付き合い始めてから「この人、こんなにめんどくさいひとだったんだ」と気がつくことってありますよね。
友達、同僚、バイト仲間など、恋人じゃない時には見えてこなかっためんどくさいところ。
友達から彼女になった途端に要求が多くなる人とか
ちょっとした言葉に過剰に反応するようになるとかね
そのタイプ、いわゆる「こじらせ男子」かも知れません。
こじらせ男子はこじらせ女子と同じく、とにかくデリケートでめんどくさい一面がありますから、付き合っていると疲れてしまうことも多いのです。
付き合い始めてから気がついた場合は、こじらせ度を軽減できるようにサポートしながら付き合うか、早めに別れるしかありません。
できれば付き合う前の段階で、こじらせ男子かどうか見抜いておきたいものです。
そこでこじらせ男子かどうか、見抜くポイントをまとめました。
気になる人についてチェックする時の参考にしてください。
自己肯定感が乏しい
自分に自信がなくて、いつも自分のことを低く評価してしまうタイプは、自己肯定することを怖がっています。
自信を持って挑んだことに失敗したりするのを繰り返すと、自信を持つことが怖くなるのでしょうね。
「僕なんか何をやっても・・・」とか「どうせ俺なんか・・」という言葉をよく発する人は、自分を肯定して自信を持つことを最初から諦めているので、付き合うとめんどくさいでしょう。
こういうタイプは褒めて欲しいはずだから、褒めれば何とかなると思うかも知れませんが、それほど単純じゃないのがこじらせ男子のめんどくさいところなのです。
何しろ、自分に自信をもってもらいたくて、色んな面を見つけて褒めても素直に受け取ってくれない傾向があります。
褒められると嫌がるようなタイプは、こじらせ男子要素が大きいです。
ネガティブ思考が強い
どんなことでも悪い方にしか考えられないネガティブ思考の男性は、自己肯定感が乏しいのと共通するところもありますが、ネガティブ思考が強いと、自分のことだけじゃなく周りのことにもネガティブなイメージを持ちます。
友達が幸せになったり、楽しいことを見つけても、ネガティブ要素を見つけ出しては、悪い想像をかき立てるようなことを言います。
重箱の隅をつつくようにして、悪いことを見つけ出そうとするので、周りにいる人の気持ちもネガティブに引き込まれてしまいますよね。
何でもよく考えずに突っ走るタイプの女性となら相性はいいのかも知れませんが、ネガティブ思考を押し付けて自分も落ち込むようなことになるなら、付き合わない方が良いのではないでしょうか。
人を羨ましがる
日本人はお世辞をよく言いますから、本心では羨ましく思っていないのに「スゴイですね」とか「さすがですね」なんて褒めて相手を気持ちよくさせることがあります。
しかしこじらせ男子の場合は、相手を気持ちよくさせるためではなく、ホントに人が羨ましくて仕方ないのです。
憧れの人の真似をするくらいなら誰でもあることですが、身近な友達のことも羨ましがっているのは違いますよね。
何でも人のものが良く見えるとか、すぐに人と比べて自分が劣っていると思い込んで落ち込むなど、めんどくさいことが多いようです。
羨ましいと思うのなら、その人に近づくために努力すればいいのに、それが素直にできないのがこじらせ男子の特徴だと思います。
人を羨ましがるだけじゃなく、羨ましがった上に愚痴を言ったりするようなら、相当こじらせる可能性があります。
傷つきやすい
こじらせ男子の典型的なタイプが、すごく傷つきやすくて繊細な心の持ち主ということです。
ちょっとした言葉で傷つきやすいので、付き合うとかなり気を使うことになりますし、何よりも傷つけてしまった時に自分自信の罪悪感に苦しむことになります。
誰でも知らず知らずのうちに人を傷つけることはありますが、自分が基準になるので、「そんなことで!!」といういような些細なことでも深く傷つけてしまうと、どう接したら良いのかわからなくなってしまいます。
感受性が強く、小さなことでも感動したりする良い面もあるのですが、一番近くにいる恋人は、かなり神経を擦り減らすことになるでしょう。
