逃げることは自分を守るための防衛本能なので、悪いこととは言い切れません。
ですが、いつも逃げてばかりいると逃げ癖がついてしまいます。
生きていると逃げてしまいたい出来事に何度もぶつかりますが、その度に逃げてばかりでは人から信用されなくなりますよね。
そんな逃げてばかりの人間にはならないように気をつけたいものですが、困ったことに逃げ癖のある男と見抜けずに付き合ってしまった時です。
そばにいて欲しいと思った時に限っていなくなったり、2人の間に些細な問題が起こっただけで逃げ腰になるような男性と付き合うと、苦労するでしょう。
逃げ癖のある男の本性を早い段階で見抜けるように、どう対策したら良いのか解説しましょう。
逃げ癖のある男の特徴
逃げ癖のある人は、子供のころから嫌なことや怖いことから逃げてきた習慣があります。
とくに人に対して謝罪することから逃げる傾向が強いようです。
謝罪してもすぐに許されるとは限らないので、叱責されるのが嫌だから、謝らずに逃げてしまうのが逃げ癖のある人の特徴とも言えるでしょう。
子供の頃からそういう一面があったはずです。
その習慣は大人になっても抜けていないので、逃げ癖のある男の特徴を見抜くヒントを見てみましょう。
交際を秘密にしたがる
付き合い始めた彼氏が逃げ癖のある人かどうか見抜くための第一段階として、交際を周囲の人に公表できるかどうかをチェックしてみましょう。
彼女の友達に紹介されるのを嫌がったりするだけじゃなく、自分と付き合っていることすら人にあまり話さないで欲しいなんて言う男は逃げ癖の特徴です。
交際していることを堂々と人に言えないなんて、何か困ったことが起こった時には逃げる気満々です。
そうじゃなければ二股交際とか、ほんとは既婚者とか。
いずれにしても堂々と交際していることを言えないような人なら、要注意だと思います。
もしも妊娠した時などに、それを伝えた途端に音信不通になる恐れもありますよ。
小さな嘘をつく
逃げ癖があると、逃げるために沢山の嘘をついています。
例えばバイトや仕事を休む時に、ちゃんと理由を伝える自信がないと、嘘をついて休もうとします。
極端な逃げ癖のある人の特徴では、その連絡すら自分ではできずに、親に協力してもらうなんてことも。
彼女に親のフリをしてもらってバイトを休む連絡をさせるなんてことがあれば、逃げ癖のある人だと思っていいでしょう。
続けるのが苦手
逃げ癖のある人は継続がとても苦手です。
何をしても長続きしない傾向があるので、子供の頃から何かずっと続けていることがあるかどうか聞いてみるとわかるでしょう。
習い事やスポーツ、趣味などなんでもいいので、継続して自分なりに達成感を味わったことがあるかどうか確かめられれば逃げ癖のある人かどうかわかるのではないでしょうか。
仕事も長続きしなくて、転職を繰り返しているようなタイプなら、将来が不安になりますよね。
少し嫌なことがあるとその場から逃げたくなるのが逃げ癖です。
好きなことを仕事にしたとしても、仕事になれば嫌なことの方が多いくらいです。
嫌なことでも乗り越えなければいけない場面は山ほどあるので、逃げ癖があると仕事を長く続けるのは難しくなります。
心配性
逃げ癖のある人には心配性が多い傾向があります。
心配性は、先のことまで考えてしまうので、失敗することを想像すると怖くなってしまいます。
すでに決まっていることでも、心配性の性分が邪魔してしまい、逃げる選択をすることが多くなるのです。
約束してもドタキャンすることが多く、しかもそのキャンセル理由が「?」という内容なら逃げ癖のある人だと思います。
言い訳が多い
逃げ癖のある人は、いざという時に逃げるための準備として言い訳がましいことが多い傾向があります。
言い訳しておくことで、逃げた時に非難されないように予防線をはっているのでしょう。
何か質問した時に、すぐに答えを言わずに、前置きが長くなる人は、言い訳を考えている時間稼ぎをしている可能性があります。
結論からズバッと答えられる人ではないので、会話の中で見抜くポイントはあると思います。
逃げ癖のある男と付き合うリスク
逃げ癖のある男性と付き合うと、彼女の立場ではどのようなリスクがあるでしょうか。
