片思いしている男性には付き合っている人がいるので、気持ちを伝えることもなく、ただ自分の心の中だけで密かに思っているだけだったのに・・。
その人が彼女にフラれて失恋したという話を聞けば、今まで秘めてきた感情が一気に表に出てしまいそうになるでしょう。
失恋して落ち込んでいる彼には、やさしく接して心の傷を癒してあげると、きっとあなたの存在感は大きくなると思います。
でも、失恋して弱っているところにつけ込むようなことをするのはどうなのか・・。
もしもそれで片思いが実ったとしても、何だか後味が悪いと感じる人もいるかも知れませんね。
ですが、片思いは何か行動を起こさなければ何も変わらないまま終わることだってあります。
失恋したばかりの男性へのアプローチの時期や方法についてまとめています。
片思いの相手がフラれたことを知る
片思いしている人に恋人がいるのなら、無理に別れさせて奪い取ろうとするようなことは、なかなかできないと思います。
恋に遠慮は無用なのかも知れませんが、やはり幸せな2人を引き裂くのは罪の意識を感じますよね。
ですが、自分とは関係ないところで恋人にフラれたと知れば、片思いの人には申し訳ないですが、チャンス到来!と思ってしまいますよね。
ですが、失恋の痛手が癒えないうちに、弱った心に入り込んでしまうのはどうなのでしょう。
片思いを実らせるためには、最適のタイミングを見極めることが大切だと思います。
失恋したばかりの時期はダメ!
片思いしている人が彼女からフラれて傷心している・・。
普通に考えれば、一気に攻め落とすチャンスだと思いますよね。
たしかに傷ついている時にやさしくしてくれる人には、心を許すでしょう。
ですが、それがずっと続くわけではないのです。
失恋したばかりの弱った心にすっと入り込んだつもりでも、彼の心が平静を取り戻した後に恋愛感情が育つとは限らないのです。
失恋したばかりの人は、そばにいてくれる人にすがりたくなりますし、孤独になるのが怖いので、一緒にいてくれる人の存在を大切に思う可能性はあります。
でも、それが恋愛感情になるのかどうかは微妙なのです。
ほんの一時だけ、そういう気持ちになったとしても、失恋の痛い思い出と混ざってしまい、彼が立ち直ろうとしたときには、忘れてしまいたい出来事になってしまうリスクがあります。
「あの時は失恋のショックでわけがわからなくなっていて、ゴメン」なんて結果になることも考えられるのです。
失恋したばかりの彼には、「あなたのことを気にかけているよ」と思わせる程度のアピールに留めておきます。
目安としては、1週間の1度程度のメールやLINEくらいが良いのではないでしょうか。
自分が失恋した想像をしてみよう
なぜ失恋したばかりの彼にアプローチしてはいけないのか、その理由を理解するためには、自分自身と置き換えて考えるとわかりやすいでしょう。
付き合っていた恋人にフラれて別れたばかりの時に、やさしくしてくれる人がいれば、とりあえずその人にすがりたくなるのは当然のことです。
その人のことが別に好きじゃなくても、とにかく誰かにすがりたくなるでしょう。
もしも自分に対して好意を持っている人がやさしくしてくれれば、甘えてしまうのも仕方のないことです。
ですが、その人のことを好きになるかどうかは別の問題です。
失恋のショックから少し時間が経つと、やさしくしてくれた人への感謝は残ります。
もしも恋愛感情が生まれれば、付き合う可能性はありますが、弱っていた自分を知られている人とは少し離れたくなると思いませんか?
