彼との結婚が具体的に見えてくると、急に不安を感じるのはあなただけではありません。
マリッジブルーなんて言葉があるくらいだから、みんなあるのでしょうね。
今までの生活がガラッと変わるわけだから、そりゃ色々考えると思う。
それは男も同じだよ。
責任を重く感じて、怖くなるんじゃないかな。
結婚は人生の大きなイベントですから、今後の人生を左右することです。
簡単に決めていいのか・・と不安になるのも当然でしょう。
もしもまだ正式にプロポーズをされていないのなら、今のうちに夫婦としての相性の良さを確認しておくといいですね。
夢のように描いていた結婚が現実味を帯びてきた時は、嬉しさが勝って冷静に考えられなくなるかも知れません。
今だからこそ、冷静に2人の将来を考えるタイミングだと思います。
相性の良い夫婦になるために、必要なことをまとめていますので、参考にしてください。
夫婦の相性チェックポイント
夫婦になるまでの交際期間では、お互いに相性が良いと感じる点が見つかったはずです。
ことごとく合わない相手とは、結婚する気持ちになれないので、相性が良いと感じた点を確認してみましょう。
その上で、夫婦になる前にチェックしておきたいポイントと照らし合わせてみてください。
話し合いができる
理想的な夫婦に見える夫婦でも、他人同士が一緒に生活すれば意見の相違などが見えるのは当然です。
ですが、そこでケンカになる夫婦と話し合いができる夫婦は違うのです。
話し合いのつもりでも、どんどんエスカレートして結果的に夫婦喧嘩になるのは、お互いを認めたり受け入れたり、許す気持ちに欠けているからです。
とことん話し合っても冷静さを失わず、お互いが納得できる答えを導き出そうと努力できる2人は相性の良い夫婦になれるはずです。
夫婦を長くしていれば、色々な問題に直面するものです。
ですが、冷静に話し合いができれば、夫婦として力を合わせて乗り越えられるはずです。
相性の良し悪しの最大のポイントは、話し合いができるかどうかだと思います。
仕事への考え方
仕事への考え方は、結婚する前の仕事ぶりを見ていれば、ある程度はわかります。
ですが、結婚後に共働きするのなら、家事分担のことなどルールを決めなければいけません。
もしも結婚相手が仕事に対する野心が強く、家庭のことに時間を割くよりも、バリバリ働いて収入をアップさせたい人だとすれば、結婚後の自分の仕事をどうするのか考えなくてはいけません。
家事分担に非協力的な人と結婚すれば、自分一人で家事をしながら働くことになってしまいます。
結婚前にはリアルに想像できないことかも知れませんが、仕事に対する考え方はお互いに理解できないと上手くいかなくなる危険性が高くなります。
彼の仕事への考え方と自分の仕事への考え方を重ね合わせてみて、あまり大きな差がない方が良いですね。
生活習慣(癖など)の歩み寄り
別々の人生を送ってきた2人が夫婦になるのですから、生活習慣もすり合わせて、歩み寄ることができないと困ります。
また、小さな癖なども、それを受け入れられるのかよく考えてください。
例えば、食事の時に気になることがあったとします。
食べる時に音を立てるとか、お箸の使い方など、小さなことでも気になっていることはありませんか?
今は相手に対する「好き」という気持ちでカバーできているとしても、長年一緒に居ると変わってきます。
小さな癖や生活習慣がイライラの原因になってしまうのです。
それは相手も同じです。
思い切って結婚前にお互いの気になる生活習慣や癖について話して、直せることは直す努力をして、直らないことは受け入れられるのか考えてみるのもいいと思います。
結婚前から気になる癖は、ほぼ確実にイライラポイントになるので、将来的に許せるのかどうか自分の決意次第なのでじっくり考えてみてください。
レッドゾーンを認め合える
人には譲れないポイントがあります。
例えば夫婦のことであれば
このように、譲れないことについて夫婦のレッドゾーンが重なる部分が大きければ相性は良いはずです。
譲れないことがかけ離れている夫婦は、色んな場面で価値観の相違でぶつかり合うでしょう。
子供に関する考え方
結婚してから考える夫婦が多いですが、子供のこともできれば結婚前からお互いの気持ちを知っておいた方が良いでしょう。
子供は作らずに、夫婦だけの生活を望む人もいます。
また、子供を望んだとしても授からない場合もあります。
そうなった時、不妊治療を考えるのか自然に任せるのか・・。
具体的にはまだ考えにくいかも知れません。
結婚してから考えが変わる可能性もあります。
ですが、2人の子供に対する考え方が正反対を向かないようにするためには、事前に双方の気持ちを知る機会を設けた方が良いと思います。
理想が違っても慌てない
結婚が具体的になるまでに、恋人同士として時間を重ねてきたと思います。
スピード婚だった場合は、出会って間もなく結婚の話になるので、具体的に話を進めていくと「え?」と思うことも出てくるでしょう。
長く付き合っているカップルでも、ただ恋愛している時とは違い、結婚となるとリアルに生活のことを考えるので、すれ違いも出てくるのが当たり前だと思います。
そして、何よりも結婚や夫婦に関する理想の食い違いはお互いの気持ちを大きく揺るがしてしまうでしょう。
ですが、理想はあくまでも理想です。
その食い違いやすれ違いでケンカになると「私たちの相性って悪いのでは」と考えてしまい、前向きだった気持ちにブレーキがかかってしまいます。
もちろんブレーキも時には必要です。
何か問題が起こった時には、一旦止まって考えることは大切です。
ですが、理想が合わないから相性が悪いというわけではありません。
相性の良し悪しは、お互いの許容範囲をどこまで広げて、どこまで近付けることができるのか・・・ではないでしょうか。
理想が違うからといって、焦る必要はまったくないのです。
マリッジブルーは男性にもある
結婚前に色々なことが不安になって、精神的に不安定になることをマリッジブルーと言いますよね。
一般的にはマリッジブルーは女性のことばかり言われますが、男性にも同じようなことは起こる可能性はあります。
女性と同じように精神的に安定しなくなり、イライラして彼女に八つ当たりしたり、妙に落ち込んでしまうなど、まさにマリッジブルーだとわかるような様子がみられることも想定しておかないといけません。
夫婦の相性のことで不安が生まれて、結婚を白紙にしようと言い出すことだって、絶対にないと断言することはできませんよね。
男性は、結婚を考える時に大きな責任を感じることがあります。
夫婦はお互いに支え合うものなので、男性だけが責任を感じるわけじゃないのですが、古い考え方をする男性は「男が守っていかなければ」と思い込み過ぎると不安で心がグラグラするかもしれないのです。
それはお互いに可能性のあることなので、「どうして私の不安をわかってくれないの?」というような、自分だけが被害者のように感じさせる発言や行動は控えた方が良いと思います。
まとめ
結婚についてリアルに考えると、楽しいことばかりじゃなく心配事も次々に頭をよぎるでしょうね。
心配してばかりでは前に進めませんから、1つずつ問題をクリアしていくしかありません。
良い夫婦になる条件として、最低限のポイントはチェックしておきましょう。