彼氏に浮気されたら、絶対に許すことなんてできない。
そう思っていたはずなのに、現実に恋人に浮気されたら、許してしまう人がいます。
許せる人が信じられないって言っていたのに、ずるずる付き合っている人もいますよね。
彼氏のことが好きになればなるほど、浮気されても別れられなくなってしまうのはわかります。
許せないし、許したくないけれど、それ以上に彼と別れたくないから、許すしか道がないのです。
どうしても別れたくないから、浮気を許したはずなのに、「また浮気しているのでは?」という疑う気持ちがどんどん大きくなって苦しんでいるのはつらいでしょう。
過去の浮気に苦しみながら彼と上手く付き合う方法はあるのか、考えてみましょう。
浮気を許そうと思った理由
彼氏が浮気したことを知ってしまったとしても、その相手とは1度きりの関係で終わったとか、浮気相手とは2度と会わないと言約束をしたことで、浮気を許すというのが理由としては多いですね。
たとえば友達に誘われて参加した合コンで、その場の勢いで・・とか。
ですが、同じ相手と何度も会っているとか、知らない間に何年も続いていたとなると許すのは難しくなります。
そして何よりも重要なのは、彼氏が本命の彼女であるあなたと別れたくなくて、あなたの心に伝わるような誠意のある謝罪をした場合は、1度は許してみようと思ったのではないでしょうか。
浮気がバレてからも謝罪もせずに開き直ったり、何度も浮気を繰り返すような場合は、許す気持ちになれないはずです。
ということは、あなた自身が彼と別れたくない気持ちの強さと、彼の謝罪の気持ちが揃ったことで、納得して許す結果を選択したことになります。
本心では許せない気持ちがあったとしても、それを押し殺すことを選んでしまったわけです。
だからこそ、1度は許す気持ちになった自分の心をきちんとコントロールしなければ、さらに苦しみを大きくしてしまいます。
浮気された後の心の中
浮気されても別れを選択しなかった理由と真正面から向き合ってみることが大切です。
許した理由と自分が向き合わなければ、その後もずっと苦しみ続けます。
好きだから別れたくないというのが本心であれば、2度と浮気されないような関係を作ることを考えましょう。
過去の浮気を思い出して、悔しさや嫉妬で自分を苦しめていては、彼氏もそんな彼女を見ているのがつらくなってしまいます。
それでまた他の女性に逃げてしまうことになれば、今度こそ別れなければ耐えられなくなってしまうのではないでしょうか。
浮気されても許した自分の気持ちから目を背けずに、しっかり向き合えば、これからのどう彼と付き合っていけば良いのか冷静に考えられるようになります。
一度は許すと決めたはずなのに、その後もずっと彼への怒りや嫉妬の炎を燃やし続けるのなら、結果はまた同じでしょう。
また同じことを繰り返してしまう状況を自分が作ってしまうかも知れないのです。
過去に浮気をした彼と別れずに結婚する場合の心構えについてはこちら!
浮気されないための4つ対策
過去に浮気した彼氏を許して付き合っていると、些細なことでも疑いやすくなり、彼氏の行動を監視したくなるような心理状態に陥ると、彼はそんな負のオーラから逃げ出そうとして、また浮気に走ってしまうかも知れません。
浮気を許すと決めたからには、以下の3つのことを自分への約束事としましょう。
話し合いをしない
浮気が発覚した時に、「なぜ浮気したのか」と問い詰めて聞き出そうとしたりするのはやめましょう。
すごく難しいことかも知れませんが、浮気されたことがわかった時に「別れたくない」と思ったのなら、浮気について話し合ったり、責めたり、問い詰めたりしない方がよいのです。
浮気してはいけないことなど百も承知で浮気する人に対して、正当な理論を振りかざして話し合っても無意味です。
責められれば責められるほど、彼の心は遠ざかってしまいます。
「二度としない」と約束させるだけで怒りや悲しみをグッと堪えてください。
償いをしてもらう
浮気されて傷ついた心は、彼を責めたり、さらなる浮気を疑っているだけでは癒されることはありません。
浮気された事実は消えないし、心の傷が治ったように見えても、傷跡は残ります。
ですが、許すと決めたからには、心の痛みを軽くすることを考えましょう。
そのためには、浮気の代償として、あなたの傷を癒してもらう何かを彼に提示してください。
欲しいものを買ってもらうのも良いですし、あなたの望みを叶えるために彼に頑張ってもらいます。
あなたを失いたくない気持ちが強ければ、少々の無理難題だって何とか叶えようとしてくれるはずです。
完全に傷が癒えることがなくても、少しが痛みが薄れるのではないでしょうか。
蒸し返さない
恋人同士や夫婦がケンカすると、女性は過去のことを持ち出す傾向があります。
浮気された過去があると、ケンカのたびにそれを蒸し返すのはやめてください。
1度は許すと決めたのはあなた自身なのに、関係のないことでケンカしても浮気を蒸し返されれば、彼もたまりません。
蒸し返せば、あなたも腹が立つだけです。
お互いにとってプラスになることなんて1つもないのです。
決して浮気の過去を蒸し返さないようにしてくださいね。
罪人扱いしない
彼氏や旦那さんの浮気を許すことで、2人の関係性において優位になると思うのはやめましょう。
「浮気したくせに」とか「許してあげたの忘れたの?」など、まるで罪人のように扱ってしまうと、そのうち相手も嫌気がさします。
そんな接し方をされ続ければ「別に無理に許して欲しいと思ったわけじゃない」と開き直られて終わりです。
あなた自身が許す道を選んだことを忘れてないことが今後の2人の行く末を左右すると思ってください。
彼以外に興味を持つ
彼以外に興味を持つというのは、他の男性に興味を持つということではありません。
「目には目を、歯には歯を」と同じ苦しみを与えようとするのは、誰も幸せになれないので、そんなことは考えない方が賢明です。
他の異性に興味を持つとしても、そこには恋愛感情ではなく人としての尊敬や好奇心がベースにあれば問題ないでしょう。
また他の人に目を向けてしまうかも知れない・・という恐怖心から、いつも彼の行動を監視したくなったり、怪しい行動を探るようにならないためには、他のことを考える時間を増やすのが一番です。
彼と出会う前にあなたが興味を持っていたことを思い出してください。
恋愛以外にも、あなたを楽しませたことが沢山あったはずです。
彼との関係が人生の全てのように思い込むのをやめることが重要です。
あなたの覚悟が今後を決める
許したけれど、また浮気されるのが怖くて、疑ってばかりいては、二人の関係も悪い方向にしか進みません。
なぜ疑ってしまうのかよく考えてみてください。
浮気されるのが嫌なのは、嫉妬心と執着心が強くなるからです。そして、また浮気された時に1度目の浮気で受けたショックをまた経験するのが嫌だからではないでしょうか。
あんなこと、もう耐えられない・・。
そう思っているのなら、あなたが覚悟を決めるだけで心が軽くなるはずです。
もしも次に浮気された時にどうするのか覚悟を決めてください。
「どんなに愛していても別れる」のか「浮気は病気みたいなものだから遊びなら見て見ぬふりをする」のか。
あなたが覚悟を決めてしまえば、彼に対する疑いの気持ちで自分を苦しめることもなくなるはずですよ。
まとめ
浮気されても別れられなかったことで、彼氏があなたを甘く見ることがないように、謝罪と償いでけじめをつけることは大切です。
それ以降は、あなたの気持ち次第なので、過去を持ち出して自分を苦しめることはしないでくださいね。