もしもあなたが結婚する相手が、いつまでも親を頼る人だったら困りませんか?
30代、40代になっても親を頼るなんて呆れてしまいますが、子供の人数が少なくなっているせいか、甘やかされて親離れできないまま大人になる人が増えてるのは間違いありません。
すでに結婚しているあなたが、親に頼ってばかりの旦那さんに困っているのなら、将来のことを考える必要があります。
親に頼るのをやめない夫を教育する方法についてまとめています。
親を頼る夫はどのタイプ?
親を頼ってばかりの夫にもタイプがあります。
大きくわけると3つのタイプに分かれますので、あなたの夫がどのタイプなのかチェックしてみましょう。
精神的に自立できない夫
精神的に自立できていない人と結婚すると、何かにつけて実家の親の意見が優先されます。
自分で決断できないのは、幼い頃から親に決められたことを言われるままにしてきたからです。
親になると、子供が苦労しないように行く先の安全を確かて案内してあげたくなるのですが、徐々に親の言うなりではなく、自分の進むべき道を探すようになります。
それが反抗期と呼ばれる時期です。
ですが、反抗期が全くないまま大人になる人もいます。
親が決めてくれる道を歩むことに疑問を感じることもなく、その方がラクに生きられると思ってしまうのでしょう。
精神的に自立できない旦那さんは、そういうタイプではないでしょうか。
親に頼らなければ何も決められないような人と結婚すると、いずれ親の代わりに妻に頼るようになるかも知れません。
経済的に自立できない夫
結婚したのに親からおこずかいを貰っているとか、高額なものを購入する時には親に援助してもらうのが当たり前になっている人。
子供の欲しいものを言われるがままに買い与えられて成長すれば、大人になってもそれが続きます。
お金の面で親を頼ってばかりの男性と結婚しても何も感じない女性もいます。
それどころか、親から援助してもらえることで助かるから、どんどん親を頼って欲しいとさえ考える人もいます。
夫婦そろって同じ考え方であれば、別に問題ないでしょう。
親の財産があてにできるうちは、ラクさせてもらえばいいと思います。
ですが、夫が実家からお金の援助をしてもらいながら生活するのは肩身が狭くて嫌だと思っている人もいます。
嫁の立場としては、義父母のお金で生活するなんて嫌ですよね。
ですが、経済的に自立できない息子に育てた親は、結婚しても息子を甘やかし続けるケースも多いのです。
精神的にも経済的にも自立できない夫
精神的にも経済的にも親に頼っている男性は、結婚前に気が付くと思います。
ですが、「まさかここまで親に頼っているとは思わなかった」と結婚後に呆れるケースもあるのです。
親が息子の結婚の後押しをした場合は、結婚まで親に頼る様子を見せずに上手く隠しているかも知れないので、見抜けなかったとしても仕方ないかも知れません。
小さなことも親に相談して決めていて、結婚後も親の財布をあてにしている人が家庭を持つのはそもそも無理だったのではないでしょうか。
夫教育の成果が期待できるのは
親に頼ってばかりの旦那さんを、何とか自立した大人になってもらいたい!
そう考えているのなら、夫教育の成果が期待できるタイプかどうか旦那さんのタイプをチェックしてください。
妻の立場で夫教育して成長させることができそうなのは、精神的に親を頼るタイプだけです。
経済的に親を頼るのは、妻の立場からは何もできません。
夫の親が息子の自立を考えてくれなければ、いくら夫を教育しようとしてもムダです。
精神的に親を頼っている夫には、親は先にこの世から去っていくことを繰り返しわからせていくことで精神的な自立を促せます。
夫が親に頼る前に、小さなことでも自分で考えて決断したことを否定しないように心がけてください。
助言を求められても、答えを出さずに「いいと思うよ」と肯定するだけに留めます。
相談されたり、助言を求められた時に答えを出してしまえば、親に頼らない代わりに妻に頼るようになるので、自分で決断しても大丈夫だと安心できるように仕向けていきましょう。
夫教育してもムダなタイプには
経済的に親を頼ってばかりの夫を自立させるためには、義父母の協力が不可欠です。
ですが、それを嫁の立場から言えばトラブルのもとになります。
お金の援助をすることが親としての喜びなのかも知れません。
そういう親子関係には立ち入ることはできないので、ムダなことに時間を費やすのはやめて、あなたは自分の将来のためにせっせとお金を貯めましょう。
夫の実家がすごい資産家で、どんなに夫が浪費しても食い潰す心配がないのなら、あなたが心配することもありません。
問題は、それほど資産家でもないのに親が無理して息子にお金の援助をしているケースです。
夫の実家の資産状況がよくわからない場合は、いつまでも頼り続けられるわけじゃないと思っていた方が良いでしょう。
いずれ夫はお金の苦労をすることになるわけですが、あなたも一緒に巻き込まれてしまいます。
その時に生活に困らないように準備をはじめましょう。
仕事に役立つ資格を取得するなど、今からできることを考えてみてください。
親のお金がなくなった後は、妻の稼ぎをあてにするのは容易に想像できることです。
その時にあなたはどうするのか、今から考えておくのは早過ぎることではありませんよ。
頼られたい親の存在がある
親に頼り続ける夫を見ているのは、妻としては気持ちの良いものではありませんよね。
ですが、自分が選んだ人なので、何とか自立した大人になって欲しいと思うでしょう。
しかし親に頼る夫を作り上げたのは、義理の親です。
ある意味では、旦那さんは被害者という考え方もできますよね。
甘やかされることが当たり前のまま大人になるのは、甘えられることに幸せを感じている親の存在が一番の原因です。
子供に甘えられること、頼られることに幸せを感じ、生きがいを感じる親の気持ちが変わらない限り、難しいと思います。
夫が親を頼っても、親の方から突き放してくれるようになってくれれば理想的ですね。
新しい生きがいになりそうなことを、考えてみましょう。
まとめ
結婚したのに親を頼るなんて、とても情けなく思うでしょうね。
あなたの自立心が強ければなおさらだと思います。
どうすれば自立した大人の男性になってくれるのか考えても、あなた一人ではどうにもならないこともあるのです。
親が永遠に生き続けるわけじゃないと頭では理解しても、甘え癖は簡単には直りません。
繰り返しすり込んでも無理ならば、諦めて自分の将来のために準備を始めてくださいね。