お互いが実家から出たことがない大人同士の結婚!お試し同棲は必要?

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進学や就職の機会に実家から離れて一人暮らしを経験すると、親に対する感謝の気持ちが強くなったりしますね。

今まで当たり前だと思っていたことでも、親がどれほど自分のことを考えてくれたのか実感するからでしょう。

また、一人暮らしを経験すると自立心が芽生えて、急にしっかりするというのもあります。

昔から「可愛い子には旅をさせとろ」とも言います。

あえて一人暮らしを経験させようとする親もいるくらいです。

ですが、進学や就職も地元で、あえて一人暮らしをする必要もなければ、ずっと実家暮らしのままになることも考えられます。

わざわざ一人暮らしをしなくても・・・と心配で近くに居させようとする親もいますしね。

それはそれで、悪いことではないのです。

ただ、もしも結婚まで親元から一度も離れたことがないとなると、ちょっと心配ではありませんか?

結婚を考えている2人が、どちらも実家暮らしだった場合、どんなリスクがあるのか考えてみましょう。

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一人暮らし経験者の割合

結婚するまで、一度も親元から出たことがない人はそれほど少数派ではありません。

あるデータでは、20代~40代の男女は5人に1人が現在一人暮らしをしているという結果でした。

ある一定の期間だけ一人暮らしをしていた人もいれば、進学などがきっかけで親元を離れてからずっと就職後も一人暮らしを続けている人もいます。

40代までの未婚者の半数以上が一人暮らしを経験していると予測していました。

しかし現在進行形で一人暮らし中の割合が2割ほどなので、予想外にと実家から出ていない人も多いようです。

実家暮らしは未婚率が高い

実家暮らしをしている人は、男女ともに未婚率が高く、晩婚傾向があるというのも、結婚相談所などが行った調査結果でわかっています。

それは何となくわかりますよね。

実家で暮らしていれば、住居費や光熱費、食費などもあまり負担しなくても暮らせます。

なかには、まったく家にお金を入れないまま実家暮らしを続ているいる人もいます。

洗濯や掃除、食事の支度まで親の世話になっているとすれば、わざわざ結婚しなければいけない理由が見つからないのもわかります。

恋愛をして、結婚を意識するようになったとしても、実家暮らしから抜け出せずにタイミングを逸してしまい、婚期が遅れてしまうのは理解できます。

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一人暮らし未経験者の問題

一人暮らしを一度も経験していない者同士が、いきなり結婚して二人だけの新婚生活をスタートするのは、色んなリスクがあります。

リスクごとの対策するためにも、一つずつチェックしてみましょう。

①金銭感覚

一人暮らしの経験がないと、生活するためにどのくらいのお金が必要なのかさえわからないでしょう。

住居費、食費、光熱費と最低限必要な額もわからなければ、いきなり結婚生活をスタートさせても戸惑うはずです。

収入から計算して、生活レベルをどの程度でスタートさせるのかわからなければ、早々に経済的に破綻してしまいます。

②家事能力

家事に関しては、やはり圧倒的に一人暮らし未経験者の能力は低いです。

もちろん、実家でしっかりと家事を担当してきた人もいるので、すべてではありません。

母親が専業主婦で、家族のお世話をするのが自分の役割としてやってくれた家庭で育てば自然なことです。

もしもお互いが一人暮らしの経験もなく、共働きで新婚生活がスタートしたら、家事能力のないもの同士なのでパニックになるのではないでしょうか。

一人暮らしを経験すると、必然的に家事能力アップするので、結婚生活に対して不安が少なくなります。

それが結果的に未婚率に影響するのだと考えられます。

③空間の使い方

ずっと実家暮らしをしていると、家族と一緒に暮らすので、同じ空間にほかの誰かが居ることは慣れています。

ですが、他人と家族とは違うため慣れるのに時間がかかるかも知れません。

また、一人の空間で過ごすのも慣れていないので、パートナーが仕事などで家を空ける時間があると寂しさを強く感じてしまうかも知れません。

結婚前に経験すべきこと

今まで実家暮らしを続けてきた二人が、結婚を意識した場合は、お試しのための同棲も有効です。

ですが、お試し同棲をしたために別れてしまうというリスクも考えておかないといけません。

お試し同棲しないまま結婚すれば、離婚という結末を迎えたかも知れないと思えば、それはそれで良かったのかも知れません。

ですが、金銭感覚、家事能力でお互いがぶつかりあって別れてしまうのは、一人暮らしを経験すれば回避できる可能性はあります。

理想を言えば、二人とも一人暮らしを経験してから結婚したほうが良いのです。

とくに男性は、一人暮らしを経験して家事の大変さを実感することが重要です。

母親が家族の世話をするのが当たり前という家庭で育った男性は、結婚後に共働きでも家事を妻に丸投げするでしょう。

一人暮らしを経験して、家事能力を身につけると、男性は一回り大きく見えると思いますよ。

まとめ

一人暮らし未経験者は、結婚に対するメリットを見出せず、晩婚になりがちなのは問題ですよね。

実家は居心地がよくて、わざわざ他人と一緒に暮らしてストレスを感じるなんて真っ平ごめんだと思っている人もいます。

そう考えていた人が結婚しようと思うのは、よほど熱愛する相手が見つかったからでしょう。

そんな熱愛を成就させるためには、同棲の前にどちらかが一人暮らしを経験して、それから同棲、結婚と段階を経ていくと最悪の結果を避けられる可能性を高めるられると考えます。

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