一緒にいてくれた人だから、ありがたいと思うけど、それを恩着せがましくされるのは困りますよね。
失恋した経験のない人には想像するのは難しいのかも知れませんが、自分なりに想像力を働かせてみると、どんな方法で彼に接すれば良いのか考えられると思います。
彼から行動させるために必要な時間
片思いしている男性が失恋した後には、一定の期間はむやみに近寄らないようにします。
その時間はどの程度必要なのかは、失恋した人と付き合っていた期間によっても左右されます。
目安としては、季節を1つ過ぎるくらいまではガマンした方が良いでしょう。
季節の変化を感じるのは3ヵ月~半年くらいです。
そのくらいの期間が過ぎれば、元カノを思い出して苦しむ毎日から脱していると思います。
ただ、立ち直りが早いタイプの人もいるので、あまりのんびり考えていると他の人と付き合い始めてしまうかも知れません。
彼の様子がわかるように、離れすぎないようにしてください。
彼の友達などと接点があるのなら、様子をうかがいながら距離を詰めるタイミングを見計らっていきましょう。
彼があなたを選ぶようにするコツ
彼が失恋した直後にあなたがそばにいると、きっとあなたを頼りにします。
一人になると寂しく感じてしまうからです。
極端に言ってしまえば、失恋したばかりの時にそばにいてくれるのは誰でもいいのです。
だからある程度の期間は近くにいない方が良いのですが、あまりにも離れたところから見守っていると彼の心の変化を見逃すことになってしまいます。
あなたからアプローチせず、つかず離れずの距離感を保つことがポイントです。
そして、彼の意志であなたを選ぶように仕向けるためには、徹底することが2つあります。
愚痴は黙って聞く
彼があなたに元カノと別れた経緯や原因などを話してきたら、それは黙って聞いてあげましょう。
それが愚痴だったり、嘆きだったり、悪口だったとしても、ただ黙って聞いてあげます。
「こうすれば良かったのに」とか「ああ言えば良かったのに」というようなことは一切言わないようにします。
「俺が悪かったのかな」とか「どうすれば良かったんだろう」など助言を求められても、何も言わないようにただうなずいて聞いてあげてください。
ただ愚痴を聞くだけなら、あなたに依存はしません。
散々愚痴って気持ちが徐々に落ち着いてきた時には、愚痴を言う相手は必要なくなります。
その時にあなたに対する気持ちがやっと見えてくるはずです。
逆に元カノへに強い未練が言葉になってしまうこともありますね。
幸せだった瞬間や、愛し合っていた時の思い出など。
元カノに対して感謝の気持ちや、楽しかった思い出などを聞くのはツラいと思うので、無理にその時期にそばにいる必要はないので、自分が耐えられる範囲で彼の話を聞いてあげてください。
元カノ批判はしない
失恋した彼から元カノの愚痴を聞いても、絶対に元カノのことを批判するのはやめましょう。
彼の味方をするつもりで元カノを悪く言ってしまうと、彼が強い反発心を持ってしまうことがあるからです。
別れて間もない頃は、失恋の痛手から元カノの愚痴を言いたくなるでしょうが、本心ではまだ彼女への気持ちが強く残っているはずです。
彼のために言ったとしても、あなたが元カノを批判することで彼の気持ちがまた元カノに傾いてしまいます。
どちらの味方にもならず、中立の気持ちで話を聞いてあげてください。
中立の立場で話を聞いてくれる人のことは、きっと信頼できると思うはずです。
好意を悟られないようにする
ホントは彼に対してずっと片思いしていたことは、しばらく気付かれないようにしてください。
好かれていたと知れば、恋がスタートする前から彼の方が優位になります。
恋が始まらなかったとしても、好意を気付かれなければまたチャンスが巡ってくるかも知れません。
もしも恋愛感情を持っていることを知られてしまうと、失恋のタイミングを待つ望んでいたかのように思われてしまい、遠ざけられることも考えられます。
自分の気持ちを見せないように、しばらくはガマンの時期だと思ってください。
失恋から立ち直れない人もいる
失恋しても、また新しい恋を始められる人ばかりとは限りません。
とても繊細で傷つきやすい心の持ち主だったら、失恋のショックから一生立ち直れないことだってあります。
どんなフラれ方をしたのか、どれほど相手を好きだったのかなど、ひと言で「失恋」といっても同じ傷ではありません。
あなたが片思いしている人が失恋したと聞いた時に、「私にもチャンスが巡ってくるかも」と喜ぶ気持ちが芽生えるのは自然なことなので、自分を責める必要がありません。
ですが、もしも片思いの相手が失恋によってどうしようもないほどの心の傷を受けてしまったのなら、その恋が実る可能性はとても低くなります。
自分の気持ちが変わらないのなら、ひたすらチャンスを待つことも1つの選択肢ですが、人生の時間を有意義にするために、気持ちを切り替えることも考えてみてくださいね。
失恋の傷を癒す道具にならないこと
失恋の傷が癒せないうちから、新しい恋人を作るのは、失恋を忘れるために新しい恋をしているとも考えられます。
失恋して十分な時間が経過していないのに付き合うことになったのなら、傷が癒えた途端にフラれるかも知れません。
ほんとに好きになって付き合ったわけじゃなく、誰でも良かったのだとすれば、ただの絆創膏代わりに使われただけです。
そうならないためにも、弱っているうちにせめ込むのは、リスクがあるので気を付けましょう。
まとめ
恋は人目もはばからず、なにふりかまっていられないと突っ走れば、もしかしたら上手くいくかも知れません。
ですが、彼の気持ちが乱れている時につけ込んでしまうと、ずっとあなたの立場は弱いままになってしまいます。
彼の心が失恋のショックから立ち直るまで、つかず離れずの距離感で見守ってあげましょう。