布団やベッドで寝ない夫へのイライラを解消する方法とは!

家族

世の中の奥様たちが感じている夫へのイライラ。

どんなことにイライラしているのか、様々なところでアンケートが実施されています。

新聞やテレビなどでも夫婦間の問題を取り上げる時に、よくアンケートの結果を参考にしていますが、「布団やベッドで寝てくれない」もしくは「ソファやこたつで寝てしまう」という夫に対してかなりイライラしている人がいます。

夫への不満を調査すれば、この問題は常に上位に食い込むほど、世の中の夫たちはきちんと寝室があるのに、そこで眠らないのです。

私も「寝るなら寝室に行ってよ」と何度言っても動かない夫に対して、イライラが爆発しそうになるのを何度も堪えてきました。

しかし、眠っている人間を相手に怒ってみても、逆ギレされるのがオチなので、グッとガマンしてきたのです。

なぜ夫たちは布団やベッドで寝ないのか、不可解で仕方ありません。

この問題はかなり根が深いのですが、妻と夫の両方の立場から解説策を考えてみました。

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布団やベッドで寝ない夫にイライラする理由

妻たちがソファなどでゴロゴロしたまま寝てしまう夫にイライラする理由をまとめてみました。

風邪をひかれると困る

ソファやこたつなどで眠ってしまうと、風邪をひきやすいのに、何度そう言っても聞いてくれないとイライラしますよね。

こちらは「風邪ひくからちゃんと布団で寝た方が良いよ」とアドバイスしているのに、それも聞かずに風邪をひかれるのも困ります。

注意していても風邪をひくのなら仕方ないですが、不注意で風邪をひかれて家族にうつされたら迷惑です。

今までとは違い、少しの風邪症状でも神経質にならなくてはいけない状況です。

それなのに、きちんと布団に入って寝ない夫はとても無責任だと思えてなりません。

同じことを何度も繰り返しているのに、それでも布団で寝ない夫にはイライラを通り越して呆れます。

子供たちが真似すると困る

夫がソファやこたつでごろ寝する習慣があると、子供たちも寝室で寝たがらなくなり、寝かしつけるのに時間がかかって困るという理由もありますよね。

テレビを見ながらウトウトして、そのまま寝入る父親を身近で見ていれば、子供が真似しても何も言えなくなってしまいます。

部屋が片付かない

本格的に寝る時だけじゃなく、リビングでうたた寝ばかりする夫がいると、部屋を片付けたくても邪魔です。

眠っていても構わずに掃除を始めたりすると、「うるさい」と不機嫌になられて険悪なムードになることも。

静かなところで寝たいのなら、寝室へ行けばいいだけの話ですよね。

それなのにテレビを見ながらゴロゴロして昼寝しているから、お互いに嫌な気持ちになるわけです。

家の中でゆっくりとうたた寝する暇もない妻たちから見れば、すごくムカつく存在です。

起こすと逆ギレする

ソファやこたつで寝てしまう夫に一番イライラする理由がこれでしょう。

「風邪ひくよ」とか「ちゃんと布団で寝たら」と声をかけると、すごく迷惑そうに逆ギレされたりすると腹立ちますよね。

それで風邪をひいても知ったことじゃないのですが、それが原因で仕事を休まれたり、医療費にお金がかかれば、家族にも迷惑かけることになるでしょう。

布団やベッドに移動するだけなのに、なぜそれができないのか理解に苦しみます。

ソファで寝る夫の言い分

ここからは夫たちの言い分です。

ほぼ開き直りに近い言い分が多いですが、一応聞いてあげましょう。

睡魔に勝てない

寝るつもりはないけど、ソファでリラックスしていると眠気に負けてしまうというのが、一番多い理由です。

ちゃんと布団で寝た方が良いとわかっているけど、つい眠ってしまうのは、本格的に寝てしまう前に妻が起こしてくれるはずだと甘えているからでしょう。

もしも声をかけて不機嫌な返答をするなら、もう放置するしかありません。

それで風邪をひいても、心配なんてする必要はありません。