普段の会話の中で、冗談が通じなくてショックを受けたりするタイプが当てはまることがあります。
空気が読めない
人と協調するのが苦手というか、その場の空気をぶち壊しても気にしないタイプは、メンタルが強くてこじらせ男子とは程遠い感じがしますね。
しかしそうでもないんですよ。
空気をぶち壊しても平気なのは、自分以外の人に対して思いやりが持てなかったり、信用していないことが原因になることがあります。
空気を敏感に感じてその場に雰囲気を保つようにするのは、そこに居る人たちが嫌な気持ちにならないようにしたいことと、自分が嫌われたくないという2つの理由からです。
協調性がなくて空気を読まない人は、嫌われることを何とも思わないかも知れませんが、それだけ人の気持ちを想像することができないという一面もあるのです。
空気を読まない人が悪いわけじゃないですが、自分の彼氏となると話は別ですね。
妄想するクセがある
妄想癖のある人は想像力が豊かな証拠なので、それ自体は悪いことではありません。
もしも自分が大金持ちになったら・・とか、子供の頃には「もしも」を想定して妄想したことがある人も少なくないでしょう。
ただ、妄想だけが先走るタイプの男性は、大きな儲けに引っ張られてリスクの高い商売に手を出したりすることがあります。
いつも大きなことばかり言っているけど、成功していない人は、そばにいると疲れると思います。
現実をしっかり受け止めて、足元をしっかり踏み固めることができない人と付き合うと、不安定な気持ちに苦しめられるのではないでしょうか。
そういうギャンブル的な要素に魅力を感じる女性なら問題ないでしょうが、安定を求めるのなら合わない相手だと思います。
人への評価が厳しい
こじらせ男子の中で、彼氏になると一番大変そうなのが人に厳しいタイプです。
人に厳しいということは、自分にも厳しくないと辻褄が合わないのですが、時々いませんか?
自分のことは棚に上げてしまう人です。
じつはこのタイプは、自分にコンプレックスが強くあるので、人を厳しく攻撃することで自分を守っているのです。
背が低いとか、イケメンじゃないとか、外見的なコンプレックスもありますし、学歴や収入などもそうです。
人に厳しいばかりで「じゃあ、自分はどうなの?」と言いたくなるような発言が一度でもあれば、こじらせ男子の要素を持っていると思います。
ただ、このタイプはコンプレックスを克服すれば変わる可能性を秘めています。
どうして人を攻撃してまで自分を守ろうとするのか、その原因を突き止められれば良い方向に変わってくれるかの知れませんよ。
こじらせ男子を見て我がフリ直せ
こじらせ男子の特徴を見て見ると、自分にも思い当たる点が見つかったという方もいるのではないでしょうか。
生きている間には、色んな経験から性格に影響を与えることもあるので、誰もが純粋無垢な赤ちゃんみたい心のまま成長するわけありません。
もしも自分にも当てはまることがあるのなら、人のフリ見て我がフリ直せだと思って、気を付けてみてください。
めんどくさい人だと思われても気にならないとしても、周りの人に気を使わせてしまうことはできれば避けたいですよね。
こじらせ男子の要素がある人を好きになった時には、その人の欠点として見える部分を自分がカバーできるのか考えてみてください。
カバーし続けて付き合うことで、疲れ切ってしまうかも知れないので、好きになった気持ちの盛り上がりだけで早まらないようにしましょう。
もしも自分がカバーしながら、彼が変わってくれることを信じられるのなら、厳しい道ですがやりがいはあると思いますよ。
まとめ
もしも彼氏候補の男性がいるのなら、こじらせ男子の要素をチェックしてみましょう。
悪い人じゃなくても、付き合ってめんどくさくなることもあるので、ホントに付き合うことになったら、覚悟も必要だと思います、
でも、こじらせ男子だったのに、彼女のおかげで「脱・こじらせ男子」になることもあるので、好きになった人がこじらせ男子だったとしても、凹まずにいきましょう。