小姑は姑よりも手強い存在だと言われます。
姑よりも長く付き合わなければいけないので、小姑との関係はできるだけこじれないようにしたいものですね。
ですが、独身のまま実家で暮らし続ける小姑の存在は、これから先の自分の人生に重くのしかかってきそうで不安になるでしょう。
独身でも、実家から離れて自立しているのならまだいいのですが、実家暮らしのままずっと独身を通しそうな小姑がいるのは気が重いですよね。
結婚願望がなく、独身のままの小姑に何とか婚活させる方法がないものか、可能性のある方法をまとめてみました。
小姑に結婚願望がない理由
小姑がまだ20代なら、結婚願望がないのもわかります。
仕事や遊びが楽しくて、結婚する気になれないのでしょう。
30代半ば以降の小姑で、恋愛している様子もなく、結婚願望がないのなら、なぜ結婚する気にならないのか原因を探る必要があります。
結婚願望がなくても、仕事をバリバリして親元を離れて自立している小姑なら自分自身の老後のこともちゃんと考えてくれそうなので安心です。
ですが、経済的にも生活面も自立できずに実家暮らしをしている小姑の結婚願望がないのは何か理由があるはずです。
可能性としてあげられるのは
・親が過保護で自立する気持ちがない
・既婚者と恋愛しているから結婚できない
・恋愛にトラウマがある
このような問題を抱えているのかも知れません。
もしも親に原因があるのなら、親から離れないと無理です。
娘と離れたくない母親が原因だとすれば、本心では自立を望んでいるのか、それとも現状に満足しているのか確かめたいですよね。
どうしても親元から出られないのなら、小姑が結婚後も親と同居できれば問題解決です。
それ以外に恋愛に何か問題を抱えていて結婚願望がないのなら、結婚したくなる恋愛のきっかけを作ってあげれば上手くいく可能性もあります。
独身の小姑の存在は重荷
独身の小姑が旦那さんの実家で暮らしていれば、義父母と同居しなくても済むので助かるという人もいます。
日本の一般住宅では、独身の小姑を含めて2世代で暮らすのはかなり厳しいですよね。
結婚する時に独身の小姑が実家暮らしをしていれば、新居で新婚生活がスタートしやすいでしょう。
長男と結婚して、いずれは同居して欲しいと言われているなら、小姑にはいつまでも独身のまま実家に居続けて欲しいと思うのもわかります。
小姑が義父母の老後のお世話もしてくれれば、とても助かりますから、逆に独身のままでいて欲しいと思う人もいるほどです。
ですが、義父母がいなくなった後に小姑の面倒を誰が見るのか?という問題が出てきます。
老後の生活に困らないほどの遺産でもあればいいでしょうが、親に頼って生きてきた小姑がいきなり経済的に自立できるはずもありません。
自分の娘や息子が小姑の老後の面倒を見なければいけなくなるかも知れないのです。
小姑が姪や甥をすごく可愛がってくれて、子供たちもとても慕っていて、家族としてしっかり絆が結ばれているのなら、子供たちがおばさんの老後のお世話を進んでしようと言ってくれる可能性もあります。
そこまで小姑が姪や甥に愛情を注いでくれたのなら問題はないのですが、それほどの絆もないのに、ただ独身で頼る人がいないから・・という理由で自分の子供たちの負担が大きくなるのは困りますよね。
そう考えると、独身を通すつもりの小姑の存在は重くのしかかってきます。
意識させずにセッティング
結婚願望のある小姑なら、婚活を応援するのも簡単ですが、結婚願望のない人には婚活を勧めても効果はありません。
逆効果になるだけなので、わかりやすい婚活は避けた方が良いでしょう。
婚活とは気がつかない方法でいつの間にか結婚を意識する相手と出会えれば、小姑の将来を心配する毎日から解放されます。
小姑を家に招く
自宅に友人たちを招き、ホームパーティーのような雰囲気を作り、そこに小姑を招いてみましょう。
夫婦の友人と中に、独身男性を2、3人ほど紛れ込ませておきます。
小人数のホームパーティーなら、会話する機会をわざわざ演出しなくても自然に話せます。
もしも親しくなれそうな雰囲気があれば、2人で会える機会を後々作ってあげられます。
趣味や習い事に誘う
婚活と言えば合コンや結婚相談所、お見合いパーティーなどを思い浮かべるでしょう。
ですが結婚願望がなければこのような場所に出向くこともありません。
ですが、結婚願望のない人が、思いがけず出会い、結婚まで進んだケースは趣味や習い事です。
もしも小姑に何の趣味もないのなら、少し強引にでも色んな趣味や習い事に誘ってみましょう。
女性の比率が多い趣味や習い事でもいいのです。
その方が小姑も警戒しないので、女性が多い習い事の方が誘いやすいと思います。
今まで知り合うことのなかった人たちとの新たな出会いは、刺激になるからです。
ネットゲームに誘う
人と面と向かって話すのが苦手な小姑なら、ネットゲームに誘ってみるのもいいと思います。
ネットゲームで結婚相手と知り合う人は年々増加しているので、出会いの場を求めてネットゲームを始める人もいます。
もしも嫌になれば、すぐにやめられる安心感があるので、誘いやすいのではないでしょうか。
主婦友・ママ友ネットワークを頼る
ママ友、主婦友に結婚願望のない独身小姑のことを話せば、様々な意見やアドバイスをもらえると思います。
みんな自分に置き換えれば、そんな厄介な小姑に悩む友人を助けてあげたいと考えてくれる可能性があります。
お節介すぎるくらいの人がいないと、結婚願望のない人の気持ちを動かすことはできません。
「○○さんから、いいお話が・・。」と古典的でも縁談を持ち込んでみるのも意外とその気になるかも知れません。
小姑に責任を自覚させる
結婚願望もなく、経済的にも自立しないまま30代、40代と年齢を重ねていくことに何の不安も感じていないのは、すぐ先に迫っている将来への想像力の欠乏です。
よほど余裕のある資産家で、お金の心配なんてしなくても済むというのなら別に構わないのでしょうが、そんな資産家ならあなたが頭を悩ませることこないですよね。
小姑の老後の世話も、お金で解決できますから。
そうではないからこそ、小姑さんには自覚が必要なのです。
ことあるごとに「お義父さんやお義母さんのことは○○さん(小姑)がいてくれるから安心」と言って責任を感じさせておきましょう。
自分たちは実家とは別のところで生活の基盤を着々を固めているのだから、実家のことはお任せします!という気持ちを言葉の端々にちりばめておくのです。
そして「私たちは老後の面倒も子供たちに負担をかけさせたくないから、今から準備しなくちゃいけない」と夫婦だけで老後を生きていく覚悟も表明しておきます。
そういう言葉の数々が会話の中に出てくると、敏感な人なら自分の将来や老後のことも考え始めるはずです。
このままでいいのか・・・という気持ちが芽生えれば、婚活も前向きに考えるかも知れませんよ。
まとめ
小姑の年齢がどんどん高くなっていけば、結婚の機会は減ってしまうでしょう。
ですが、50代以上でも後妻を探している熟年結婚の望みもあるので、周りも諦めずにチャンスを広げてあげる努力は必要です。
自分たちの子供に負担がかからなければいいのですが、姪や甥をあてにしそうな小姑なら、頑張らないといけませんね。