ハンドルを握っていない時は、ほんとにやさしい人だと思っていたのに、運転しはじめた途端に、まるで別人格のようになってしまう・・。
そういう人は少なくありません。
この数年で社会問題にもなっている危険な運転をするのは、男性に多い傾向があります。
もしかしたら、あなたがこれから付き合おうとしている人や、結婚を考えている人は大丈夫でしょうか。
彼の本性が運転から見える可能性もあるので、早い段階でチェックしておくことも大切だと思います。
運転から本性を見抜くポイントや、運転で人が変わってしまう理由についてまとめています。
気になることがある方は、一緒に考えてみましょう。
運転すると人が変わる理由
車の運転をすると普段とは違う人になったかのように豹変するのが男性に多い理由は、自分を変える術が女性と比べて少ないからだと考えられます。
女性の場合は毎日のようにメイクやヘアスタイル、ファッションなどで自分を表現する方法があります。
男性でも自由に自分をファッションで表現できると思いますが、やはり女性と比べて変化を楽しめる幅が小さいのが現実です。
そこで男性が自分を表現できる術として車を操作することに向いていく傾向があります。
普段はとても大人しい人が、スポーツタイプの車を手に入れると、その車を自由自在に操ることで自分自身が変わったような気持ちになってしまうのでしょう。
車のスペックが高くなればなるほど、自分自身が強くなったと錯覚して豹変する傾向が強いようです。
車はどれほど注意して運転していても事故を起こすこともありますが、運転手次第で安全な乗り物にもなるし、走る凶器にもなるのです。
もしも彼氏がハンドルを握ると人が変わったように乱暴な運転をすることに「怖さ」を感じたとしたら、どこに原因があるのか突き止められれば、乱暴な運転を抑えられるようになるかも知れません。
ですが、心理的な問題が深いと専門知識のあるカウンセラーに相談してみないと難しいと思います。
まずは「恐怖を感じている」ことを伝えることから始めないと何も変わりませんね。
運転の特徴から見える本性
普段大人しい人がお酒に酔うと人が変わるのと同じく、車に乗ってハンドルを握ると人が変わるとしたら、普段の人格は何かを我慢していて本性を見せていないだけかも知れません。
車の運転をしていない時の彼は大好きなのに・・。
そう思っているのなら、そのまま結婚するのは不安ではないですか?
隠れている本性はどんな顔なのでしょう。
悪態をつく
運転していると口汚く人を罵ってばかりというのは、日ごろから抑圧されていて、上からバカにされたりしている環境でストレスを抱えている可能性があります。
車の中で悪態をついても聞こえません。
少しノロノロしている高齢ドライバーや女性ドライバーに対してひどい言葉を吐いているとしたら、弱い者をいじめるのが好きな本性が隠れています。
妻に対してモラハラ夫になるかも知れません。
車線変更が多い
少し交通量が多いと、頻繁に車線変更している人っていますよね。
高速道路で渋滞している時などは、車線変更そのものが渋滞の原因を生んでいるのですが、とにかくほかの車よりも少しでも先に前に進みたいという意識が強いのです。
もしも彼氏とドライブした時にムダな車線変更ばかりを繰り返しているとしたら、「何か急いで帰りたいの?」と皮肉の一つでも言いたくなります。
無意味な車線変更ばかり繰り返して、無理な割込みをしてしまえば、トラブルのもとになりますから危ない運転です。
このような運転をする人は、常に競争意識でしか自分を表現できないのかも知れません。
子供のころから競争意識を養うように育てられた結果、少しでも前に前に・・となってしまうとしたら、競争しない生き方を知らせないと直らないでしょう。
このような男性と結婚すると大変です。
一番にこだわって見栄を張って借金したり、子供に高い教育を受けさせることにこだわったりして意見が合わないとギクシャクしてしまうこと考えられます。
狭い道を選ぶ
目的地までナビ設定していても、渋滞していると抜け道に案内されるような便利な機能もありますが、わざわざ狭い道ばかりを選んで運転する彼氏は、人の意見を素直に聞かない天邪鬼な本性が隠れている可能性があります。
狭い道を走るのは、それだけ事故のリスクが高くなります。
歩行者や自転車との接触や、交差点での衝突事故など、狭い道ほど危険度は高くなるのです。
狭い道を通らなければ目的地に行けないのなら仕方ないのですが、走りやすい幹線道路が渋滞しているわけでもないのに、わざわざすれ違うのがギリギリになるような狭い道を選んで走りたがる人と生活すると、色々苦労することが想定されます。
人の話を素直に聞いてくれないと、他人同士が理解を深め合い、夫婦として一緒に生活するのは大変なことだと思います。
歩行者や自転車を威圧する
車に乗っていると、歩行者や自転車の存在が危なく感じてしまうことはありますね。
自分自身が車を運転するようになると、どれほど危ないのかわかるのですが、免許を持っていない人にはわからないこともあるのです。
運転する人にとっては、邪魔に感じることもあるでしょう。
ですが、車は優先ではないので、威圧する行為はダメですよね。
もしも歩行者や自転車にわざと寄せて威圧するような運転をする人は、車というアイテムによって自分が強くなったと錯覚するタイプです。
優位に立ったと思った瞬間から、弱者を威圧する本性を隠し持っています。
安心できる運転に変える方法
彼氏の運転が乱暴で危険なことに悩んでいる女性はとても多く、それが原因で結婚をやめて別れるケースもあるほどです。
結婚後に乱暴な運転が続き、子供のことを考えて離婚することもあるほど大きな問題なのです。
車は走る凶器ですから、一歩間違えば人の命を奪うのです。
その自覚がないので、乱暴な運転が直らないのでしょう。
結婚前にわかっているのなら、そのような男性とは別れた方が安全だと思いますが、結婚してしまったのならできれば安全運転できるドライバーに変わって欲しいですよね。
相当難しいですが、やってみる価値のあることをまとめてみました。
・会話をしない
・闘争心をあおるような音楽は聞かない
・ドライブレコーダーを付ける
・車での外出を減らす
・自分自身が運転する
彼氏や旦那さんが乱暴な運転をすることで悩んでいる女性たちが実際にやっている対策です。
ちなみに「眠らない」と「会話しない」というのは無言のアピールです。
「あなたの運転が怖いから眠くならない」「恐怖で緊張しているから会話する気になれない」という気持ちを無言でアピールするためです。
伝わらない可能性が高いですが、「乱暴な運転が怖いから楽しくない」という気持ちを無言で表現するしかないでしょう。
ちなみに、乱暴な運転をする男性のほとんどは自分の運転テクニックを過信しているので、車の事故を起こしても自部に過失があることを認めない傾向があります。
自分自身の運転がどれほど危険なのか、わからせるためにもドライブレコーダーは必ず付けた方が良いでしょうね。
まとめ
車の運転が少し乱暴なくらいの方がカッコ良いなんて勘違いしている男性もまだ存在します。
困りますよね、ほんとに。
一日も早く、完全な自動運転の車を庶民も手に入れられるような世の中になれば良いのに・・と願うばかりです。