ニキビと言えば、思春期になると悩まされることもありますよね。
嬉しいものではないので、ニキビの夢を見るのは良い心理状態とは言えないのではないか・・と思いがちです。
ニキビの夢にはどんな意味があり、どのような心理状態が影響しているのか詳しく解説します。
ニキビの夢の意味
ニキビの夢の基本的な意味は、体調や心の状態の下降です。
大きな下降、一瞬で闇に落ちるような事ではなく、徐々に少しづつ下降している状態と言えます。
急激に運気や体調が悪化するのなら困りますが、徐々に・・なので気が付きにくいのかも知れません。
ニキビの夢は、気が付かないまま過ごしているといつの間にか取り返しのつかないほどの状態になるのを防ぐためにも、すべてが悪い夢というわけではないのでしょう。
夢の詳しい状況から、さらに見ていきましょう。
ニキビがたくさんできる夢
一つだけポツンとできるニキビでも憂鬱になるのに、同時にたくさんできたらかなりショックでしょう。
大量のニキビができる夢を見るときは、体の疲れが心にまで影響を及ぼしていると考えられます。
心と体はつながっているので、精神面での疲労が蓄積すると体にも影響を及ぼしますし、その逆もあるわけです。
ニキビの夢は体調やメンタルの低下の兆候だと考えられるので、たくさんのニキビができる夢は心身へのダメージがあるのではないでしょうか。
ニキビが次々にできる夢
治ったと思ったらまた次のニキビができる・・。
次から次へと新しいニキビができる夢は、まさにリアルでも次々に自分に降りかかるトラブルや問題をあらわしています。
もうすでにそういう事態になっていて、ストレスを感じつつある段階なのではないでしょうか。
一度に解決しようとせず、自分のペースを崩さないようにするのは難しいことですが、周りに巻き込まれ過ぎないように注意が必要な時期だと思われます。
ニキビをつぶす夢
ニキビをつぶすのが好きだという人もいますが、ニキビを無理につぶすと悪化させたり、痕にのこりやすくなります。
夢の中でニキビをつぶしているというのは、自分にとって困ることや見たくないものを無理に見ないふりをしてなかったことにしてしまおうという意識が働いていると考えられます。
ですが、無理につぶしてなかったことにしようとしても、後になってひどくなってしまうかも知れないという一種の不安も片隅にはあるのではないでしょうか。
ニキビを隠す夢
ニキビを隠すためにマスクをつけたり、メイクで隠したり、髪で隠すなどの夢は、コンプレックスを知られたくないという意識のあらわれです。
誰にだってコンプレックスのひとつやふたつはあるでしょうが、ニキビのように一時的にできたり消えたりするものを隠すのは、急にコンプレックスと感じ始めた何かがあるのではないでしょうか。
例えば、誰かから何かを指摘されたり、急に自分の何かが気になり始めたなど。
隠して消えることであればいいのですが、隠せないのならうまく付き合うしかないのでしょうね。
ニキビが腫れる夢
ニキビがひどく腫れてしまう夢は、抱えている問題や悩み事がもうすぐ解決したり、新たな局面を迎えると考えられます。
現実にはニキビが腫れてしまうのは炎症を起こしているからなので、痛みもあるでしょうし、良いことではないのです。
しかしそれが夢となると、もうすぐニキビがつぶれて嫌なものが押し出されることをあらわしています。
その前の段階だと思えば、乗り越えられるのではないでしょうか。
ニキビを見つけられる夢
人から「ニキビができてるよ」と指摘される夢は、自分の嫌な部分を指摘されることへの不快感をあらわしています。
デリカシーを欠いていて、人の嫌がることや隠したいことをズケズケと指摘する人間に対しての防御が働いているのではないでしょうか。
自分にとって嫌なことをズケズケ言う人とは距離を置くのも大切な防衛本能だと思います。
ただ、忠告やアドバイスなど耳の痛い話をきちんとしてくれる人の存在は大切なので、そこの見極めはポイントだと思います。
ニキビがなくなる夢
ニキビがキレイになくなっている夢は、迷っていることに自分なりの答えが出ているというあらわれです。
迷いながらもそのまま進んでいれば、道が開けるという自信を持ち始めているのではないでしょうか。
ニキビという小さなデキモノでも、きれいに消える夢として見るのは、良い兆候だと考えられます。
まとめ
ニキビができる部位によって、恋愛運を占うのが流行ったこともありました。
それはニキビができる部位によってホルモンが影響するからでしょうが、恋占いよりもメンタルや体調が影響する方が大きいでしょう。
夢による心理の読み解きには、ニキビのような表面にあらわれるものは比較的わかりやすいので、参考にしてくださいると幸いです。
