今やLINEは公共のインフラにも使われるほど普及していますね。
役所の手続きまでLINEで完結なんてことも。
スマホを持っている小中学生も、LINEは必須アプリなのではないでしょうか。
子供同士のコミュニケーションはもちろんですが、家族間の連絡用にLINEを使うことはありますよね。
ここで孫とのLINEのやり取りに、変に気を使ってしまう祖父母の悩みついて考えてみようと思います。
孫とのLINEに気を使う理由
まず、孫とLINEで連絡を取り合うことに気を使うという祖父母は少数派です。
孫との関係性が良いからこそ、LINEのやり取りをするのが前提だからですね。
しかし、関係性が悪いわけじゃないけど、何となく気を使うというのはいくつかの理由があるのでしょう。
会う機会が少ない
どんなに可愛い存在だとしても、離れて暮らしていて、触れ合う機会が少なければ、孫とはいえ懐かないまま成長するのは仕方のないことです。
スマホを扱い、LINEを使えるくらいの年齢になるまでに、祖父母とどの程度会ってきたのか。
とくに近年は、感染症の問題から帰省控えも続き、ほとんど会えないまま孫が成長するというケースも少なくないでしょう。
会う機会の少ない孫とのLINEのやりとりは、気を使うのもわかりますね。
孫の現在の様子を知らないと、質問連発になってしまい、うざがられるのも困るし。
かといって、知らないままではやり取りが続かない。
そんな気ごちないコミュニケーションは、いくら孫相手でも気を使います。
頻度が難しい
孫とLINEができるようになり、嬉しくて一日何度もメッセージを送っていたら、そのうち既読が付くのが遅くなり・・。
返ってくるのは短い挨拶だけ。
寂しいけれど、孫には孫の世界があり、祖父母とのやり取りは後回しになるのは仕方のないことです。
それを理解しつつ、それでも孫の様子を知りたい気持ちを抑えきれなくてLINEを送るときには、かなり気を使って文面を考えてしまうのではないでしょうか。
文面を親に見せる可能性
LINEのやり取りは、グループLINEじゃない限り、基本的には個人対個人の会話なのでほかの人が見る前提ではありません。
しかし孫とのやり取りの場合は、親に見せる可能性も考えるのではないでしょうか。
孫の親は、つまりは息子や娘、義理の息子や娘ということです。
見られて困ることもないのですが、文字だけの会話というのは読み手によって妙な勘違いが起こることもあります。
じつの息子や娘なら、少々の勘違いや行き違いがあっても、すぐに修正することもできるかも知れません。
しかし義理の息子や娘はお互いに気を使ってしまうので、勘違いや行き違いが起こらないようにしないといけないと気を使い、気楽に孫とLINEのやり取りができないことも考えられるのです。
聞き手としてやり取りする
孫とのLINEに気を使ってしまい、ぎこちなくなってしまうのなら、無理にメッセージを続けようとしないことがポイントです。
孫が何か伝えたいとき、相談したいとき、おじいちゃんやおばあちゃんに聞いて欲しいことがあるときにLINEが送れるような状態を作っておくことに重点を置きましょう。
孫との関係性によって多少の差はありますが、週に一度、月に一度などのペースを目安にしてメッセージを送るようにします。
パターン化していてもいいのです。
「元気にしてる?」「変わりない?」「最近に調子はどうなの?」と孫の近況を気にしていることさえ伝わればいいのです。
返事がなかなかなくても、既読スルーになっても、習慣にしていると何か聞いて欲しいことが起きたときにLINEを送りやすくなります。
孫とのLINEが盛り上がり、楽しくなる時もあるでしょうが、それがずっと続くと考えずに聞き手になるつもりでやり取りが途切れないようにできるといいですね。
まとめ
昔から「便りのないのは良い便り」とか「便りがないのは元気な証拠」などという言葉があるように、孫からLINEがこなくても、返事がなくても、それはそれで構わないと割り切れる方が多いようですね。
ただ、せっかく便利なツールがあるのですから、いつでも孫から気軽に話しかけられるように、疎遠になりすぎない程度の頻度でメッセージを送ってあげても良いかも知れませんよ。