新しい生活が始まる季節の足音がそろそろ聞こえてきます。
春が待ち遠しいと思う人もいますが、新生活によって遠く離れてしまう二人にとっては、永遠に春など来なければいいのにと思っているかもしれませんね。
今までいつでも会える距離にいた恋人と遠く離れてしまうなんて、考えるだけでも切ない話です。
しかし、どうしても避けられないのなら、遠距離恋愛が始まるまでに心の準備をしておきましょう。
どんな準備が必要なのか、遠距離恋愛経験者の声をもとに考えてみます。
習慣を抜く準備
それまでの二人の習慣が続けられなくなると、ものすごく寂しく感じます。
例えば週末のデートというパターン1つとっても、それが当たり前にできなくなります。
遠距離恋愛が始まるギリギリまで続けるのか、それとも徐々に習慣をなくしていくのか。
どちらを選択しても、寂しいのは変わりありませんが、新たな生活になったときにその時間をほかのことで埋められるように準備しておきましょう。
週末に毎週デートできなくなるのなら、その時間をどう過ごすのか考えます。
習い事、バイト、趣味、勉強など、二人ではできなかったことをあえてしてみるのもいいでしょう。
ルールを作らない
遠距離恋愛がダメになるパターンとして、二人のルールが原因でトラブルになることがあります。
毎日電話する
毎朝おはようのメッセージする
帰宅後はライン通話する
週末の予定は報告する
毎月〇回は会う
こういう二人の決め事を作ると、それが守れなかったときにケンカになりやすいのです。
離れる前の不安から、つい色んなルールを作りたくなると思いますが、それがいつしかお互いの重荷にってしまうかも知れません。
実際に遠距離恋愛が始まったあとに、自然に二人の新しい習慣が生まれるまでは、成り行きに任せるような気持ちが必要だと思います。
お金のこと
遠距離恋愛が進学によって始まるのであれば、お金に余裕はないはずです。
そうなると、なかなか会えないですよね。
交通費だけでも、学生にとっては厳しいでしょう。
お金のことで無理してしまうと、遠距離恋愛は長く続きません。
どちらかが無理してしまうとなおさらです。
同じバランスがキープできなくなったら、危険信号という心構えが必要です。
時間の使い方
これまでの二人は、長い時間を一緒に過ごしてきたのであれば、いきなり一人の時間を過ごすことは難しいかも知れません。
なので、遠距離恋愛が始まる前から、一人でどのような時間の使い方をするのか考えて慣れておく必要があります。
無理に一人で行動するのではなく、一緒に行動できる仲間を増やすことも考えておくとよいでしょうね。
時間の使い方の準備ができていないと、相手からの連絡をただひたすら待つだけになってしまいます。
離れていても、共有できる時間を作ることは可能なので、共有できる時間も大切にしながら待つだけの人にならないように行動範囲を広げたり仲間を増やしましょう。
ゆるく考える
遠距離恋愛が始まると決まったときには「絶対に別れない」と固く心に誓う人が多いのではないでしょうか。
まあ、そのくらいの強い気持ちがなければ、遠距離恋愛をしようと思わないでしょう。
しかし、あまりガチガチに考えてしまうと、自分だけじゃなく相手も追い詰めてしまいます。

まあ、続くようにがんばろうよ~
このくらい肩の力を抜いて、ゆるく考えているほうが長続きしやすいと思います。
まとめ
遠距離恋愛が始まる前は、離れることへの不安から色々考えすぎてしまうのもわかります。
しかし、その変化を乗り越えるためには、見えない鎖で縛ることは逆効果です。
どんなに約束をしても、どんなに誓い合っても、ダメになるときはダメになります。
ゆるく考えることは、じつは一番の長続きポイントなのではないでしょうか。