承認欲求モンスターはどこにでもいる!どう付き合えばいいのだろう

人間関係診断

誰もが持っている承認欲求

がんばっている自分を見て欲しい、褒めて欲しい、評価して欲しい・・そんな気持ちは誰もが持っています。

それは自然なことなのです。

しかし、承認欲求が強すぎて、そればかりに振り回されてしまう人のことを承認欲求モンスターと呼ぶそうです。

自分自身が承認欲求モンスターになっているのに気が付いていないのも困りますが、身近な人が承認欲求モンスターだとすると付き合うのも大変です。

どう付き合うべきなのか、承認欲求モンスターについて考えてみましょう。

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承認欲求モンスターとは

誰もが持っている承認欲求ですが、自然な気持ちとして無自覚な人も多いものです。

ただ、何か満たされたときに振り返ってみると、それが承認欲求が満たされたということに気が付く人もいます。

頑張ったときに「ありがとう、○〇さんの頑張りのおかげだよ」と感謝と労いの言葉を言われれば、それで苦労も報われるというもの。

そんな当たり前に感じることですが、承認欲求モンスターになると、その感情に振り回されてしまい周囲にも迷惑をかけるのです。

承認欲求モンスターとは、どんな状態なのかチェックしていきましょう。

苦労をアピールする

こういう人いませんか?

忙しくてランチする時間もなかったよ

寝る時間もないくらい忙しいよ

後輩のミスの穴埋めをしないとね

仕事のこと考えると眠れなくなるのよ

このような「忙しい」「寝てない」「大変だ」というアピールをしたがるのは、まさに承認欲求モンスターの典型です。

自分だけが大変だ、自分だけが頑張っていると言わんばかりのアピールをするのは、「頑張ったね」という労いの言葉が忘れられないからです。

常に労いを求めるようになり、承認欲求の暴走が止められないのでしょう。

親切の押し売りをする

承認欲求モンスターは、はじめからそうだったわけではありません。

何かきっかけがあり、どんどん承認欲求の度合いが強くなっていったと考えられますす。

例えば、親切心で誰にも頼まれもしない作業をして、それを褒められた経験があるとします。

そうすると、その後も頼まれもしないのにわざわざ自分のプライベートの時間を割くなどして誰かのために作業をして「私がやりました」と多くの人に知らせようとします。

心からの親切で行動する人は、頼まれないことをしたとしても、人に知られないようにします。

わざわざ自分からそれをアピールすることが、承認欲求を満たすためなのです。

一人で困難を乗り越えた

前述の「親切の押し売り」に続くのですが、頼まれもしないことをしたのにも関わらず、それがいかに大変な作業であり、困難を一人で乗り越えたのかというアピールも重ねるのが承認欲求モンスターです。

私が準備しました

ありがとう。
さすがだね~

このようなひと言を誰かがかけた場合の対応です。

いえいえ、大したことではないので

と、さらっと返してそれ以上を求めないのであれば、それは承認欲求モンスターとまでは言えないのでしょう。

しかし、

すごく難しかったです。
でもどうすればお役に立てるのか

考えると眠れなくて一人で準備しました。

みなさんのために、少しでもお力になりたいので

頭を悩ませながら作業しました。

このような自分の苦労アピールを長々として、さらに評価や褒める言葉を求めるのが承認欲求モンスターです。

これに味をしめると、頼まれもしないことに時間を労力を使い、自分だけ大変で頑張ってるアピールが続くでしょう。

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NOと言えない

承認欲求モンスターというと、言葉のインパクトが強いので、その人も強いメンタルで押せ押せムードの人のように感じてしまいがちです。

ところがじつは正反対で、承認欲求が強いということは、人に嫌われたくない気持ちが強いのです。

つまり、断れない、嫌と言えない、NOが言えない人が多いのです。

それも無理をして、好かれたいという気持ちから断れないので、ストレスが蓄積してしまい、最終的には人間関係をこわしてしまうようなトラブルを起こすことも考えられるのです。

いい顔をして、八方美人で、誰にでも好かれるように頑張ってしまう人ほど、壊れやすいので気を付けないといけないのです。

ビックマウスで自分を追い込む

承認欲求モンスターのなかでも、「好かれたい」よりも「人より上に立ちたい」という欲求が高いタイプがいます。

口ばかりで実際には行動や結果が伴わないビックマウスではなく、自分で大口叩いて、自分自身を追い込んで、周囲が「もういい加減にしなさいよ」と止めたくなるほど無茶をしてしまうのです。

簡単に乗せられる

周りに「あなたならできるわよ」とか「君しかいない」などと乗せられて、つい調子に乗ってしまうのも、承認欲求モンスターの最終形に見られるタイプです。

社会問題にもなった飲食店やバイト先での迷惑行為も、このタイプに含まれるのです。

人に注目されることで承認欲求を満たすので、エスカレートしてしまいがちなのです。

承認欲求モンスターとの付き合い方

承認欲求モンスターが身近にいると、その人との付き合い方に頭を悩ませるのではないでしょうか。

まず、承認欲求が強い人は人の目をとても気にしています。

人からどう見られるのか、どう評価されるのか気にしているので、「あたなのことを気にかけているわよ」という言葉や態度を見せるとグイグイときます。

どうしてもその人との人間関係を大切にしなければいけないのであれば、適度に褒めてあげればいいのですが、どんどん欲求が強くなると困ります。

・必要以上に褒めない
・社交辞令は最低限に
・疲れたときは距離を置く

最低限、この3つのポイントを頭に入れて、振り回されないように気を付けましょう。

まとめ

承認欲求モンスターになると、人からの評価によって生かされているような感覚に陥りそうですよね。

そうなりたくないと思う反面、誰にでもある感情なので、自分にもそういう面があるのではないかと不安になります。

承認欲求に支配されないように、十分気を付けようと思います。

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