふざけたり、拒否するような人が必ず1人はいると思います。
あなたが真面目に話しているのに、茶化すようなこと言われると、ムカっときますよね。
ケンカ腰というほどじゃなくても、そういう小さな積み重ねがあなたの心に蓄積しているのではないでしょうか。
そういう人の声は、聞き流すことも必要ですね。
マイクが壊れる夢
スピーチをしようと思ったら、マイクが壊れていて声が届かないという夢には、あなたを邪魔するものを表す意味があります。
邪魔するのは、人物かも知れませんが、環境、自然災害など不可抗力に邪魔されることも予想されます。
それが不安になるほど、あなたは今充実しているというわけです。
準備万端に整っている状態なのに、マイクが壊れてスピーチが上手くできないのは悔しいですよね。
そうならないように、さらに入念に準備をしようという意識の高まりです。
スピーチ中に人がいなくなる夢
スピーチをしていると、目の前から人がどんどんいなくなってしまうのは、夢とはいえ焦りますよね。
スピーチ中に人がいなくなっていく夢の意味は、あなたがミスを恐れる気持ちが強いからです。
せっかくスピーチするのですから、1人でも多くの人に聞いてもらいたいと考えるはずです。
ところが、ミスをして恥をかくのが怖いという気持ちが大きいので、人がいなくなってくれた方が気がラクに感じるのでしょう。
あなたはとても完璧主義者で、プライドが高いのかも知れませんね。
ですが、人はどれほどあなたに興味がないと思えば、ミスを怖がる気持ちも薄れるのではないでしょうか。
スピーチ中に人が集まる夢
スピーチをはじめた時は誰も聞いていなかったのに、あなたの前に徐々に人が集まるのは、気分の良い夢だったのではないでしょうか。
あなたは自分が思っている以上に、影響力があるのです。
そのことに、自分自身も気が付いているのです。
ただ、自信過剰になると一気に人がいなくなるので、謙虚な姿勢が大切だと思います。
スピーチが上手くできた夢
スピーチが上手くできて、多くの人から拍手を受ける夢を見た朝は、とても気持ちよく目覚めると思います。
あなたは自分の考えをしっかりと周囲の人に伝えることができているので、ストレスは少ないはずです。
ただ、自分が気持ちよくスピーチするだけではなく、人の話もよく聞いてあげられると、とても良い人間関係のバランスが保てると思います。
まとめ
結婚式や学校行事など、スピーチする機会は色々あますが、夢の中では自分を表現することを意味するので、場面はあまり関係ないのです。
スピーチしているあなたと、それを聞いている人の状況からチェックしてみましょう。