涙を流し、声をあげて泣くのは、感情が揺さぶられた時に自然に起こる現象です。
悲しい時、嬉しい時、感動した時、怒った時など、感情が揺さぶられる理由は色々ありますね。
泣くことでスッキリするという人もいるので、わざと泣くような映画を見たりする「涙活」というのもブームになりました。
では、夢の中で泣いているのはどういう意味があるのでしょう。
泣く夢はどのような心理状態が影響するのか解説します。
泣く夢を見る心理状態とは
夢の中であなた自身が泣いていたとしても、その感情に種類は1つではありません。
緊張感から解放されたり、恐怖心から泣いてしまったり、その夢の中であなたがどのような境遇にいたのかによって心理を読み解くことができます。
ただ、泣く夢は今のあなたの感情を素直に反映しているので、自分自身の心の状態を受け止めやすいはずです。
心の奥にある感情を見つけやすいので、夢の内容をよく思い出してみましょう。
怒りながら泣いている夢
泣いている夢に多いのが、怒りの感情が溢れてしまい、何か(誰か)に怒りながら泣いている夢です。
怒りながら泣くのは女性に多く、怒りの感情が溢れて泣く夢もやはり女性の方が見やすいようです。
怒りながら泣く夢は、現実の世界でとても悔しい思いをして、その怒りの感情を無理に押し殺して生きているからです。
浮気された、不倫された、二股をかけられた、一方的にフラれたなど、恋愛に関することも多いですね。
その他にも、仕事で失敗を押し付けられたとか、理不尽なことで悔しくてたまらないという感情が怒りと涙の夢になったと考えられます。
人の死を悲しんで泣く夢
身近な人を亡くしたばかりという場合は、その悲しみが癒えていないからなので、時間とともに悲しみが癒えればその夢を見ることも少なくなっていくはずです。
ですが、元気でいる人が亡くなってしまい泣いている夢を見るのは心配になりますよね。
まさかその人に何か不吉なことが起こるのではないか・・と思ってしまうのもわかります。
しかし、親しい人が亡くなって泣いている夢は悪い心理状態ではありません。
悲しくて泣いているのですから、その人のことを大切に考えている証だと思います。
もしも友人、家族、恋人など親しい人が亡くなって悲しんで泣いている夢を見たのなら、とても大切な人だからなので、心配しなくても大丈夫です。
叱られて泣いている夢
叱られる、怒られる、注意されるて泣く夢は、あなたの心の中にある罪悪感や後ろめたさ、誰にも言えない秘密などが影響しています。
夢の中であなたを叱っていたのが誰なのかによって、あなたの心理状態を見ることができます。
親や教師や先輩、上司など現実の世界であなたの目上の人から叱られていたのなら、あなたは罪悪感から解放されたいと思っています。
正しい道に進みたいと本心では思っているのに、そのきっかけを見つけられない状態ではないでしょうか。
もしも見ず知らずの人に叱られて泣いている夢を見たのは、自分の欠点、短所が人からどう見られているのか気になっているからです。
人からの評価を気にする性格の人がよく見る夢です。
恋人と別れて泣く夢
恋人や配偶者から別れを切り出されて泣いてしまう夢は、愛の深さが影響してみる夢です。
あなたのパートナーへの愛が見させた夢なので、これからもパートナーに対して純粋な愛を注いでいきましょう。
もしもフリーの人が失恋して泣く夢を見たのなら、あなたの恋愛に対するネガティブな思考が影響しています。
自分の魅力を低く評価して、傷つかないように予防線を張っているのではないでしょうか。
フラれることを怖がり過ぎていては恋愛に踏み出すのは難しくなります。
どんな美人でもイケメンでも、自分が好きになった人がもれなくあなたを好きになるなんてことはありません。
失恋の回数が多い方が魅力的な人になれると思って、勇気を出しましょう。
泣いているあなたが慰められる夢
泣いている人を泣き止ませようとして慰めたら、余計に大泣きされるという経験はありませんか?
夢の中であなたが泣いていて、そんなあなたを誰かが慰めていたのなら、あなたは抱えている感情を吐き出してしまいたいという状態です。
そして、その感情を誰かに共感して欲しいと思っている心理の反映です。
まとめ
泣くというのは、喜怒哀楽の感情のどれにも起こる可能性があります。
悲しくて泣いている夢でも、嬉しくて泣いている夢でも、感情が大きく動くからです。
頻繁に泣く夢を見るのなら、あなたの心はなかなか安定していないのかも知れません。
強いストレスなどにさらされないように気をつけましょう。
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