結婚を嫌がる「嫌婚男子」と呼ばれる人が増加していることが、社会問題として取り上げられることがあります。
晩婚化が問題視されるようになってかなり年月が経ちましたが、最近では晩婚どころか、生涯未婚率の割合も増加しているとか。
つまり、結婚したくない人が男女とも増えているわけね
それでも嫌婚男子という呼び名があるくらいだから
やっぱり男の方が結婚願望を持たないってことなんでしょ
そう言ってしまえばそれまでなのですが、その理由を考えないと男性の嫌婚の原因まで理解できませんね。
それに、これから出会う男性がもしかして嫌婚男子だったとすればどうしましょうか。
嫌婚になる原因は1つではありません。
これから出会う男性の嫌婚傾向を見抜くために、原因を考えてみましょう。
結婚したくない理由
嫌婚男子という言葉がインパクトが強いので、結婚に対して拒絶反応を起こしてしまうような抵抗を持っている人をイメージしそうです。
しかし、結婚したくない理由は、それほど強い嫌婚ではないのです。
経済的に余裕がある
収入が高く、経済的に余裕のある暮らしを送っている男性が意外にも嫌婚傾向があります。
お金に余裕があるということは、それだけ生活を楽しむ余裕もあるということです。
結婚したら、自分だけのお金ではなくなるので、そういう面で窮屈になるのを恐れてしまうのでしょう。
経済的な余裕がない
前述とは全く正反対の理由です。
これは今の社会の仕組みが問題なので、本心から結婚したくないと思っているわけではないでしょう。
ただ、「結婚したくてもできない」というよりも「結婚なんかしたくない」と言っていた方が気がラクになるのも理解できますね。
趣味を持っている
自分の趣味を楽しんで生きていると、結婚によってその趣味が楽しめなくなるのが嫌だと思うのはわかります。
趣味を忘れるほど好きになる人に出会っていないだけなのかも知れません。
しかし、過去に趣味を彼女に邪魔された経験があったりすると後ろ向きになってしまうのではないでしょうか。
一人で過ごす時間が好き
とくに結婚に限らず、人と同じ空間で長い時間を過ごすのが苦手なタイプは、結婚生活に苦痛を感じるのは自分でも予想できると思います。
同棲経験などなくても、例えば恋人と旅行したときなどに「早く自分の部屋で一人で落ち着きたい」となってしまうのであれば、嫌婚男子になるのも仕方ないと思います。
丁寧な暮らしができている
仕事も充実していて、家事能力もあり、自立した暮らしができる男性は、わざわざ結婚しようとは思わないのではないでしょうか。
これは女性にも同じことが言えます。
経済的にも、精神的にも自立しているのであれば、結婚という選択肢は薄くなっていくのです。
高スペックな男性ほど嫌婚傾向
嫌婚男子と呼ばれる人は、安定した仕事がないとか、収入が少ないなど、ネガティブな理由ではないのです。
いわゆる優良物件とか、高スペックなどと呼ばれてきた男性の方が嫌婚傾向にあるのです。
条件が整っているので、きっとモテるでしょうから、結婚相手に困るとも考えにくいですよね。
ですが、モテるからこそ焦って結婚する気にならないとも考えられるのです。
もしもあなたが出会った男性が、自分の生活を楽しみ、充実して暮らしているのであれば、結婚願望がないかも知れません。
充実した暮らしを一人よりも二人でさらに楽しめると思える何かがないと、結婚したいとは考えないのではないでしょうか。
まとめ
嫌婚男子なんて言葉が先走りしてしまうと、すごく殺伐とした気持ちになってしまいますよね。
ですが、必ずしも結婚というカタチが幸せの条件とは限らないと考えるのも間違いではないはずです。
もしも好きになった人に結婚の意志がなかったとしても、一緒に居るのが楽しいのであればそれはそれで幸せではないでしょうか。