入学式の夢を見るのは、子供のころのこと、学生時代のことを思い出したときなどによくあります。
入学式というイベントは、限られた回数しか経験しません。
卒業式と同じく、強い印象を残しているからだと考えられます。
ですが、入学式の夢はただの思い出の振り返りだけではなく、深い意味があるかも知れません。
入学式の夢の意味を掘り下げてみましょう。
入学式の夢の意味
入学式の夢の基本の意味は、ずばり「スタート」です。
想像通りだったという方も多いでしょう。
入学式は、これから始まる新たな日々のスタートラインです。
まさにこれから新しい出会いや新しい刺激を受けるのですから、スタートを象徴する夢なのでしょう。
ですが、入学式の夢の内容次第では、少し違う意味を含むかも知れません。
ここからは、夢の状況ごとの意味についてみていきましょう。
入学式の朝の夢
今日は入学式だ!
夢の中で目覚めた朝は入学式の日だった・・。
その夢の意味は、リセットしたいこと、忘れたいこと、やり直したいことがあったけれど、吹っ切れたと考えられます。
人間は、嫌なことがあったり、悩み事があっても、一晩ぐっすりと眠れば意外とすっきりしてしまうものです。
入学式の朝の夢は、吹っ切れて新たなスタートができる心の状態が整ったと考えられます。
入学式の準備をする夢
入学式に行くために準備する夢は、新たなことへの挑戦への不安のあらわれだと考えられます。
新たなスタートの日なので、入学式の準備は入念にするものです。
その夢は、何かを始める前に感じる不安なので、悪いことではありません。
不安を感じるからこそ、緊張感が生まれて、ミスを回避しようと準備できるからです。
入学式に間に合わない夢
入学式に遅れてしまい、式典に間に合わなかったという夢は、なんとも重苦しい気持ちになるでしょう。
人生の節目ともいえるほど大きな行事なのに、遅れてしまったのは、これから先に起こることに対する油断をあらわしています。
何ごともリラックスした状態で挑むことで成功してきた経験や、失敗を深く受け止めないメンタルの強さが背景にあるのかも知れません。
しかし、大きな油断は大きなミスを招くので、気を引き締めるときとのメリハリは必要ではないでしょうか。
入学式で友達ができる夢
入学式の日に新しい友達ができる夢は、今の人間関係をリセットしたいという気持ちが生まれていると考えられます。
もしかしたら、今の人間関係を続けることに疑問を持っているのではないでしょうか。
ガラッと環境を変えて、新たな出会いを望んでいると考えれば、入学式に友達ができる夢の意味にも納得できると思います。
今の人間関係に何の不満も疑問もないのであれば、今後の人とのコミュニケーションも自信を持っていいのではないでしょうか。
入学式が終わる夢
入学式の式典が終わる夢は、新たなことへの刺激を求めすぎていると考えられます。
期待や不安など、様々な感情を抱くイベントである入学式。
その式典が終わる夢は、新しいことを求めすぎて刺激に麻痺しているのではないでしょうか。
大きな変化のない平凡な日々でも、しっかり歩む方が大切だという気持ちに切り替わっているからとも考えられます。
入学式が中止になる夢
入学式が中止になる夢は、一歩踏み出す前に一度踏みとどまって考えようという慎重さのあらわれと考えられます。
入学式が中止になるのは、よほどのことです。
そのような思いがけないハプニングが起こる夢は、本当に前に進んでも良いのかどうかと迷いが生じているからではないでしょうか。
迷いや戸惑いが悪いわけではないので、じっくり考える機会になるといいですね。
入学式で言葉を述べる夢
入学式で檀上に立ち、新入生として言葉を述べる夢は、強い自己顕示欲のあらわれと考えられます。
多くの新入生の中で、その役目に選ばれるのですから、それなりの理由があるはずです。
あなたには選ばれる理由があるという自信と、自分をアピールしたいという願望が高まっているからではないでしょうか。
入学式の来賓になる夢
入学式に招かれるのは、その地域の名士などです。
来賓席に座り、新入生の姿を見ながら式典を見守るという立場になるのは、今の立場に満足していたり、安定しているので、退屈を感じているのではないかと考えられます。
自分が入学する夢ではなく、入学式の来賓として出席するのは、断片的にでも刺激を欲しているからではないでしょうか。
まとめ
入学式は新生活の始まりなので、わくわくするのですが、夢になると必ずしもわくわくやドキドキだけではないのです。
夢のなかの入学式は、あなたにとってどんな意味なのか、参考になれば幸いです。