父子帰省をすると夫の親は嫁に対してどう思うもの?姑側の心理

家族

お盆や年末年始に夫の実家へ帰省するシーズンになると、嫁たちの憂うつがSNS上にまん延しますよね。

どこにも吐き出せずに、悶々と帰省の憂うつと戦っている女性たちが、反撃に出てきたのが父子帰省というカタチです。

夫と子供だけで帰省してもらい、自分は家でのんびりしたり、仕事したり、自分の実家に帰ったりできるのですから、最高じゃないですか!

でも、やっぱり気になるのが姑たちの気持ちです。

父子帰省させたことがきっかけで、嫁姑の関係が悪くなるのは覚悟の上というなら気にする必要はありませんが、まったく気にならない人って少ないでしょうね。

そこで、父子帰省に関して、姑側の気持ちを調べてみました。

スポンサーリンク

父子帰省は大歓迎!という姑

姑側の気持ちとしては、帰省を待ち望むのは可愛い孫に会いたいだけで、息子や嫁に会いたいわけじゃないというのが本音という人が大半です。

息子はまだ別ですが、嫁が一緒に帰省すると気を使うから、父子帰省の方がお互いに気楽で大歓迎と思っている人がとても多いのですよ。

今どきの女性は、子育てしながら仕事もバリバリしているので、帰省シーズンに夫と休みを合わせられないこともあるし、休みの時くらい一人で家事や育児から解放されてのんびり過ごしても構わないと思う姑さんも増えています。

姑さん世代も、共働きを経験してきた世代が増えているので、家事と仕事の両立がいかに大変なことなのか理解できるからです。

さらに本音を言ってしまうと、嫁といってもやはり他人ですから、気を使うのも疲れるし、何よりも孫を好きなように甘やかせるので、父子帰省の方が嬉しいと思う姑さんもいるのですよ。

たしかに嫁が子供の教育に厳しい人だと、祖父母が甘やかすことを苦々しく思ってしまい、つい「甘やかさないでください」なんて言ってしまい気まずくなることもあります。

「うるさい嫁がいない方が、孫と自由に過ごせるから」と思う姑たちは、父子帰省に大賛成でしょう。

父子帰省させるのは反対!という姑

帰省シーズンに息子と孫だけで帰らせる嫁なんて、嫁としての立場を理解していない!と腹を立てる姑もいます。

賛成派と比べると、徐々に少なくなっている傾向はありますが、昔ながらの考え方を頑なに守っている人は、夫の実家に一緒に帰省しない嫁なんて「嫁失格」とまで思う人もいます。

そもそも、夫の実家に帰省するのは、お盆やお正月など、先祖や家族を大切に考える風習があるからです。

お墓参りをしたり、親族が集まって交流することが帰省の目的だったわけです。

そういう昔ながらの風習を無視して、夫と子供だけを実家に帰らせるなんて・・。

こういう考え方をする姑さんには、たぶん理解されないので、父子帰省を断行するなら覚悟は必要でしょうね。

でも、そういう意味ではなく、お姑さんが息子や孫の世話で忙しくなるのが困るから反対するケースもあります。

お姑さんが仕事をしている場合や、家事を全くしない義父などの世話で忙しい場合は、父子帰省させるのは迷惑になることが予測できますよね。

専業主夫で、家族の世話をするのが大好きなお姑さんじゃない場合は、毎回の父子帰省は負担をかけるのではないでしょうか。

スポンサーリンク

息子たちの夫婦関係が心配になる

父子帰省は、迎える夫の実家側の協力が必要なので、何も言わずにいきなり夫と子供だけを帰すのは、さすがに嫁姑の関係を悪化させる可能性があります。

できれば、事前に自分は一緒に帰らないことを姑さんに連絡しておくのがマナーでしょう。

息子と孫だけが帰省するのは、姑側にとって気を使う存在の嫁がいなくて気楽で内心は喜んでいるかも知れませんが、同時に不安も感じるはずです。

「もしかして、息子夫婦は上手くいっていないのかしら」なんて悪い想像をしてしまうと、厄介な問題が起こるかも知れません。

万が一、息子夫婦が別れた場合に孫を嫁にとられないための対策として、帰省のたびに孫を手懐けようとして、甘やかしてしまう恐れもあるからです。

夫婦関係が悪いわけじゃないと安心させないと、子供たちの耳に余計なことを入れられる可能性もありますし、子供たちから夫婦関係の様子を聞き出そうとするような詮索をされるかも知れません。

父子帰省という新しいスタイルがスムーズに受け入れられるかどうかは、夫の両親の考え方次第です。

まとめ

父子帰省をしたいけれど、夫にも反対されるケースもあるため、まずは夫婦でしっかり話し合う必要がありますね。

夫が理解してくれれば、姑にもきちんと説明できますから、先ずは夫婦で父子帰省について考える機会を作ってみましょう。

タイトルとURLをコピーしました