彼との楽しいデート中に、なぜか彼の機嫌が悪くなり、重い空気が流れて息苦しく感じるような経験はありませんか?

何か怒らせるようなことを言ってしまったのか・・
それとも何か心配事でもあるのだろうか。
そんな風に心配してしまいますよね。
そんな時はどう接すればいいのか、男性という生き物の性質から考えてみましょう。
なぜ沈黙すると不安になるのか
彼氏が何だか不機嫌そうな顔をして、急に黙り込んでしまったりすれば、誰だって気になりますよね。
そんな時に

「どうしたの?」
「私が何かした?」
「何か怒っているの?」
などと質問したくなります。
でも、彼からは「何でもない」という返事ばかりで何もわからないまま重い空気に耐えるしかないのですよね。
これは男性に原因があるわけですが、女性にも原因の一端はあります。
女性は男性に比べて、人の気持ちの変化を敏感に感じ取るアンテナを持っています。
だから、彼の顔色が変わったことにも敏感に察知します。
男性の方は近くに居る人の感情の変化に気が付かないことが多いので、彼女が怒っているのに気が付かなくてケンカになることもありますよね。
女性の場合は、鋭く感じ過ぎる人も多いので、男性の心の波に影響されやすいのです。
しかも女性は人に共感することに長けています。
さらに、周りに起こるネガティブ要素に自分を絡めて考えやすいのも女性の特性です。
「何怒っているの?」と聞いても「何も怒っていない」という答えが返ってきた場合は、ほとんどはホントに怒っていないのが男性の特性なのですよ。
女性は逆ですよね。

何か怒ってるの?

別に怒ってないけど
女性がこのような返事をするときは、ほとんどは怒っています。
だから彼が「何も怒ってない」と答えても、素直に聞き入れることができないのでしょう。
でも、いくら女性が敏感に察知し過ぎる傾向があるとしても、確かに機嫌が悪そうな様子が見えてしまうのはなぜなのでしょう。
男性の機嫌が悪く見える理由
何も怒っているわけじゃないのに、なぜ彼女とのデート中にも機嫌が悪そうな態度をとってしまうのか。
デート中に黙り込まれたりすれば、一緒にいる彼女は不安になってしまいます。
でも、それが男性の特性です。
男性は、何か悩み事や心配事などがあっても、それを言葉にして誰かに話すよりも自分の心の中だけで解決しようとする傾向があります。
男がダラダラと愚痴を彼女に話すなんてカッコ悪いと思っているのも理由の1つですが、言語を司る脳の構造が男性と女性では違うのです。
女性は誰かと話すことで、悩みや不安などをやわらげることができます。
しかし男性は誰かに話すことよりも、自分だけで解決しようとします。
そして、男性は考え事をしながら会話するのが苦手です。
考え事をしながら同時進行で彼女との会話を楽しむことはできないので、デート中にもつい黙り込んでしまう時があるのです。
ほんの短い時間でも、彼氏の沈黙した様子を見て敏感になり、「私が何かしたのだろうか」と考えてしまう女性との間に重い空気が流れてしまうわけです。
デート中に彼の様子が変わったとき
彼氏の機嫌が悪くなったと感じた時、あなたがすべきことは、「何もしない」です。
あなたが彼を怒らせるようなことをしたと思い当たることがないのなら、ただそっとしておきましょう。
機嫌が悪く見えるように黙り込んでいる間は、彼は何かを考えて一生懸命解決しようとしています。
その考え事が何なのか、「なぜ相談してくれないのか」という詮索はしないで、そっとしておいてください。
彼の中で解決の糸口が見えた時には、すぐに機嫌も直ります。
その時になって、何を悩んでいたのか話してくれるかも知れません。
そうなった時にはダメ出しせずに、静かにうなずきながら聞いてあげるようにしてくださいね。
不機嫌の原因があなただったとき
男性の中には、相手への不満や怒りをストレートに出さずに気が付いてくれるまで黙ってしまう人もいます。
もしもデート中に不機嫌になり、しばらく様子を見ても態度が変わらないのなら、あなたに対して何か言いたいことがあるのかも知れません。
あなたのまったく思い当たることがないのなら、彼が自分から話してくれるまで待つしかありません。
自然に話し出せるように、静かに待ってあげましょう。

何なのよ?
ハッキリいってよ!
私が何かしたの?
なんて強く問い詰めると、ケンカ勃発間違いありません。
あなたも積極的に会話しようとせず、沈黙の時間が長くなれば、話し出す可能性があります。
ガマン比べのような時間はツラいですが、激しいケンカを避けるためには、少し辛抱しましょう。
まとめ
女性と男性の違いを理解すると、彼の様子の変化に一喜一憂することも少なくなります。
黙ってしまい、機嫌が悪くなったように見えても、ただ考え事をしているだけの可能性が高いので、そんな時はあなたも静かにそばにいてあげるだけで良いのですね。