昔のように、就職した会社が終身雇用してくれるわけでもないので、転職しても「仕事をコロコロ変える人」という悪いイメージはありません。
それどころか、自分のキャリアップ、スキルアップにつながるので、転職しながら収入アップもやりがいも手に入れている人は山ほどいます。
もしも自分の彼氏が転職したいと言い出したら、応援してあげたいと思う女性は多いようです。
ですが、転職した後に今までのような付き合いができなくなってしまうリスクもあります。
ここでは、転職をきっかけに、彼氏の態度が変わってしまった女性の悩みを取り上げてみます。
転職して「仕事が忙しい」と言われてばかり
3年付き合っている彼氏が転職した後に、態度が変わってしまったことを悩んでいる20代後半の女性。
転職前は、週末はほとんど一緒に過ごし、平日のデートも頻繁にしていた二人。
転職して給料が増える予定だから、仕事が落ち着いてきたら、一緒に暮らそうとまで言われていました。
なのに、転職してから連絡が途絶えがちになり、「会いたい」と言っても「仕事が忙しいから無理」と断ることが多くなってしまいました。
本当に転職して仕事に慣れるまで大変だから、余裕がないだけなのか、それとも愛情が冷めてしまったのか。
どう判断したら良いのか迷っているのです。
転職して冷たくなってしまったのは、本当に仕事が忙しいだけなのか、その見極め方は難しいですね。
どう対応すべき?
社会人になったばかりの時や、転職したばかりの時は、新しい仕事に慣れるために必死です。
だから、恋人のことを考える余裕もなくて、つい冷たくなっていることにも気がつかない人もいます。
彼女もきっと、そういうことではないかと思うからこそ、どうしたら良いのかわからずにいるのでしょう。
現実的に、新社会人になったり、転職したことがきっかけで、恋人と別れるケースはよくあります。
しかし、冷たくされてもただじっと待っているだけしか方法がないのなら、それはとても辛いですよね。
そこで、3つの対応パターンを提案します。
一度距離を置くために別れてみる
転職した後に忙しくなるのは、たぶん二人とも想像できていたはずです。
ですが、環境が激変する側と、今まで通りの生活パターンを送る側では、感じ方も違うでしょう。
転職して忙しさに追われていると、1週間なんてあっという間です。
しかし、連絡を待っている方はとてつもなく長く感じるでしょう。
それを覚悟していても、やはり辛いのなら、一度は別れて彼氏に思う存分仕事に集中してもらうのも一つの方法です。
もちろん、それで永遠にお別れというリスクもありますが、本当に仕事が忙しくて、彼女のことを考える余裕がなかったのなら、落ち着いた時には、きっと彼女を思い出すはずです。
「あなたは新しい職場で仕事に集中するために、私は別れようと思います。」と身を引くスタンスで別れを切り出します。
そして「もしも二人に強い絆があるなら、またいつか会える時が来るはずだから」と復縁を匂わせる言葉も添えます。
もしも、転職先で新しい出会いがあり、そちらに心を奪われているかの知れないとか、悶々とした日々を送るよりも、ずっと清々しい気持ちになれるはずです。
連絡の頻度で相手の気持ちを見極める
会いたくても忙しくて会えないのが本当だとしても、休みはあるはずです。
デートする元気も残っていないほど消耗しているとしても、連絡くらいはできるはずです。
それすらない場合は、ただ仕事が忙しいのが理由じゃない可能性が高いでしょう。
こちらから連絡すれば、「仕事が忙しいから」という理由でも、きちんと返してくれる場合は、もう少し待ってあげても良いのではないでしょうか。
逆に連絡もしなくなってきた場合は、転職先で他の女性との出会いがあったのかも知れません。
自然消滅を狙って疎遠にしているのなら、こちらからハッキリさせて新しい恋を見つけた方が良いですね。
彼女の存在を再確認してもらう
「仕事が忙しい」というのは、言い訳として使うのには便利です。
昔は男性が使うケースが多かったようですが、今は女性も男性と同じように仕事をしているので、彼氏に対して「忙しいからごめんね」とデートを断ることもあるはずです。
仕事と言われれば、その領域に踏み込めないパートナーは引き下がるしかありません。
ですが、それを便利な言い訳や嘘の手段として使っている場合もあるので、そこを見極めるのは大切です。
このようなセリフで、少し揺さぶってみます。
彼女が転職を応援してくれたから、甘えているだけだとすれば、慌てるでしょう。
そうではなく、もう心変わりし始めているのなら、幸いとばかりに別れを切り出してくるはずです。
仕事を理由にして、失っても苦しまない程度の存在なのか、確認させるのです。
まとめ
人間は、環境が変わるだけで、心の中にも変化が起こります。
ですが、転職して必死に頑張っているだけで、彼女のことも大切に考えているのに、それを伝えられない不器用な男性も少なくないでしょう。
冷たくなった彼氏に対して、不安な日々を送っているだけなら、ハッキリさせる機会は自分から作った方が良いと思いますよ。