幸せになるつもりで結婚しても、その3組に1組が離婚するという時代です。
離婚する夫婦が増えれば、男女同じくバツイチの人が増えるわけですから、再婚する人が増えるのも自然な流れです。
時代の変化なのか、最近では女性も男性もバツイチの方がモテるなんて言われることもあります。
バツイチ男性と付き合っている女性は、再婚するつもりで交際している人もいるはずです。
ところが、バツイチ男性には再婚を決意できないケースが増えています。
もう同じことは繰り返したくないから
結婚という制度は自分には向かない気が付いたんだ
バツイチ男性と付き合っていて、結婚できる望みが消滅するようなことを言われてしまうと、凹みますよね。
昔は女性よりも男性の方が再婚率が高かったと言われていますが、この頃は少し様子が変わってきたようです。
なぜバツイチ男性が再婚を決意できないのか、前向きになれない理由を探り、幸せな再婚への一歩を踏み出すきっかけを作りましょう。
再婚をためらう理由
バツイチ男性の中には、離婚してすぐに再婚相手を探し始める人もいます。
男性の方が一人で生活することに不便さを感じているから、再婚率が高いというデータもあります。
しかし再婚をためらう人もいるわけですから、そこには何らかの理由があるはずです。
バツのついた男性が再婚に対して消極的になるワケを見てみましょう。
経済的な問題
バツイチ男性が再婚に踏み切れない理由として、もっとも深刻なことが経済的な問題です。
離婚した時の約束で、住宅ローンを一人で背負う羽目になっていたり、養育費が高額であったりすると、独身生活をしていても金銭的な余裕はありません。
普通のサラリーマンの収入では、養育費を払い続けながら新しい家族との生活を支えることに不安を感じてしまうのも仕方ないことです。
再婚してから養育費の減額請求を申し立てる人も多いのですが、子供の養育費を減らしてまで再婚することにためらってしまうのは父親として当然の気持ちでしょうね。
離婚した後に養育費をきちんと払わない男性は80%ほどと言われているので、再婚をためらうほど子供の養育費に責任を感じている男性は、とても誠実な人柄だと思います。
バツ2になりたくない
よく離婚経験者が言うことですが、結婚する時にも色んな努力や苦労があったとしても、離婚は比べ物にならないほど大変なことです。
何のトラブルもなく円満離婚したようなケースでも、そこまでに至る過程は苦労の連続だと思います。
それを考えると、再婚するのに尻込みするのも理解できますよね。
また離婚となった時には、あの苦労が再現される‥と考えるとゾッとしてしまうのでしょう。
離婚経験は一度で懲り懲りだから、二度と結婚はしない!と固く心に誓っているけど、それでも恋愛とは区別している人もいるのでしょうね。
相手への信頼に不安がある
離婚の原因は双方にあるケースも多いですが、どちらかに大きな責任があって離婚した場合は、その後の結婚観に影響が出てしまうことがあります。
例えば金銭問題や浮気や不倫など異性問題を相手に起こされたことが原因で離婚した場合、結婚相手を信用することができなくなるかも知れません。
いわゆるトラウマという状態になってしまうのです。
男性と女性を比べると、男性は浮気するとバレやすいので、男性側の異性問題で離婚する割合が多いのですが、反対のケースも徐々に増えています。
疑心暗鬼の結婚生活を送るのはイヤだから、再婚にためらってしまうのでしょうね。
再婚に対する不安を解消する方法
バツイチ男性と付き合っていても、結婚に対して消極的な場合は、再婚の意思がゼロということもあります。
そのままダラダラと付き合っていてもいいのか?と不安になってしまうなら、それとなく再婚に対してどう考えているのか探ってみましょう。
あなたは結婚を望んでいるのに、それが叶わないのなら、人生の限られた時間をムダにすることだってあるのです。
ただ、なぜ再婚したくないのかという理由がわかれば、何か方法が見えるかも知れません。
不安のもとを解消すれば、再婚へ進む可能性もあります。
