面接を受けるのは、入学試験や入社試験ですよね。
モデルやタレントなどが受けるオーディションも、面接と共通する部分はあります。
面接もオーディションも、自分を評価されて、選ばれるためのプロセスなので、緊張するものです。
もしも面接を受ける夢を見たのなら、たとえ夢の中のことでも緊張感が脳に残っているのではないでしょうか。
ここでは、なぜ面接を受ける夢を見たのか、心理状態がどう影響したのか解説します。
面接の夢の意味
もしも今、あなたがリアルに進学や就職のために面接を受ける前だったり、面接を受けた直後だった場合は、現実の世界が強く深層心理に影響しています。
ですが、面接するような予定もないのに夢に見るのは、あなたの「人の評価」に対する意識の強さが影響していると考えます。
面接は、履歴書という書面での評価の上で、実際に顔を会わせて質問に回答します。
短い時間の中で、自分を評価される緊張感は、どんなに面接の経験が豊富でも慣れるのは難しいでしょう。
そんな緊張する面接を受ける夢を見るほど、あなたは人に評価されることにこだわっていると考えられます。
面接が上手くいった夢
面接を受けていて、面接官の質問にしっかりと答えている。
そんなあなたの様子を見て、面接官もうなずくような様子を見せていて、手ごたえを感じている。
そんな夢を見た時の今のあなたは、とても自信に満ちているのでしょう。
もっと自分をアピールしたい欲求が高まっていて、周囲から高く評価されたいと思っているのではないでしょうか。
自信を持つことは良いのですが、あまり自己アピールが押しつけがましいと、周囲からウザがられる恐れがあるので気をつけましょう。
面接でうまく答えられなかった夢
面接を受けていて、質問に対して上手く答えられない夢は、たとえ夢の中でも嫌なものですね。
もしも過去にそのような経験を実際にしたのなら、その時の恐怖が残っていて、何かのきっかけで夢を見てしまったのかも知れません。
過去にそういう経験がないのに急に面接で質問に答えられずに焦ってしまう夢を見るのは、あなたが何かに自信を失っている心理が影響しています。
自分自身のことを好きになれないほど自信を失っているのだから、周りの人はもっと自分のことを嫌いなのではないか・・。
そんな不安が大きくなっているのです。
周りの評価をあまり気にしないように気持ちを切り替えないと、どんどん内向的になってしまうので、少し開きなおるくらいの図太さが必要な時なのでしょう。
面接官が異性だった夢
面接官が異性だった場合は、あなたが異性からどう見られているのかという意識の高まりが影響しています。
特定の人ではなく、周りにいる異性を意識し過ぎているのかも知れません。
面接官に好印象を与えることと、周囲の異性からモテたいという意識がどこかで交差しているのでしょう。
面接官が同性だった夢
面接官が同性だった場合は、あなたが同性の友達に気を使い過ぎている心理が影響しています。
同性の友達へ依存する気持ちが強いのではないでしょうか。
友達から嫌われたくないという気持ちが強くて、日ごろから気を使って付き合っていて、それが面接という夢になった可能性があります。
面接官に気に入られる夢
面接を担当する面接官に気に入られる夢は、準備してきたことへの自信のあらわれと考えられます。
面接する立場では、しっかりと準備をしている応募者へは好印象を抱くでしょう。
仕事でも遊びでも勉強でも、準備を怠らないのは、自分の自信にもつながるのかも知れませんね。
面接で怒られる夢
面接で怒られる夢は、自分の内面、本心を見透かされることに不安を感じているからだと考えられます。
誰でも面接では自分を良く見せたいと思うものですが、心の中にあることと真逆の様子は見抜かれることもあるのかも知れません。
良い印象を与えるために、心にもないことを言ったり行ったりすると、自分自身が一番落ち着かないのではないでしょうか。
本心を見透かされることが怖くなるほど、極端な猫かぶりに注意した方が良いのではないでしょうか。
面接の結果が不合格だった夢
夢の中で面接を受けて、その結果が不合格だという通知が届き、とてもがっかりしているのは、とても悪い心理状態のように感じるでしょう。
ですが、それは人の評価を意識するのをやめようとしている気持ちの変化が起こっているサインだと考えます。
不合格になったことで、気持ちを切り替えて、人の評価ばかりを気にする生き方をやめるきっかけにできればいいですね。
面接の順番を待つ夢
面接の順番を待っている間は、とても緊張するものです。
夢の中でも、きっと緊張を感じていたのではないでしょうか。
面接の順番を待つ夢は、これから自分を待っている評価に対する気持ちの表れです。
順番を待っている夢は、やり残していることや覚悟を決める心を象徴しています。
何ごとも準備は大切ですが、ジタバタしても手遅れの段階では諦めや覚悟も大切ですよね。
心配しても始まらない!とどこかで気持ちが吹っ切れたタイミングだと考えられます
面接会場を間違える夢
面接を受けるはずの会場を間違えてしまう夢。
もしも夢だとわかっていても、冷や汗が出てしまいそうです。
面接会場を間違える夢は、これからチャレンジしようとしている何かに対して迷いがあるからだと考えられます。
自分では迷っていないと思っても、心のどこかに不安があるとか・・。
しかし、そのくらいの慎重さは必要な範囲だと思うので、あまり考え過ぎないようにしましょう。
まとめ
面接を受けるのは、就職活動をしている時期でもない限り、それほど日常の出来事ではありません。
そういう時期でもないのに、面接の夢を見るのは、あなたの心理状態が何か影響しているのでしょう。
参考にしてみてください。