いきなりネガティブな内容から始まるのは気が引けるのですが、タイトルを見れば仕方ないことはご理解いただけると思います。
タイトル通り、嫌われるようなことをしているつもりもないのに、なぜか嫌われてしまうのには、何らかの原因があるはずです。
その原因に気が付かないままでも、とくに困ったこともないでしょうが、人から好かれたいという願望があるのなら、気が付いた方がイイですよね。
意外と皆が無自覚にしていることでも、嫌われることはあるのです。
今回は、よくありがちなことについて考えてみましょう。
親切しているつもりの余計なこと
悪意を持って人に意地悪なことをすれば、嫌われるのは当然です。
しかし、悪意どころか善意で接しているはずなのに嫌われてしまうこともあります。
相性の良し悪しもあるので、必ずしも何か原因があるとは限らないのですが、何となく楽しそうなグループに入れなかったり、楽しそうなイベントに誘ってもらえないなど、疎外されるようなことが頻繁にあるのなら、何か原因があるのかも知れません。
問題は、本人が親切のつもりでしているのに、嫌われてしまうという悲しい原因について無自覚なことです。
ここで考えられる原因を3つにまとめています。
自分の考えを言わない
誰と話していても、自分の考えを伝えずに、いつも相手の意見に同調するだけの人は嫌われることはなくても軽く見られやすい傾向があります。
軽く見られるということは、何か大切な出来事があっても伝えようと思わないし、相談したいとも思わない相手になります。
キツイ表現をすれば「どうでもいい人」になってしまうのです。
自分の意見を持たず、相手に合わせてしまうのは、やさしさかも知れませんが退屈な存在になってしまうのです。
たとえ相手と同じじゃなくても、その違いをお互いが理解し合おうとすることが人間関係の構築には必要なのでしょう。
無理してやさしくする
自分のことをわざわざ後回しにして、他の人のために頑張ってしまう人。
とても善人であり、尊敬されたり感謝されてもいいはずですよね。
ところが、逆に避けたい存在になりがちです。
理由は、「頼んでもいないのに勝手にやって、恩着せがましい」からでしょう。
自分に余裕もないのに、わざわざ自分を犠牲にして人を助けるのは、見返りを多少は求めてしまうでしょう。
「感謝して欲しい」
「もっと褒めて欲しい」
「ほかに人にも自分のことを伝えて欲しい」
まあ、わかりやすく言えばこんな気持ちが多少は心の中にあるでしょうから、それがチラホラ見えると重荷です。
頼んでもいないのに、勝手にやってきて、「さあ、ありがとうございますって言ってよ」と言わんばかりの顔を見せられれば嫌な気持ちになるのではないでしょうか。
ネガティブなお知らせ
これは意外とみんなやってしまうことなので、我が身を振り返ってみてください。
「○〇さんがあなたのことを悪くいってたわよ」なんて、わざわざ伝えてしまうのはその人のためを思ってでしょうが、避けたい人物になります。
理由は、聞きたくないことをわざわざ知らせる人だからなのですが、それは誰もが持っている本能なんですよね。
誰でも嫌なことは聞きたくありません。
例えそれが事実だったとしても、知らなくても済むことなら聞きたくないでしょう。
聞いてしまえば嫌な気持ちになります。
だからネガティブな情報をわざわざ知らせる人は遠ざけようとするのです。
これは無意識にしてしまうことなので、当人には責任はありません。
「わざわざ教えてあげたのに!」なんて思ってしまうのはやめなけれないけませんね。
まとめ
「なぜ私は嫌われてしまうのだろう。心当たりはないのだけれど・・」とモヤモヤしているのなら、一度自分の日頃の言動を振り返ってみましょう。
良かれと思ってしたことが、嫌われる理由になっているかも知れません。
思い当たることがあれば、改善できるので、落ち込まずに今後に生かしましょう。