2020年の春は世界中が新型コロナウイルスの恐怖におびえています。
今までにも得体のしれない感染症にビビった経験はありますが、今回の新型コロナウイルスの感染力の高さや感染スピードは想像をはるかに超えていました。
早期の終息は期待できそうになく、長期戦になることを覚悟しないといけないようです。
そういう世の中が重苦しい雰囲気の中、コロナウイルスに関するワードが色々とSNS上に出ています。
コロナ離婚というのもその1つです。
コロナ離婚の危機をSNS上でつぶやく人たちの声を集めながら、この局面を乗り越えるためのヒントを見つける方法を考えてみました。
コロナ離婚とつぶやくのは妻たち
twitterなどSNS上で #コロナ離婚 で探してみると、相当な数です。
そして、コロナ離婚を考えてしまうのは、ほぼ女性でした。
なぜ女性ばかりがコロナによる外出自粛や在宅勤務によって離婚まで考えてしまうのでしょう。
どうやら、コロナ離婚を考える妻たちの理由は大きく分けると3つあるようです。
コロナ離婚を考える3つ原因
コロナ離婚を考えてしまう3つの原因です。
家にいるのに何もしない夫
コロナ離婚を考えてしまう妻たちの声として一番多いのは、家のいるのに何もしない夫に対する怒りです。
日頃は仕事で家にいないと言う理由で家事を妻に任せっきりだとしても、在宅勤務で家にいるのにもかかわらず、何もしない・・。
それどころか、朝ご飯、昼ご飯、晩ご飯が当たり前のように出てくるものだと思って、ただずっと座っている夫・・。
家事の邪魔をしたり、育児にもまったく手をかさない夫がずっと家にいるストレスは想像以上のものです。
そして、イライラした状態でも家で過ごさなければいけないのでケンカしないようにガマンしているので、離婚なんてことが頭をよぎってしまうのです。
感染予防の価値観の違い
コロナ離婚を考えてしまう原因として、感染症への価値観の違いもあるようです。
コロナウイルスに感染しても、自分は軽い風邪程度で治るという根拠のない自信があるのか、きちんと感染症対策をしてくれない夫に対して怒りや不信感を持つようです。
自分だけが感染するわけじゃなく、妻や子供に感染させてしまう危険を考えれば、そんな軽率なことはできないはずです。
手洗いをきちんとしてくれない、うがいをしてくれないなど、基本的な感染予防以外にも、妻たちを怒らせるのが夜の街への外出です。
在宅勤務で外出できない夫たちは、会社帰りに寄り道できないので自粛せざるおえません。
ですが、出社しなくてはいけない時に油断して飲んで帰ってくる夫に対しての怒りは深刻です。
こういう非常事態には、人間の本性が出るものなので、家族のことをきちんと守るつもりのない無責任な夫に見えるのです。
妻と子供が外出自粛をしても、夫が夜の街でフラフラしていては意味がありません。
そんな夫とは別れた方がマシだと考える瞬間があるのもわかる気がします。
浮気や不倫の減少
コロナウイルスの脅威にさらされるようになって、夫が急に妻に対してやさしくなったというケースがあります。
これはコロナウイルスの影響で外出自粛が求められたりすることで、浮気や不倫をしていた夫たちが態度を改めているからという説があります。
理由としては、生命の危険を感じて本当に大切にしなければいけないことに気付かされたという説。
また、在宅勤務によって浮気相手と会う機会がなくなり別れたから、急に妻にやさしくしていい旦那アピールをするようになったとう説。
どちらも妻たちの推測ですが、このケースのコロナ離婚はすでに妻たちは夫の女遊びを知っています。
いつか離婚しようと長期計画で準備していたけど、コロナの影響で態度をコロッと変えた旦那に呆れて、計画を前倒しして進めようと考えているのです。
コロナ離婚を避けるためのヒント
コロナ離婚なんてタグがSNS上にあふれるようになっていますが、コロナウイルスが直接の原因じゃないので、もともとその夫婦には離婚の危機が少なからずあったと思います。
