両親の夫婦喧嘩を見て育つと子供にどんな悪影響が及ぶのか!

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夫婦になれば、ケンカは避けられないときがあります。

赤の他人同士なので、どうしても許せないことや、譲れないこともあるでしょうから、仕方ないですよね。

ですが、子供の前で夫婦喧嘩はしない方が良いというのが一般的な意見でしょう。

子供にとって、両親が言い争ったりする様子を見させられるのは、とても悲しい気持ちになります。

しかし、子供の心に「うちの親はケンカばかり」という負の記憶を残すことで、どのような影響が及ぶのかまでは具体的に知られていないのではないでしょうか。

夫婦仲の悪い両親の家庭で育った子供は、大人になってからも様々なところに影響が残るとも言われているのです。

子供の前で夫婦喧嘩することで、どんな影響が考えられるのでしょうか。

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夫婦喧嘩を見て育つ影響

両親が子供の前でケンカしているのを見ながら育った子供には、いくつかの特徴的な様子が見られると言われます。

その特徴的な様子を見ていきましょう。

暴言に慣れてしまう

両親がケンカのたびに、罵り合って、相手を傷つけるような暴言を吐いている様子を見て育てば、子供も暴言に慣れてしまうでしょう。

相手にダメージを与えるような暴言に慣れてしまうと、家庭の外でもそれが当たり前だと思ってしまう恐れがあります。

子供が成長する間に、「あの人と話すと傷つくか付き合いたくない」というように避けられる人になってしまうかも知れません。

暴言がひどいことだと認識できないような幼い年齢の頃から、両親が罵り合っているのは、子供の社会性に影響を及ぼすかも知れないのです。

言い訳が多くなる

激しい口論が少なくても、夫婦の会話がギスギスしているだけでも、子供は見ています。

相手を責める言葉に対して「でも」「だって」「そんなこと言っても」「だったら」など言い訳するための言葉を常に聞いていると、子供も言い訳が多くなってしまいます。

自己否定する

言い争うケンカは、相手の意見や考えを否定することで優劣を付けようとするものです。

それを聞いていると、子供は自分を否定されたような気持ちになることが多くなります。

とくに子供のことが原因で夫婦喧嘩していると、「自分のせいでケンカしている」と察知します。

子供は親が思っている以上に、敏感に察知します。

自分のせいで両親がケンカしていると思えば、自分の存在を否定するようなことになってしまうのです。

無視で逃げる

夫婦喧嘩はしなくても、夫婦間が冷めきっているのも子供に影響を及ぼします。

ケンカになるのは、相手に自分のことを理解してもらいたいという欲求があるからです。

しかし、その気持ちすらなくなってしまうと、無視したり、ほとんど話を聞かずに適当な返事をするなど、存在を見ないものとして過ごすような人もいます。

無視する方がケンカにならないというお手本を見ながら育つ子供は、都合の悪いことは無視で逃れることをおぼえてしまいます。

学力に影響が出るリスク

両親がケンカばかりしている家庭で育つ子供は、精神的に不安定になるのは自然な流れだと思います。

子供は親がいなければ生きていく術がないので、親が頼りなのです。

両親がケンカしているのを見ていると、自分の家がなくなってしまうような不安な気持ちを抱えながら生活することになります。

「もしもパパがいなくなったら」「もしもママがいなくなったら」という恐怖心を抱えながら生活していれば、勉強に集中することもできなくなってしまうでしょう。

夫婦仲の悪い両親のもとで育つ子供は、平均的な学力よりも低い傾向があるというデータもあるほどです。

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脳が萎縮する影響

ある情報番組では、親のケンカを見て育った子供の脳は、視覚野と呼ばれるところの一部が萎縮するというデータの研究を紹介していました。

影響の出る脳の部位は、記憶力などの機能に関係するのです。

つまり、夫婦喧嘩が多い両親のもとで育った子供の学力が低くなる恐れがあるわけです。

まだ研究段階のデータだとしても、子供の脳にダメージを与える恐れが1%でもあるのなら、夫婦喧嘩は極力控えるべきではないでしょうか。

子供の前で夫婦喧嘩したあと

子供の前で夫婦喧嘩をしないのがベストなのはわかりますが、人間なのでどうしても我慢できずにケンカになってしまうこともあると思います。

また、子供の前でケンカしないという約束をしているだけで、夫婦の間に怒りや憎しみの感情が生まれてしまえば、その悪い空気の中で育つ子供は色々と察知するでしょう。

夫婦の関係を良くしたいためのケンカもあると思うので、ただ子供の前でケンカしなければ良いというわけでもないのです。

問題は、子供の前でケンカしてしまった後のことです。

夫婦喧嘩を子供が見ていたのなら、必ず仲直りするところも見せるようにしましょう。

ケンカをしても、きちんと仲直りする様子を見せれば、子供が不安を感じにくくなるからです。

反対に、仲直りせずにずっと口をきかない冷戦状態を何日も続けるようなことは、子供の精神的な不安を膨らませてしまいます。

できるだけケンカは短く、仲直りした後は引きずらないように気を付けてください。

まとめ

何を隠そう、私自身も幼いころから両親のケンカを見て育ちました。

しかし、三世代同居だったため、表面上はケンカしているように見せないのです。

ただ必要なこと以外は一切の会話をしない状態が何か月も続くのです。

夫婦喧嘩が始まると、母親は子供部屋に布団を敷いて寝るので、すぐにわかってしまうのです。

HSP気質だったため、どんなに両親が夫婦喧嘩を隠していても、敏感に察知していました。

今でもその時の不安な気持ちを思い出してしまうこともあります。

自分の人間形成にどのような影響が及んだのか、調べたことはないですが、小さなことでクヨクヨ悩み、自己肯定できない性格は少し影響したのではないかと思っています。

育児真っ盛りのママさん、パパさんたちは、とても忙しくて大変な時期なので、夫婦間でイライラをぶつけ合ってしまうこともあるかも知れません。

でも、そのケンカが子供に及ぼす影響を考えて、冷静に話し合えるように努力してみて欲しいのです。

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