もしも今あなたが、逃げ癖のありそうな彼氏と付き合っているのなら、困ったことになる前に心の準備をすることも必要なのかも知れません。
どのようなリスクがあるのか見ていきましょう。
責任を取らない
交際相手に対して責任を求めることと言えば、妊娠した時を思い浮かべるでしょう。
男女が交際していれば、完璧な避妊方法だと思っていても万が一のこともありますからね。
女性の方は自分の身体に起こることなので、命の責任から逃げることはできません。
彼に話して今後のことを決めることになるのですが、その時点で逃げる男は残念ながら山ほどいるんですよね。
結婚してからでも、突然家出したり、離婚しても養育費も払わないなど、責任から逃れようとするので、逃げ癖のある人と付き合うのはリスクがありますね。
お金で苦労する
逃げ癖のある男性と付き合うと、デート代も渋ったり、彼女にお金を借りることもあるので要注意です。
逃げ癖があるとバイトや仕事が長続きしないので、経済的に余裕がなくなりやすいからです。
良い条件のバイトや仕事はそれなりに苦労することもあるので、条件が悪くてもラクに収入を得ることを考えてしまうので苦労させられることがあると思います。
浮気する
嫌なことから逃げようとするのは、浮気にもつながってきます。
逃げ癖を何とか直して責任感を持てる人になってもらおうと彼女や奥さんが頑張ると、それが嫌になって浮気に逃げてしまうのです。
浮気相手が責任を求めればまた逃げるだけなので、浮気や不倫も長続きはしないとしても、女性問題で悩まされる苦労が多くなるのは嫌ですよね。
逃げ癖を直す方法
逃げ癖は子供の頃から身についていることなので、簡単には直らないでしょう。
自分に自信が持てないとか、極端な心配性による逃げ癖の場合は、心理カウンセラーでカウンセリングを受けることで改善される可能性もあります。
それができない場合は、目の前に小さな目標を設定して、それをクリアしていくことで徐々に達成感の喜びを体験させ続けていくと改善されることもあるかも知れませんが、長い時間が必要になるでしょう。
嫌なことから逃げてしまえば、それで許されると思って成長してしまうと、そのうち逃げるところもなくなってしまいます。
そうなってからでは遅いということを痛感するきっかけがなければ直らないと思うので、逃げ癖のある人を好きになるのは、相当な苦労がついて回ると思います。
逃げ癖に対抗する方法
逃げ癖のある男だとわかっていても、どうしても嫌いになれなくて困っているという場合は、逃げ癖への対抗策を考えてみましょう。
逃げ癖に対抗するためには、逃げようとする人を逃がさないように捕まえようとするのは逆効果です。
逃げたいのならサッサと逃げなさい!という態度を見せられると、少し拍子抜けすると思います。
それでも自分から問題に立ち向こうとするまでには、相当な時間がかかるはずなので、逃げずに頑張った後には必ず好いことがあるという小さな事実を積み重ねていきましょう。
逃げようとする彼はそのまま逃がしておき、あなたは逃げずに頑張る姿を見せ続けることも、逃げ癖への対抗策だと思います。
即効性のある対抗策は残念ながらないので、どうしても嫌いになれない人じゃないかぎり、「頑張って」とは言えません。
逃げ続けた後に、どんな人生が待っているのか、自分自身で痛感するまで我慢強く待てる人なんて、滅多にいないはずですよね。
まとめ
逃げ癖のある人とは、できれば付き合わない方が良いのは間違いないです。
嫌なことを彼女や奥さんに押し付けて逃げるようなことになれば、人生が台無しになってしまう恐れもあるからです。
ですが、どうしても好きになってしまったのなら、逃げ癖の改善のために粘り強く付き合ってあげないといけません。
長い時間がかかるし、何度も挫折すると思いますが、そばにいる人の粘り強さが何より必要なことなんだと思います。
きっと逃げ癖のある人は、幼い頃から周りの大人たちも手を焼いたでしょうが、簡単に諦められてしまったのかも知れません。
子供の頃からやり直すことはできないとしても、自分の責任から逃げない生き方ができるようになるように願いましょう。