眠っている時に体の一部分に関する夢を見ると、何かその部位に異変や異常が起こるような気がして心配になりますよね。
足に関する夢は、比較的見やすいと言われています。
足の夢にも、色んな状況はあるでしょうから、意味も色々です。
足の夢を見た時に気になったことに当てはまったのなら、チェックしてみてください。
足の夢の意味
足の夢の基本的な意味は、自分を支える土台です。
足元が不安定では、しっかりと立っていられません。
仕事、家庭、人間関係など、自分を取り巻くすべてにおいて、足の夢は関係しています。
具体的な夢の内容から、どのような心理が反映しているのか見ていきましょう。
足がつる夢
眠っている時に足がつってしまえば、痛みで目が覚めます。
それほど足がつるのは痛いのですが、そんな夢を見るのは何か意味がありそうですよね。
足がつる夢は、悪いことが起きそうな連想をしてしまいそうですが、じつは準備が整い、何か転機が起こることを意味しています。
眠っていても無意識で体に力が入るほど、スタートダッシュ前のような状態だと考えられます。
ただ、足がつる夢で目が覚めた直後に、本当に足がつった場合は意味は体が察知しただけなので、深い意味はありません。
足が浮く夢
足がふわふわと浮くように感じる夢は、あなたの心の状態が安定していないことを表しています。
地に足が着いていないような状態なのでしょう。
自分の気持ちや考えがハッキリしないのは、何が原因なのか考える必要がありそうです。
足が痛む夢
足が痛む夢は、あなたのツラい状況を表しています。
自分を支えるために、痛みをガマンしなければいけない時なのではないでしょうか。
生活のために、やりたくない仕事をしなければいけないなど、人は何かをガマンして生きています。
そのガマンの度合いは人それぞれですが、足の痛みの夢を見るのは忍耐がかなりツラく感じていることを表しているのです。
足の爪の夢
足の爪の夢には、小さなことが気がかりで心が休まらない状態であると考えられます。
足の爪を切る夢は、その気がかりなことを解消できることを意味しています。
足の爪が剥がれる夢は、小さな気がかりを解消するためには、何かを犠牲にしなければいけないことを表しています。
足の爪が伸びる夢は、気がかりなことを忘れられるように、気持ちを切り替えている状態なのではないでしょうか。
足がなくなる夢
足がなくなる夢は、自立心を失っていると考えられます。
自分の足で立ち、歩くことを拒む気持ちが生まれてしまったのではないでしょうか。
どんなに苦しくても、自分を支えるのは自分自身だという気持ちを忘れないようにしたいですね。
足を洗う夢
足を洗う夢は、とても良い心の状態を示しています。
自分の土台の象徴でもある足ですから、キレイにするのはとても良いことです。
今までツラいことがあったとしても、足を洗う夢は転機を感じさせるでしょう。
足が大きくなる夢
足が大きくなる夢は、自分を支える土台をさらに強固なものにしようとする意志の表れです。
今までよりも、もっとしっかりと生きていきたいという前向きな気持ちになっているのではないでしょうか。
目標を見つけたのなら、その目標を叶える覚悟を反映しています。
足が小さくなる夢
足が小さくなる夢は、自信を喪失している状態を表しています。
自分を支える土台が小さくなれば、不安定になります。
なぜ自信を失ってしまったのか、その理由がわかっていても、簡単に自信は取り戻せないものです。
もう一度、ゼロから始めるつもりで自信を取り戻しましょう。
足が汚れる夢
足が汚れる夢は、あなたを取り巻く人間関係が影響しています。
自分の足が汚れるのは、気持ちが悪いはずです。
人付き合いを優先しすぎて、自分を汚してしまわないように気を付けてください。
自分への注意を促す夢だと考えましょう。
足をケガする夢
足をケガする夢は、無理して頑張り過ぎている自分への注意喚起です。
頑張ることは大切ですが、大切な足をケガしてしまえば、せっかく頑張ってきたのに立ち止まらなければいけなくなります。
時には休むことも必要なのではないでしょうか。
足をぶつける夢
足をぶつける夢は、あなたの注意力が低下していることを表しています。
小さなミスなどが増えるかも知れないので、少し気を引き締めていきましょう。
自分でも気がゆるんでいるのを自覚しているので、夢でサインを送っているのです。
足がもつれる夢
足がもつれてしまう夢は、先走りやすいことを表しています。
周りとのスピードが合わないとか、計画する前に見切り発車してしまうなど、そそっかしい一面があるのではないでしょうか。
ひと呼吸して、落ち着いて進むようにしたいですね。
足がしびれる夢
足がしびれる夢は、そろそろ動き出すタイミングであることを示しています。
ずっと同じ場所にいて、すっかり足がしびれてしまったという意味なのです。
何か動き出すのに時間がかかるのは、悪いことではありません。
じっくり考えて、タイミングを見計らっていたのですから、大きなことにも挑戦できるのではないでしょうか。
足を引っ張られる夢
夢の中で眠っている自分の足を引っ張られるのは、睡眠が浅い時にはよくあります。
足を引っ張られる夢を見るのは、精神的なことよりも肉体的に疲労が蓄積している時です。
疲れているということは、心身ともに活発な状態が続いているからなので、疲労の自覚がないと思います。
眠る前の準備段階で、頭の中が静まるような環境を作るようにしましょう。
ただ、繰り返し足を引っ張られる夢を見る場合は、身の危険を感じているとも考えられるので、事故や災難には十分気をつけましょう。
足をマッサージする夢
足のマッサージの夢を見る時は、意識的に自分の考え方を柔軟にしようとしている心理が働いていると考えられます。
足は自分を支える土台なので、どっしりとして、少々のことでは動かない強さも必要です。
しかし、あまりにも頑なに動かないのは、周囲とのすれ違いを生むかも知れません。
今は少し柔軟になる方が良いと本能的に感じているのだと思います。
足(脚)が太くなる夢
太ももやふくらはぎなど、脚が太くなる夢はあまり嬉しいものではないですよね。
美脚とは真逆なのですから。
しかし足先から太ももまでが太くなるのは、心身ともに満たされていて、安定した心理状態であると考えられます。
リアルに太くなるのは困りますが、予兆や予感とは別と考えるので安心しましょう。
まとめ
足の夢は、自分を支える土台を表す意味があります。
その基本の意味から、状況ごとに夢の示すことを考えてみてください。
悪い夢を見ても、それは注意を促す意味なので、落ち込まずに前向きに考えてくださいね。