熟年婚にあるのは相続関係のトラブルだけじゃない!嫉妬の問題も!

家族

高齢化社会になったので、シニアと言われる世代でも仕事や趣味をイキイキとしている方も沢山いらっしゃいます。

恋愛だってどんどん楽しんで欲しいのですが、熟年婚には色んな問題が生じます。

よくあるのは子供が反対したり、お互いの財産のことでトラブルになったりすることです。

このようなお金が絡むような熟年婚トラブルは、専門知識のある弁護士などに相談してトラブルが起こらないように準備しなければいけません。

ということは、しっかり準備さえしておけば、熟年婚によくあるトラブルは防ぐことも可能ということです。

でも、どれほど準備しても防ぎきれないこともあるのです。

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熟年初婚にあるトラブル

熟年婚の多くは今までに結婚経験があり、再婚するケースが多いのですが、晩婚化によって団塊の世代のシニア層は一度も結婚経験のない人が増えています。

どちらも初婚同士の熟年婚は珍しいと思いますが、どちらかが初婚というケースはそんなに珍しくありません。

熟年婚は60歳以上を想定していますが、60歳まで独身を通したとしたら、誰かと一緒に生活するのは想像以上に大変なことです。

若い人の離婚理由でも、性格の不一致がもっとも上位になりますが、これは熟年婚でも同じです。

というよりも、熟年婚の方が性格の不一致で上手くいかなくなる可能性が高いと思います。

一度でも他人と一緒に生活する経験があれば違うと思いますが、それまでの人生で他人と同じ空間で生活した経験がない場合は、少し覚悟を持たないといけません。

入籍する前にお試し期間として同居してみるのもいいと思います。
熟年なのに同棲なんて・・とためらう必要はありませんよ。

結婚してから離婚するよりも、お試し期間を設けた方がずっとリスクを回避できます。

後妻にあるトラブル

熟年婚には後妻に入るというケースもあると思います。

これは自分の身内にあったことですが、前妻と死別した男性と結婚するのは、離婚した男性と結婚するよりも苦労が多いような気がします。

その理由は、先立たれた妻に対する気持ちに嫉妬したり、比較されてしまうことです。

人は誰しも生きている人よりも、亡くなってしまった人のことを美化する傾向があります。

亡くなった人のことは悪く言いにくいものですし、何よりも家族が病気や事故で亡くなるのはとても悲しいことです。

そんな悲しいことを経験しても、また再婚したい男性は、前妻との結婚生活に満たされていて、幸せだったからではないでしょうか。

熟年婚だから、もう人生も達観しているし、今さら嫉妬するなんてことはないと思い込んでいたのに、いざ結婚してみたらすごく苦労したという話を身内から聞きました。

前妻との間に生まれた子供たちも大人になっているので、あからさまに比較はされないとしても、やはり「比べられている?」と思うことは何度もあったようです。

亡くなった前妻の法事を取り仕切るのも、前妻の親類を接待するのもとても緊張して、比較されるのがコワくてビクビクしていたそうです。

何よりも、夫は前妻のことをとても愛していたことを生活の端々に感じて、嫉妬の感情を抑えるのに必死だったとか。

嫉妬の感情が無くなるまでに10年近くかかったそうなので、熟年でも嫉妬はしますし、前の人と比べられれば嫌な気持ちはするものです。

お墓の問題は避けられない

熟年婚によくあるのが、お墓問題です。

お墓がないだけなら、これから二人で探せばいいだけですが、すでにお墓がある場合に起こる問題があります。

もしも熟年婚夫婦の夫が再婚で、前妻と死別の場合、前妻がすでにお墓に入っていることがあります。

自分はいいけど、もしかして前妻は私が同じお墓に入ることを嫌がっているのではないかしら・・と心配になる方もいるでしょう。

お墓問題は結婚前から考えるのは早すぎると思うかも知れませんが、熟年婚は早すぎることはありません。

熟年夫婦でも異性問題はある

熟年婚は、人生の終わりを二人寄り添って迎えるための穏やかな関係が理想ですが、恋愛感情は枯れることなく湧いてくるとしたら、年齢に関係なく異性問題は生じます。

色んな問題を乗り越えて、何十年も連れ添った夫婦なら、異性問題も克服して嫉妬もしなくなるでしょうが、熟年同士でも新婚夫婦であれば、相手の異性問題には神経質になると思います。

寛容になるか、厳しく対応するか、最初が肝心だと思います。

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健康問題

年齢を重ねれば、人間の身体はいたるところにガタがきます。

いくら健康な人でも、高齢になれば少しくらい体調に問題もあるでしょう。

しかし、結婚する前には健康だったのに、結婚して間もない頃にどちらかが病気になることも熟年婚には多いのです。

いくら健康に見えても、何らかの問題が生じている可能性が高いので、熟年同士の結婚では病気への備えは絶対に必要です。

結婚した途端に病気になって、相手に負担をかけることになっても困ることがないように、医療保険などの準備は必要です。

もしも病気になってその後の生活に介助が必要になった利することも想定して、きちんと話し合っておくことです。

まとめ

これからもっと高齢化が進むことはわかっているので、熟年婚もさらに増えることが想定されます。

どれほど人生経験を積み上げても、結婚は一筋縄ではいかない問題が生じることがあることを覚悟した方が良いでしょうね。

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