経済面の問題を解消する
養育費の支払いなど、経済的なことが再婚への妨げになっている場合は、再婚後の生活にかかるお金について試算してみましょう。
必要であれば養育費の負担を軽減することもできます。
養育費の負担が終わるまでは、共働きしながら生活を支え合うこともできます。
相手へ負担をかけさせたくない!という気持ちが強くて再婚に踏み切れないとしたら、一緒に支え合うことも考えていることを話し合ってみるといいのではないでしょうか。
真面目に養育費を払っていて、別れた家族にお金の苦労をさせないように頑張っているのは、もしかしたら未練もあるかも知れません。
経済的な問題だけなのか、それとも別れた家族への未練があるのかをしっかり見極める必要があるのではないでしょうか。
離婚のリスクを話し合う
過去の離婚で金銭問題や親権問題など、泥沼の離婚だったことで、二度と結婚はゴメンだと思っている男性はなかなか手ごわいです。
離婚した場合に何が問題になるのか、結婚前に話し合うなんてことは普通は考えられません。
でも欧米では、結婚前に離婚時のことも含めた約束事を書面にして契約を交わすこともあります。
離婚するために結婚する人なんていませんが、どうしても離婚に対して拒絶反応を起こすようなら、結婚契約書を交わしたり、期間を決めて事実婚というカタチから始めてみるのはどうでしょう。
不安の根源を話し合う
別れた妻にひどい仕打ちをされたことが原因で離婚した場合は、女性不信気味になっているかも知れません。
付き合っている間でも、相手に対してあまり興味を示さないように距離を置いていたり、信用しないそ素振りを見せる男性は、裏切られることへの恐怖心が強いです。
自分の胸の内もなかなか明かさないので、再婚の話しをする前の段階で引かれてしまう恐れもあります。
時間をかけて、何が不安なのかどうかを話し合う必要があります。
ただ、恋人はカウンセラーではないので、どうしても閉ざされた心が開かない場合は、距離を詰めずに長い時間をかける覚悟をしないと難しいでしょう。
それでも彼と一緒に居たいと思うのなら、信頼されるまで頑張るしかありませんよね。
子供が理由
もしも彼が子供たちとの関係をとても大切にしているのなら、再婚しても子供たちとの関係を切らせようとは思っていないですよね。
しかし、彼の子供たちは父親の再婚に反対しているとすれば、かなり厳しいと思います。
離れているからこそ、子供たちの気持ちを優先してあげたいと考える人であれば、子供たちが応援してくれないと再婚は考えてくれない可能性が高いと思います。
子供とあなたが会えるチャンスがあるのなら、少しずつ仲良くなって賛成してくれるかも知れませんが、そう言う機会でもない限りあなたは何もできません。
あなたが結婚を望んでいるという気持ちを知っていても、その望みを叶えてあげられないので、結婚の話題を出すと別れを切り出されることも考えられます。
子供の気持ちが変わる可能性にかけて、待てるのかどうか自分で決めなくてはいけませんね。
結婚願望がない女性にはベスト
バツイチの男性が再婚を望まないのには、それなりに理由があります。
たとえば経済的な問題で再婚できないと思っている場合は、本心では再婚したいのかも知れません。
そうであれば、問題を一緒に解決する方法を考えることもできますよね。
ですが、ほんとに再婚を望んでいないのなら、その考えを覆すのは難しいと思います。
しかしあくまでも女性側が結婚を望んでいるからこそ、それが問題になるだけです。
結婚という制度に、こだわらない生き方を選ぶ女性もこれからはもっと増えるでしょう。
結婚願望がない女性にとっては、再婚を望まないバツイチ男性はベストなパートナーになるのではないでしょうか。
まとめ
バツイチ男性が再婚にためらうのは、それだけ前の結婚生活を終える時に問題が大きかったからではないでしょうか。
だからこそ「この女性と再婚したら、今度こそ幸せになれるかも」という希望を持ってもらうことが再婚への近道です。