同棲しているカップルは、いつでも一緒に過ごしたいという気持ちで同棲を始めたケースが多いでしょう。
だから、一緒に居られる時はできるだけ二人で過ごしたいと思うのは自然なことです。
ですが、年末年始やお盆などは実家に帰省しなければいけないケースもあるでしょう。
でも、ここで問題になるのが彼氏や彼女という立場では一緒に帰省できないから、バラバラに過ごすしかないというケースです。
同棲カップルの年末年始の過ごし方について、経験者の話などをもとにまとめてみました。
年末年始はお互いの実家に帰省する
お互いの実家が離れている場合は、バラバラに帰省するカップルも珍しくありません。
片方は仕事のために残り、片方だけが帰省するケースもあるでしょう。
そこは結婚していない同棲カップルの自由なところですよね。
せっかく同棲しているのに、年末年始を一緒に過ごさないなんて・・と最初は思うかも知れません。
1年目は双方とも帰省せずに一緒に過ごすのもアリだと思いますよ。
どうしても帰省しなければいけない事情がないのなら、あまり堅苦しく考えることもありません。
ただ、年末年始は実家に帰省しなければダメ!という考え方の人と同棲すると、自分だけ帰省せずに残ることにも違和感を示されることがあります。
育った環境の違いが表面に出ることがあるので、ケンカにならないようによく話し合っておきましょう。
帰省で離れる不安の原因
同棲しているかどうかに関わらず、いつも近くにいる恋人が年末年始の帰省で地元に帰るのは、不安になる人が少なくありません。
その理由は、地元には昔の恋人や片思いの相手がいるかも知れないからですよね。
それに、年末年始の帰省時に同窓会を開催するケースもあるので、自分の知らないところで懐かしい仲間と再会しているのが何となく寂しく感じてしまうのではないでしょうか。
そういう感情は、同棲しているかどうかは関係ありません。
自分の知らない部分が恋人にあることが受け入れられないと、これから苦しむだけなので、そこは乗り越えるように頑張りましょう。
どちらかの実家に一緒に帰省する
二人が結婚を前提に同棲をはじめて、お互いの親にも挨拶を済ませていて、もう夫婦同然のように受け入れてくれるのなら一緒に帰省もできますよね。
同棲中から彼氏の実家に一緒に帰省して慣れておけば、結婚してからもスムーズだと思います。
それに、同棲中に一緒に帰省することで、結婚しても大丈夫かどうか確認するためにも役立ちますよ。
同棲して3年目に初めて彼氏の実家に一緒に帰省したA子さんのケースです。
同棲していることは彼氏の親も知っているけど、遠方なので一緒に帰省するのは3年目にして初でした。
スゴイ田舎だから、親戚付き合いが大変だと聞かされていましたが、想像以上でした。
元旦はずっと親戚が集まって宴会して、その間は女性陣は台所で過ごします。
食事するのも台所のゴチャゴチャした片隅で・・。
自分の実家とはあまりに違い過ぎて、結婚後に帰省すると毎年こんなことになるのかと思うと自信がなくなりました。
彼氏には正直にそのことを伝えると、「結婚したら帰省は俺だけにするよ」と言ってくれました。
でも、それで彼の親とトラブルになるのも怖いので、結婚を迷っています。
同棲中の息子の彼女も、すでに嫁同然の扱いでこき使われたら、ちょっと迷ってしまうのもわかります。
結婚を考え直すきっかけになったのは、結果的に良かったのかも知れません。
どちらも帰省せずに一緒に過ごす
同棲していても、実家が離れているわけじゃなく、いつでも帰れる距離ならば、わざわざ実家で過ごす必要はありませんよね。
年末年始のイベントを二人で楽しく過ごせばいいだけです。
実家に年始の挨拶に行くとしても、数時間で済むことならお互いの実家に顔を出しても良いし、気楽に考えましょう。
同棲していることを親が知っているのなら、挨拶だけはした方が印象は良いはずです。
年末年始を一緒に過ごす時の注意点
同棲カップルの年末年始の過ごし方は、結婚する前の準備段階や結婚を想定したテストとして考えても良いですよね。
だた、ずっと一緒に二人で過ごす年末年始はケンカも起こりやすいので注意しましょう。
それぞれが別々のことをしていても気にならないほど、自然な空気になれるのならストレスも感じにくいのですが、それが難しいと小さなことが気になってしまいます。
いつもよりも長い時間、同じ空間に二人きりで過ごすと相手の嫌なところも目につきやすいからなおさらなのです。
ケンカになりそうな空気を察知したら、外出したり、1人で買い物に出かけるなどして空気を変えましょう。
まとめ
同棲を始めたばかりの二人にとって、1週間くらいでも離れるのは不安になると思います。
それぞれの地元に帰ると、地元の友達と盛り上がって楽しい時間を過ごしている間に忘れられそうで怖いのもわかります。
ですが、これからずっと一緒にいる時間は余るほどあるはずなので、あまりガチガチに考えずにリフレッシュのつもりで年末年始の過ごし方を考えてみてはいかがでしょう。