モラハラ夫を育てやすい妻の特徴とは!離婚を考える前にチェックして!

家族

モラハラという言葉は、精神的なハラスメントの一つで、家庭内で起こりやすいものです。

日本ほど色んな種類のハラスメントが生まれる国はないでしょうね。

これはガマン強いことが美徳と言われてきた国民性が生んだものなのでしょうか。

モラハラ夫に耐えられなくて離婚を希望するケースも増えているようですが、モラハラ夫は最初からモラハラの素質があったのでしょうか。

潜在的にモラハラ体質だった夫の本質を見抜けずに結婚した場合もあるでしょうが、結婚してから妻の性格がモラハラ夫を育ててしまうケースも多いようです。

モラハラ夫を育てやすい妻の性格や特徴をまとめていますので、自分自身に当てはまることがないかチェックしてみましょう。

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モラハラとは?

モラハラとは、モラル・ハラスメントの略です。

モラルとは道徳的なことを意味しています。
ハラスメントは嫌がらせですね。

モラハラは道徳的、倫理的に見て許されない方法で嫌がらせをする行為だと思っている人もいますが、そうではありません。

モラハラは、道徳的なことを理由にして嫌がらせをすることを言います。

道徳的なこととは、世の中で常識と考えられるような正論に聞こえるため、正論を振りかざしてネチネチと嫌がらせをするのがモラハラです。

例えば、社会人としての経験値が高い夫と、家庭の中が生活の主となっている妻とでは、世間の常識に対する価値観が少し違うことがあっても不思議なことではありません。

そこをモラハラ夫はまるで鬼の首でも取ったかのような勢いでせ責めてくるのがよくあるパターンです。

モラハラ夫に多い口癖

モラハラ夫には、よく口にする言葉があります。

いくつか代表的な言葉を集めてみました。

・そんなことも知らないのか
・バカだな
・どんな育ち方してきたんだ
・それでよく生きてこられたな
・何にも知らないんだな
・無知だな
・人間として失格だな
・非常識だな
・お前なんか社会じゃ通用しない

このような、人間性も人格もとことん否定するような言葉を日常的に浴びせるのがモラハラ夫によくある特徴です。

モラハラ夫に育てやすい妻の特徴

もしも交際中にはモラハラ夫になりそうな要素は全くなかったのに、結婚してからモラハラ夫になってしまったとしたら、自分の言動がモラハラ夫を育てていないか振り返ってみましょう。

自分に自信がない

どうせ私なんて、学歴もないし、スキルもないし、仕事もできないし・・。

自分に自信がないと、どうしても夫に対して言いなりになる傾向があります。

自分に自信を持っている強さに惹かれて好きになったのかも知れませんが、自分に自信がなさすぎると、一緒にいる人を調子に乗らせる原因を作ることがあります。

夫を立てるのが女の務めだと思う

妻は夫を立てて、一歩下がってついていく。

そんな古風な女性が妻になると、亭主関白の家庭になるかも知れません。

表面的には夫を立てていても、じつは妻が手の平で転がすくらいじゃないと、男が図に乗ってしまうのではないでしょうか。

自己肯定感が低い

自分に自信がないことと重なる部分ですが、何かと自分の評価が低く、自分自身の考えが正しいはずないとマイナスに考えがちな性格の妻は、夫の間違いを指摘することもできないので、モラハラ夫を育てる原因になるかも知れません。

人にやさしい

自分のことよりもまず人のことを優先して考える。

そんなやさしい性格の女性は、相手の性格によってはモラハラの対象になってしまいます。

正しい行動をしていても、ストレスのやり場のない時などに、やさしい性格の人は付け込まれやすいからです。

やさしい性格であることは良いことなのに、相手の性格によっては苦しむ結果になることもあるのは皮肉なものです。

空気を読む

その場の空気が悪くなるのを避けて、つい自分の意見や考えを口に出すのを我慢してしまう性格の女性と一緒にいると、夫は何は自分が正しいと思い込んでしまい、モラハラ夫に成長することがあります。

空気を読むことで、その場をしのいでも、ずっと一緒に生活していく相手なので言うべきことは伝えないといけないのではないでしょうか。

争うのが嫌い

人と競争するのが苦手な性格だと、自分が正しいと思うことを否定されても、言い争ってまで正当性を押し通さずに諦めてしまうことが多いでしょう。

相手に勝たせて、気持ちよくさせておけば、わざわざ争うよりもラクだからと考えてしまうのです。

それが夫婦の間で続くと、どちらか一方だけが絶大な権力を持つ結果を招くこともあるのです。

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妻の性格だけが原因ではない!

モラハラ夫に育てやすい妻の性格や特徴を6つにまとめてみましたが、悪いことなんてほとんどありません。

ネガティブで自分に自信がない性格は、変えられるものなら変えた方が良いですが、ほとんどは「良い人」とか「やさしい人」とか「穏やかな人」という印象です。

妻の性格がおとなしいから、それがモラハラ夫になる原因というのはあまりにも乱暴な話で、妻にやさしく接してもらえば、夫も妻に対してやさしくなれるはずです。

それができなくて、モラハラ夫になってしまうとすれば、もともとの素質か、厳しい社会でストレスに疲れ果てて、そのはけ口として、妻を対象にしてしまうからではないでしょうか。

反論もほとんどしないで、静かに耐えてしまう性格の妻は、はけ口にされやすいのです。

まとめ

モラハラ夫は、人間としてのモラルを理由にして、それが100%正論だと言い張ることが多いでしょう。

真正面から反論しても、逆ギレされたり、悪循環になるかも知れません。

すでに夫にモラハラを受けていると感じているのなら、第三者に相談して、客観的な意見を取り入れてみましょう。

自分だけで悩んでも解決策は見つけにくいので、ひどくなって精神的なDVになる前に相談できるところを探してみましょう。

自治体にも家庭問題の相談窓口があると思うので、一度問い合わせてみるといいですよ。

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