仕事が忙しいなら仕方ないけど、何だか仕事が理由じゃないみたいな気がする・・。
夫の帰宅時間が遅いことに不信感を持っている女性は、まず浮気や不倫を疑うでしょうね。
しかしある女性がこう言っていました。
「うちの旦那は1日500円しか渡していないし、嘘が下手だから浮気なんてしたらすぐにバレるはず。だから女関係じゃないと思う。帰りが遅い理由がわからない」と。
お金が無くても浮気しようと思えばできますから、この女性のように考えていると、いつか足元をすくわれるかも知れません。
でも、ほんとに浮気じゃなくても家に帰りたくなくて、帰宅時間を遅らせている帰宅恐怖症に陥る男性は少なくありません。
夫の居場所が家庭内にあるかどうか、考えてみませんか?
いつか突然、家出されたりするのも困るでしょうから、夫の居場所がなくなる家庭の特徴をチェックしてみましょう。
妻の実家依存
結婚してからも実家に頼る女性が増えているのは、今の親世代は兄弟姉妹が少ない家庭が多いからでしょう。
娘が嫁に行ってしまうと、両親だけで寂しくなるから、実家にせっせと通っていると、そのうち自分の家庭よりも実家にいる時間の方が長くなるなんてこともあります。
家に帰っても、実家に入り浸る妻や子供は居ないので、そのうち家に帰る必要がないような気がして、帰宅する時間がどんどん遅くなるのも仕方ないですね。
大切なことは実家の親に相談し、夫は頼りにされない。
ただ生活費を稼ぐだけの存在になっていると思うと、自分の居場所を家庭に作る気持ちも失われてしまうのです。
過去のことを許してくれない
今までに、妻に対してとても悪いことをした過去があると、罪悪感から帰りたくなくなるのかも知れません。
でも、何年も前のことなのに、ずっとネチネチと責められ続けると、帰宅恐怖症や帰宅拒否症というような精神的な原因で体調不良を訴える人もいるようです。
家に帰ってネチネチ責められると思うと、動悸が激しくなったり、耳鳴りや冷や汗など自律神経のバランスを乱してしまうこともあるようです。
上司みたいに管理する妻
会社では上司に厳しく管理され、家に帰っても妻が上司みたいに厳しく管理される。
そんな環境ではリラックスすることもできません。
むしろ、家に帰ってからの方が、妻の管理が厳しくて緊張するという人もいるほどです。
妻から母親になると、子供を管理するような感覚で夫のことも厳しく管理してしまうことがあります。
イクメンを強要される
○○ちゃんのパパは・・。
○○くんのお父さんは・・。
子供の友達のパパさんたちのイクメンぶりを聞かされて、イクメンになれないことを責められているような会話が多くなると、妻や子供たちが寝静まるまで帰りたくなくなってしまうのです。
子供が可愛くないわけじゃないし、イクメンになりたいけど、仕事が不規則だったり、身体が疲れていたりすると、ついダラダラとしてしまうのでしょうね。
イクメンになれるように頑張ればいいだけなのに、それができないのは、イクメンを押し付けられているような感覚になっているのではないでしょうか。
ママ友付き合いを優先する
子供のことを大切に思う気持ちが強い妻ほど、ママ友との関係を何よりも優先してしまう傾向があります。
夫との時間よりもママ友との予定を優先するようなことが多くなると、家庭と家族の中に自分の居場所がないような気がしてしまうのです。
夫の意見よりも、ママ友に言われことが100%になってしまうのは危険ですね。
子供と妻の関係に入れない
子供と過ごす時間が少ない自分が悪いのだろうけど、妻と子供の間には、自分が入り込む隙間がまったく見つけられなくて、家族と一緒にいるのに孤独を感じてしまうこともあります。
外から見れば仲の良さそうな家族に見えるけど、じつは妻と子供のつながりからはじかれている夫が多いのかも知れません。
単身赴任や出張で不在が多い
仕事の関係で出張が多く、週末しか家にいないような旦那さんは、徐々に家庭での居場所がなくなるのを感じることがあるようです。
妻や子供たちも、現実にいない存在を感じながら生活するのも難しいので、双方がよほ努力しないと、居場所を失います。
単身赴任や出張ばかりしていると、たまに家族と過ごす時間が騒がしくて慣れないため、居心地が悪くなってしまうこともあるようです。
必要とされていない
一家の大黒柱として大切にされていた時代と同じように、夫、父親としての威厳を保ちたいというのは時代錯誤です。
女性も働いて収入を得ていますし、男性に頼って、守られないと生きられない女性の姿を求められても無理があります。
ですが、別にいてもいなくても、どっちでもいいみたいな態度で接していると、居場所を見つけることができないと思います。
必要とされていないと感じる夫は、家に帰りたくないし、帰る意味もわからなくなってしまうのではないでしょうか。
まとめ
夫が家に帰りたくなくなる理由を8つまとめてみました。
無意識に夫が家庭の中での居場所を奪わないよう、振り返ってみるのも時には必要ではないでしょうか。