もしも街中で、自分と同じ洋服を着ている人にばったり出くわしたら・・ちょっと気まずいですよね。
大量生産される洋服やファッション小物を購入すれば、そういうこともないとは言えません。
それはあくまでも偶然なので、どうしようもないでしょう。
ですが、それが友達だったら、ちょっと話は変わってきますね。
自分が先に持ってたものを
真似されるのは複雑・・
堂々と真似する人は
滅多にいないと思うけど。
やはり、「真似された」と感じるのは、どれほど仲が良くても複雑な気持ちになるでしょう。
真似する心理、真似される心理について考えてみましょう。
真似する心理
友達の着ていた洋服、持っていたバッグ、身に着けていたアクセサリー、ヘアスタイルを真似する人の心理を探ってみます。
この場合、真似したことを友達に知られないようにするのか、それとも真似したことを隠そうともしないで堂々としているのかによって違いがあると考えられます。
真似したことを隠す
友達の持ち物と同じものを買ったとしても、それを知られないように、本人の前では身に着けないように隠しているとすれば、真似していることに対して少しは後ろめたさを感じています。
同じものを買われたら
きっと嫌だろうな・・
そう考えることはできる人です。
それなのになぜ同じものを買ってしまうのか。その理由は、身近な存在の友達でも憧れの対象になっているからです。
ファッション雑誌の中のモデルと同じものが欲しくなるのとさほど違いはありません。
身近な友達でも、密かに憧れているのでしょう。
でも、それがわかってしまうと、対等な友人関係が壊れてしまうような危うさも理解しているので、見えないところで真似しているのでしょう。
ファッションセンスがあり、友達が真似したくなるようなおしゃれな人であれば、友達だけじゃなく、遠くから見ているだけの人も真似するかもしれませんよね。
目の前で同じ洋服を着ている友達がいるわけじゃないなら、多少の見て向ぬふりは必要ではないでしょうか。
真似しても隠さない
友達と同じものが欲しくなると、悪びれもせずに同じものを買う人もいます。
それかわいいね!
どこで買ったの?
私も買っていい?
このように、堂々と聞かれると、嫌とは言いにくいものです。
同じものを持つこと、人に真似されることに対して何も感じないタイプの人です。
むしろ、仲良しの友達なら、同じものを持っているのは不思議なことでも何でもないと考える人もいるくらいです。
このような人は、憧れの気持ちもあるのですが、それよりも友達を独占したいという気持ちが強いのだと考えられます。
真似されたときの対応
友達に真似されてしまったことがわかると、どう対応していいのか迷いますよね。
隠されていた場合と、堂々と真似された場合の両方のパターンを考えてみましょう。
隠されていた
真似しても隠しているのなら、とくに困ることもないのですが、ほかの友達には「同じもの着てる」と思われる可能性はあります。
ほかにも、SNSなどで同じものを着ている様子がアップされていたりすれば、目の前で同じものを身に着けているのとさほど違いはないでしょう。
しかし隠しているのですから「真似しないでほしい」とは言い難いものです。
この場合の対応としては、自分のセンスに自信を持って堂々とするしかありません。
芸能人やモデルに憧れるのと同じだと思ことで、もやもやした気持ちを解消するしかないでしょう。
我慢できないようであれば、その友達と一緒に買い物に行ってみるといいと思います。
あなたはこういうのが似合うよね
いいなぁ、私は着こなせない・・
このように、それぞれに違う個性があり、同じものが同じように似合うわけではないとさりげなく伝えてみると気が付いてくれる可能性があります。
堂々と真似される
「同じの買ってもいい?」と堂々と言える友達への対応は難しいですよね。
なぜなら、お揃いのものを身につけることに何の違和感も抵抗もないからです。
似た価値観を持っているから仲良くなったという考え方もありますが、洋服や持ち物はまた別の話だとは思わないのです。
「同じもの買っていい?」と聞かれたらはっきりと「え?同じ服着てたらオカシイでしょ」とハッキリ言って反応を見るのがひとつ。
それでも真似することをやめなければ、さっさとフリマアプリに出してみるのも対応策としてはアリだと思います。
どうして真似された自分のほうがそんな面倒なことをしなければいけないのか・・と腹立たしく思うでしょう。
ですが、その友達との付き合いが続く以上は、諦めも必要なのかも知れません。
何の屈託もなく友達を真似するような人は、裏表のない正直な人とも言えます。
ですが、それだけならいいのですが、友達を独り占めしたくて同じものを身に着けようとする場合もあります。
真似したがる友人とは、程良い距離感を保てるような付き合い方を心がけるようにしましょう。
まとめ
真似したくなるのは、その人のことが好きだから、憧れの気持ちが根底にあります。
それ自体は悪いことでも何でもありません。
でも、友達というリアルに顔を合わせる存在は、真似したくてもガマンするものですよね。
その点について大きな相違がある人なので、友達として付き合うのも難してしまうかもしれません。
あまり近い存在にならず、複数の友達の中の一人として接するのが良いのではないでしょうか。