モテない男性に対して「隙を作りなさい」とアドバイスする人はほとんどいません。
ですが、女性に対しては「隙がないとモテないよ」とアドバイスする人が山ほどいます。
どうやら女性は隙があるとモテるらしい・・。
これは世の中では定説になっているのですね。
ですが、隙って意識して作るものではありません。
自然にできるのが隙です。
なのに「隙を作りなさい」と言われても困りますよね。
でも、モテる女性はあざとく隙のある女を演じていて、それにコロッと転がされる男性がいるのですよ。
今回は、あざとい女と言われるモテ女子をお手本に、隙の作り方をご紹介します。
隙を作るのに抵抗を感じる理由
隙がないと思われる女性は、キャリアウーマンタイプ、容姿端麗な美人、クールな姉御肌など、世の中的にはしっかりしていて、人から頼られたりするタイプです。
こういう女性は、男性はちょっと苦手意識があるのは間違いありません。
見下されたらどうしようと思ってしまうので、簡単には近寄れないのです。
だから隙を作った方がモテると言われるのでしょう。
ですが、隙を作るのは「おバカな女の子」とか「ちょっと抜けている女の子」を演じるというイメージがあります。
モテるためにおバカを演じるなんて・・とプライドが邪魔して、隙を作るのに抵抗を感じてしまうのです。
たしかに、あざとく男性の前だけで天然キャラになれる女性を冷めた目で見てしまう人は、隙を作るのが苦手でしょうね。
狙った人の前では、本性を隠して違うキャラを自由自在に演じられるのなら、隙をつくるくらいは朝飯前でしょう。
それができないのは、やはりプライドが邪魔してしまうのだと思います。
でも、プライドを保ちながらも隙を作る方法もあるのですよ。
そういうテクニックを持っているあざとい女性から学んでみましょう。
あざとい女性に学ぶ隙の作り方①
欠点や苦手なことは誰にでもあります。
どんなに完璧に見える人でも、どこかダメなことろはあるはずです。
ですが、隙がないと言われる女性は、欠点や自分の苦手なことを見せまいとして必死に隠してしまいます。
仕事上の付き合いのある人の前では、そうなってしまうのもわかりますが、プライベートではダメなところも見せられる人になりましょう。
欠点を見せられることで、とても親しみやすく感じて、距離がぐんと近くなることもあるのですから、隠さないで見せましょう。
あざとい女性に学ぶ隙の作り方②
男性と知り合うと、つい警戒してしまう癖がある女性は、簡単に隙を見せることなんてできませんね。
過去に男性からひどく傷つけられた経験があると、信用できるまでは警戒心は解けません。
でも、そこで警戒心を持ち続けていれば、どうしても親しくなる前に男性が離れてしまうことが多くなります。
だからと言って、「昔、男の人に裏切られてから信用するのが怖い」なんて打ち明けてしまうと、悪い男はそういう弱点を利用します。
どうすれば警戒心を緩めることができるのか、その方法は「迷う時間を作る」ことです。
デートに誘われた時に、警戒してOKできないのなら、迷っている様子を相手に見せます。
即答で断るよりも、迷っている様子を見せるだけで「ダメじゃないかも」と期待を持たせることができます。
簡単ではないけど、ダメじゃないという印象を与えることで隙を見せられるのです。
あざとい女性に学ぶ隙の作り方③
知らないことや興味のあることを教えてくれる人は、素直にリスペクトできますよね。
あざとい女性は、狙った男性の得意分野をすぐに分析して、説明させることで相手をいい気分にさせるテクニックを使います。
そういう手法を使うのがイヤなら、わざわざする必要はありません。
でも、自分が知りたいことや興味のあることを会話のネタにすると、それに食いついてくる人はいるはずです。
無理に相手を気持ちよくさせなくても、自分の知りたいことを会話のネタにするだけで、話しをする隙を作ることができます。
「教えてあげたい」という男性の欲求も満たしてあげられるので、自分の知らないことや興味のあることをどんどん会話につぎ込んでいきましょう。
あざとい女性に学ぶ隙の作り方④
男性の力をかりなくても、何でもできるから!と自立した女性は思いますよね。
たしかに、今どきは男性に頼らなくても、女性だけで生きていけます。それでも恋愛はしたいのなら、男性に頼ることをためらう必要はありません。
できないことは素直に頼り、困った時は助けてもらいましょう。
ほんの些細なことでも、頼れる女性は隙を見せるのが上手い人です。
あざとい女性に学ぶ隙の作り方⑤
古典的な手法で隙を見せる方法は色々あります。
・酔ったふりをする
・ドジなフリをする
・モテないアピールをする
・世間知らずなフリをする
・恋愛経験が浅いフリをする
このような手法は、昔からあざとい女性がやってきたことです。
こういうことが自然にできる人なら、きっと「隙を作る方法」なんかで悩みませんよね。
無理にテクニックを使って自分を演じるよりも、そのままをさらけ出してみると、意外とそこに隙が見える可能性があります。
自分では気がつかない隙を人は見つけられるかも知れません。
無理をせずに、肩の力を抜いて人と接するようになれば、自然に隙が見えるのではないでしょうか。
まとめ
ある婚活中の女性が婚活アドバイザーから「隙を作りなさい」と毎回言われるけど、隙なんて意識して作るもんじゃないから困っているという話を聞かされました。
そういう愚痴っぽいことを素直に言える相手から見ると、けっこう隙がある人なんですよね。
恋愛を意識し過ぎてしまうから、恋愛対象者になる可能性のある人の前では、隙を見せられないのではないかと感じました。
隙を作れない人は、隙を見せられないだけかも知れませんよ。