夫が妻に家事、育児を全て押し付けていて、さらには共働きだったなんて夫婦は、家の中にいるだけの夫が邪魔になってしまうのも無理はありません。
感染症対策への価値観のズレが、無責任な夫の本性を露呈させている夫婦の場合は、コロナウイルス以外でも同じようなことが今までにもあったでしょうね。
妻のアドバイスを聞き入れずに風邪やインフルエンザにかかり、家庭内に持ち込んでしまったこともあるはずです。
今まで家庭のことを後回しにして、浮気していたであろう夫の急変も、ただきっかけになっただけで今までにも離婚を考えてきたはずです。
コロナ離婚というのは、今までは忙しさなどで見て見ぬふりをしてきたことが、一気にあふれ出してしまっただけのこと。
解説する方法としては、一緒にいる時間が長いからこそゆっくりと話し合うことが大切なのですが、イライラしている状態では良い結果を生みません。
本気で離婚を考えているとしても、今は世の中も混とんとしているので、良いタイミングとは言えません。
今はひたすらにコロナウイルスの終息を待りましょう。
そして、離婚した後の生活のことをきちんと準備する期間にしてください。
ただし、感染症に対して甘く考えていて、家族に感染させる危険について本気で考えてくれない夫に対しては、今すぐ強硬手段に出ましょう。
安全に過ごせる実家などがある人は、実家疎開を検討してみるのも1つの方法です。
実家に帰ることができないのであれば、ホテルなどに長期滞在することも1つの手段です。
経済的に難しい場合は、家庭内でもマスクと手袋を着用して、消毒をまめにするなど自分の身を守ることに専念してください。
生き抜くための方法として真剣に考えている姿を見せつけてやりましょう。
それでも考えを改めないようなら、身の危険を感じるという理由で離婚を切り出すのも仕方ないのではないでしょうか。
戸建を購入する人が増える傾向
コロナウイルスの終息はまだ先のことなので、私たちも生活を変えなければいけなくなりました。
在宅勤務が増えた旦那さんにイライラしてしまうのが、これからも続くのかと思うと、離婚を考えてしまうのもわかります。
でも、それは環境を変えるだけで解決できる問題かも知れません。
じつはフランスやイタリアなどヨーロッパでは、コロナの影響で郊外に引越す夫婦が増えているそうです。
都会では限られた空間で生活するので、どれほど愛し合っている夫婦でも在宅ワークで外出自粛期間が長くなれば息が詰まります。
狭い住居だから嫌いになるのなら、広い住居に引越せば問題解決というわけです。
この傾向は日本でも始まっています。
今までよりも若い世帯が戸建住宅を購入しているようです。
賃貸住宅では、どうしても空間が限られるため、在宅ワークを経験したことで戸建住宅を購入するきっかけになったというわけです。
すでに戸建住宅に住んでいるのに、在宅勤務が増えた旦那さんの存在にイライラしてしまうという方は、お家の中を模様替えしたり、リフォームを考えてみてはいかがでしょう。
夫婦が完全にプライバシーを守れる空間を作っている家庭は日本には少ないと思います。
だから今回のようなコロナ騒動で、家族がずっと家の中にいるとストレスを感じてしまうのです。
お子さんたちも同じです。
それぞれが自由な時間を過ごせるような空間作りを工夫してみましょう。
嫌いだから空間を仕切るわけではなく、嫌いにならないための対策です。
人はどんなに愛し合っていても、24時間ずっと一緒に居れば息が詰まるのは当然なのです。
まとめ
コロナ離婚を考える夫婦は、コロナの影響さえなければ夫婦円満だったというわけではなさそうです。
今までごまかしてこたことが表に出てきただけのことでしょうね。
実際にコロナの影響で離婚率が上がるのかどうかは、ずっと先にならないとわからないことです。
ですが、少なからず私たちの日常が崩れてしまったのは事実なので、一日も早く元の生活を送れるようになりたいですね。
ただ、長引いてしまえば乗り越える方法を考えるしかありません。
目に見えないウイルスに家庭を壊されないように、家族みんなが工夫を凝らして快適に暮らせるように考えてみてください。