一生独身と決めたわけでもないし、結婚するかどうかなんて特に考えていないのに、周りからの「結婚まだなの?」というプレッシャーにうんざりすることありませんか?
親が心配のあまり聞いてくるのはまだわかります。
でも、自分が独身でいることで、その人の人生には何の影響も与えないはずの存在からも「結婚しないの?」と聞かれることは多々あります。
友達とか同僚とか。
いちいちうるさいなぁ・・と心の中で思っていても、そう応えることもできません。
結婚に対するプレシャーに対して、どう反応したら良いのか、経験者たちの声を参考にまとめています。
「結婚はまだなの?」を上手く受け流す
親や兄弟姉妹などは別として、友達や職場関係の人などがわざわざ独身の人に対して「結婚しないの?」と聞いてくるのはなぜなのか。
年末年始に親戚一同が集まったりすると、田舎のおじさんおばさんたちは、ズバズバと言いますよね。
なぜそこまで人の結婚が気になるのか不思議です。
その理由を考えて、相手の心理を探ってみましょう。
「結婚は?」「結婚はまだ?」と聞かれたときには、相手の心理を考えてから対応策を出しましょう。
結婚が幸せだと信じている
結婚して家族をもつことが人生の理想のカタチだと信じて疑わない人たちがいます。
30代、40代になっても独身でいる友達に対して、純粋に心配して聞いてくる人がいます。
自分自身が結婚して、とても幸せな家庭生活を送っているとか、結婚していなくてもいつか必ず幸せな結婚するつもりで婚活している人です。
悪意がないので、返し方も少し難しい面があります。
ほんとうに幸せを願って言っている人であれば、強く反発する必要はありません。
「とても幸せそうで羨ましいです」とだけ告げておけばそのあとにわざわざ結婚しない理由を説明しなくてもいいでしょう。
嫌味や悪意が隠れている
「結婚しないの?」と表面的には心配しているようなニュアンスで質問してきても、その裏には悪意が潜んでいる場合はこちらも臨戦態勢になってしまいますよね。
このような相手は自分の結婚を自慢気に話すことが多いのですが、じつはホントはそれほど幸せな結婚をしていない可能性があります。
自分の結婚生活の不満を隠して独身の人よりも結婚している自分の方が幸せなんだ!と思い込んで日々の満たされない感情を乗り越えようとしています。
結婚しないのは既婚者と不倫しているからじゃないのか?と単なる好奇心で遠回しに
「モテそうなのにどうして結婚しないの?」
と探られるケースもあります。
悪意を潜ませている人を探ることは難しいので厄介なタイプです。
戦闘態勢に入ってしまうと、とてもめんどくさいので、何も理由を説明せずに沈黙で押し通すしかありません。
結婚しない仲間を求めている
独身の人が「結婚しないと?」と聞いてくる場合は、独身を貫く仲間を求めていることがあります。
もしくは結婚願望があるけど、周りに独身者が少なくなってきたので、心細くなって仲間を探しているケースです。
一人で生きることに不安があるけど結婚はしない(できない)人に多いので、依存されると困るタイプですね。
このタイプへの対応は、しっかり考えないといけません。
独身仲間を探す人に対しては注意!
独身同士の会話の中で「結婚しないの?」というワードが出た場合、20代~30代は探り合いですが、30代後半から40代以上になると、「一緒に生きていこう」という独身仲間を見つけるつもりで聞いてくることが多くなります。
周りの友達がどんどん結婚していく時期に、今までそれほど仲良くなかった知人が急接近してくる時などは独身仲間探しの可能性が高いです。
このような相手に「うん、結婚する気ないよ」なんて気軽に答えてしまうと、ベッタリと依存されてしまうことがあるので注意しなければいけません。
もしもいい出会いがあり、結婚願望ゼロだったけど電撃結婚することだってあるからです。
「結婚しないって言ってたのに、裏切り者」なんて逆恨みされることも考えられるので、怖いですよね。
独身同士で結婚観について話す場合は、「結婚しない」という断定的な言い方をするのはやめた方がいいでしょう。
結婚願望がゼロの場合の反応
もしも自分自身が結婚願望が全くなくて、独身を通すことを決めているとしたら、相手がどんなつもりで「結婚しないの?」と聞いてきてもキッパリと答えればいいだけです。
理由を根掘り葉掘り聞いてくる人に対しては「なぜ知りたいの?」と逆質問してみると相手の本心が見えやすくなるでしょう。
興味本位でただ聞いて会話のネタにしようとする相手に対して、本気で答える必要もないので、逆に相手の結婚に対する考え方などをどんどん話させてこちらの結婚観などに立ち入らせないようにしてしまいましょう。
本心から結婚しない友達を心配していることがわかれば、こちらからもなぜ結婚願望がないのか理由をちゃんと話すことができます。
しかし興味本位の人や、人を見下したくて悪意を持って聞いてくる人は結婚観を話しているうちにボロが出てきます。
結婚願望がゼロではない場合の反応
結婚しないと決めたわけではなくて、ただタイミングがなかっただけという場合は、そのままホントのことを伝えればいいと思います。
結婚願望のない人に対しては、ムキになって結婚をすすめる人も、「結婚したいけどタイミングがなかっただけなのよ」とそのまま伝えてしまうのが一番手っ取り早いです。
そこから「じゃあ合コンしよう」とか「いい人紹介するよ」という話に発展することがあります。
このような、出会いのきっかけを探しているのならどんどん活用すればいいと思います。
合コンとか紹介してもらうのはめんどくさいから・・。と思うのなら「狙っている人がいる」とか「好きな人がる」と言って出会いを押し付けられるお節介から逃げてしまえばいいと思います。
とくに田舎の親戚などに「良い人がいたら紹介してください」と言えば、縁談話が舞い込むこともあるでしょう。
しかしそういうのは迷惑だと思うのであれば、好きな人がいることを匂わせておけばいいのです。
ムキになって言い返すよりも、めんどくさくないと思いますよ。
まとめ
「結婚しないの?」と聞かれることが多くなると、ホントにうんざりしてしまうでしょう。
相手がどんなつもりで聞いているのかわからないうちは、軽くスルーするくらいが安全です。
人は無責任に他人の人生について介入してきます。
何を言われても、自分が決めることですから、イライラしたりムキになるのはストレスになるので損ですから、まずは軽く聞き流す大人のテクニックを身につけるとラクになるのではないでしょうか。