大人なのに、自分の健康管理もまともにできない夫は、残念な人だと思って諦めるしかないのでしょう。

布団に入ると眠れない

布団やベッドに入って、「さあ寝るぞ」となると、目がさえてしまい眠れないという言い分もあります。

でも、これにはあるパターンが原因です。

こういうタイプの人は、帰宅してから食事をして、入浴するまでにソファなどでくつろいでしまい、寝る寸前になってお風呂に入る傾向があります。

これでは眠気が吹っ飛ぶのも当然です。

眠りに入るためには、自律神経の副交感神経が優位にならないと自然に眠れません。

ところが、寝る寸前になって入浴してしまうと、体温が上がってしまうので、交感神経の方が優位になってしまいます。

眠りに入るための副交感神経は、体温が下降する時に優位になるので、寝る時間の2~3時間前くらいを目安に入浴すれば、寝室で横になる頃には気持ちよく眠れるはずです。

寝室の環境が合わない

日本の住環境は、子供と親が同じ寝室で眠ることも珍しくありません。

しかし、子供や妻が心地よく眠れる環境は、夫には居心地が悪いから寝室で眠りたくないという言い分もあります。

多いパターンは、筋肉が少なく体温が下がりやすい女性は、夏にエアコンが効き過ぎた部屋で眠るのが苦手です。

しかし女性に合わせた温度設定では、男性には暑いので眠れないので、自分が快適な環境を作れる場所で眠りたいという言い分もあるわけです。

この言い分は仕方ない面もありますが、せめてソファでごろ寝ではなく、布団の上で眠るようにできないのが男のだらしなさでしょう。

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布団で寝ない夫へのイライラをどう解消する?

人間は人生の3分の1くらいは眠っているので、睡眠はとても大切な生命活動です。

睡眠を甘く考えていると、脳の休息が上手くできないので、精神面の病気になりやすいとも言われています。

脳が休める時間は、眠っている時だけですからね。

そんな大切な睡眠なのに、ソファでテレビをつけっぱなしにした状態で朝まで・・なんて身体にも心にも悪影響が及ぶのは目に見えています。

夫のことが心配だから何度も声をかけてきちんと眠れるように促しているのに、うるさそうに反応されるとイライラするのも当然です。

イライラしてまで起こしてあげる必要もないので、基本は放置で構わないでしょう。

風邪をひいたり、腰や首を痛めたりして、自分自身で学習できないのなら、それまでの男だと思うしかありません。

その上で、妻のイライラを解消するためには、自分の健康と美を追求することです。

例えば・・

■枕やマットを自分の体に合わせたものにして眠りを改善する
■アロマでストレスをリセットする
■心を落ち着かせる音楽を聴きながら眠る
■ヨガやストレッチなど寝室で行う
■いっそ自分だけの部屋にしてしまう
■自分用のテレビを寝室に設置して一人で楽しむ

このように、「どうせ寝室で寝ないんでしょ」という前提で自分の好みの空間にしてしまいましょう。

もしも文句を言われても、「寂しい思いをさせてるのはあなたでしょ」と言い返せばいいのです。

私はあなたの健康を考えて寝室で眠って欲しいとお願いしてきたけど、私の気持ちは届かないみたいだから、仕方なく一人の寝室を快適にしているのよ。

このような伝え方をすれば、夫としては怒ることもできないし、少しは反省するのではないでしょうか。

ケンカ腰にならず、「ほんとは一緒に仲良く眠りたいのに」という気持ちを込めれば、夫も嫌な気持ちにはならないはずですよ。

まとめ

結婚前からソファで寝てしまうのがクセだったという男性も多いので、それを直すのは難しいのかも知れません。

解決策は、相手を変えるのではなく、自分の考え方を変えることが手っ取り早いです。

「布団で寝てくれない」ことにイライラするのではなく、「一人で伸び伸び眠れるから嬉しい」と思うように切り替えるようにしてみてください。

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