結婚の報告を喜ぶ親はいますが、離婚の報告を喜ぶ親はあまりいないでしょう。
結婚に大反対していた親でも、月日が経てば認めてくてるものです。
結婚相手のことを可愛がって、家族として受け入れていた親に対して、離婚の相談をするのは勇気が必要です。
大反対されてしまうと、離婚後の生活に親に協力してもらうこともできなくなってしまうかも知れません。
離婚の相談はホントに気が重いから、私は離婚の意思を固めるまで言えなかった
たしかに、反対されて思いとどまるくらいなら離婚なんて考えないかも知れない
どんなに言い難いとしても、やはり親に離婚について全く伝えないのは無理ですよね。
できることなら自分の味方になってくれるように仕向けるために、どう伝えるべきでしょうか。
相手に原因がある離婚
離婚の原因が、相手の浮気や不倫など不貞行為やDVなど、明らかに一方的なことであれば、親に相談しにくい理由はないはずです。
原因は相手にあるわけですから・・。
ですが、相談されても怒りや恨みの感情で親の心をかき乱すのは間違いないでしょう。
親の体調が悪いとか、すごく怒りっぽくて相手に何をするかわからないので心配で相談できないこともあります。
相手に原因があって離婚する場合は、味方になってもらえないと心配しなくても済む反面、親の激怒の方が心配になってしまい、言い難くなってしまうのも仕方ないことです。
ところが、古い考え方の親は、「浮気や不倫くらいで離婚するのは甘い!」と離婚に反対するケースがあるのです。
このようなケースでは、浮気や不倫でどれほど心が傷ついたのかを伝えます。
それでもガマンしろと言われる場合は、精神的な屈辱によるメンタルへのダメージをアピールすると少しは味方になってくれるかも知れません。
子どもがいる場合は、孫のことを心配して、耐えさせようとすることがあります。
孫を大切に思う気持ちが強い親であれば、浮気や不倫で子どもを傷つけたくないということを強調すると良いと思います。
自分に原因がある離婚
離婚の原因が自分にある場合は、親にはできるだけギリギリまで言いたくないですよね。
反対されるのは目に見えているし、離婚後に実家を頼るのも難しくなってしまうかも知れません。
ですが、やはり親は親なので、原因がわが子にあったとしても、最後は味方になってくれることが多いと思います。
言い訳したり、責任を相手に擦り付けるのではなく、叱られるのを覚悟して素直な気持ちを親に話してみましょう。
私の友達のケースですが、このようなことがありました。
A子は結婚後も仕事を続けていましたが、夫は家事を全くしない人だったので、毎日フルタイムで仕事して、家事も一人でやっていたので自由時間はほとんどないのが不満でした。
子どもを作れば、仕事と家事に加えて、育児も全て一人でやるのだと思うとイヤになってしまいました。
それで夫に「子供は欲しくない」と伝えた結果、夫婦の関係が悪くなってしまいました。
仮面夫婦の様な状態が続いていた時に、仕事で知り合った独身男性と不倫してしまい、その人ともう一度人生をやり直したくて離婚を決意しました。
実家の親は大反対していましたが、子供を作りたくないと思い詰めるほど、妻を追い込んだのはどうなのか・・と徐々に味方してくれるようになり、無事に離婚できました。
このケースでは、A子は再婚して子供にも恵まれて幸せになったので、両親は離婚して正解だったと言っています。
不倫という事実を知った時は、親はショックを受けたでしょうが、そこまで苦しんいたことが理解できれば変わってくれる可能性が高いです。
反対されないための準備に必要なことは
離婚の原因がどちらにあるにしても、やはり報告された時に喜んで聞いてくれることはまずないでしょう。
味方になってくれなくても、離婚に反対されなければヨシとしましょう。
大反対するのは、離婚によって娘(息子)や孫の人生ふが台無しになるのを心配しているのが大きいと思います。
ですが、いまどきバツイチなんて珍しいことじゃないし、一度くらいの失敗は今後の人生の糧になると思ってもらえるように準備しましょう。
そのために必要なこととは・・
離婚後の人生設計をきちんと考えることです。
仕事、住居、恋愛、再婚など、どう考えているのかきちんと伝えることができると、むやみに反対しないと思います。
まとめ
私は離婚を2回していますが、1回目は金銭問題、2回目は突然の家出と、親も味方にならずにはいられなかったみたいです。
普通に考えれば、離婚に至るまでには、相当な苦悩があるはずなので、それを見せないようにガマンしていたからこそ、いきなり報告されると思わず反対してしまうのでしょう。
徐々に離婚の雰囲気を臭わせて、親に心の準備をする時間を作ってあげることをおすすめします。